• ベストアンサー

揮発性

アセトンは沸点52℃で常温で高い揮発性があると教科書に書いてあります。揮発性とは気体になることですよね?それなのに52℃が沸点とはどういうことですか?

  • 化学
  • 回答数4
  • ありがとう数15

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • DexMachina
  • ベストアンサー率73% (1287/1744)
回答No.3

沸点というのは、もちろん「その液体が沸騰する温度」なわけですが、この「沸騰」というのは、「その液体の蒸気圧が外圧(大気圧)以上になることにより、液体表面だけでなく、液体内部からも気化が起こっている状態」のことをいいます。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%CA%A8%C6%AD&kind=jn&kwassist=0&mode=1&jn.x=28&jn.y=8 逆に、液体の蒸気圧が大気圧未満の場合は、液体の表面からしか気化できません。 この気化が「蒸発」で、それが常温で起こる場合を特に「揮発」といいます。 http://dictionary.goo.ne.jp/search.php?MT=%B4%F8%C8%AF&kind=je&kwassist=0&mode=1&jn.x=31&jn.y=10 アセトンなどのように「揮発性が高い」といわれる液体は、大気圧未満とはいえ、それなりに高い蒸気圧を持っているため、沸点より低くても、液体表面からどんどん蒸発(揮発)していきます。 一方、温度が上がって沸点に達すると、今度は液内部からも気泡として気化する、つまり沸騰するというわけです。

その他の回答 (3)

  • sgomu
  • ベストアンサー率46% (26/56)
回答No.4

一般的に液体には飽和蒸気圧というものがあり、その圧力に達するまで液体は蒸発して気体になります。 水たまりが乾くのは、水が蒸発しているからです。 湿度何%というのは、飽和水蒸気圧に対してどのくらいの割合の水蒸気が空気中に存在するかを示しています。 アセトンの場合は、常温だと200mmHg程度の高い飽和蒸気圧を持っています。 水の場合は20mmHg程度です。 飽和蒸気圧が気圧(通常は760mmHg)と等しくなる温度が沸点です。 アセトンの場合は52℃、水の場合は100℃で飽和蒸気圧が760mmHgになります。

noname#62864
noname#62864
回答No.2

沸点以下の温度でも液体が蒸発(気化)することは、No.1のご回答の例からわかると思います。 さらに付け加えるならば、沸点が低いほど蒸発しやすいと言えるます。また、気化するのに必要なエネルギーは物質によって異なっており、それが小さいものほど少ないエネルギーで気化する、すなわち気化しやすいということが言えます。 ちなみに、同じ重さの水と比較した場合に、アセトンを気化させるのに必要なエネルギーは4分の1以下ですので、かなり気化しやすいと言えるでしょう。 「高い揮発性がある」という記述は、こういった事実に基づいているわけです。

  • nayu-nayu
  • ベストアンサー率25% (967/3805)
回答No.1

分かりやすいように、逆に質問者さんにお聞きしますね。 水は100度で沸騰します。 でも干してある洗濯物は100度にならなくても乾きます。 どういう事でしょうか? 考えてみて下さい。

関連するQ&A

  • 塩酸の揮発性について

     硫酸が不揮発性なのに対して、塩酸は揮発性とのことですが、例えば、市販の濃塩酸(36 %程度)は、びんのふたを開けるたびに、塩化水素が揮発して、薄くなるということでしょうか。そして、ずっとふたを開けていると、どんどん濃度が低くなっていく(平衡に達するまで)ということでしょうか。「36 %」という濃度も、それは開封するまでの濃度で、厳密には、開封してしまうと、濃度が低くなってしまうのでしょうか。濃塩酸のびんの口から煙が立つたびに、そういう疑問に駆られます。どなたか正確な情報をご存じの方、ご教示願います。  それと関連する質問ですが、「揮発性」と「不揮発性」の境って、何なのでしょうか。定性的なものでしょうか。ちなみに、純硫酸の沸点は332 ℃、純硝酸の沸点は83 ℃で、塩化水素は常温常圧で気体です。液体も、沸点に達しなくても、表面からは気化しますよね(沸点以上の温度で内部から気化する現象が「沸騰」、沸点以下の温度で液体の表面から気化する現象が「蒸発」)。純硫酸も、表面から少しずつは気化しないのでしょうか。揮発性と不揮発性の境目とか、「純硫酸は絶対に気化しないのか」など、疑問に思っています。よろしくお願いします。

  • 沸点と揮発の関係

    質問させていただきます。 灯油について調べていたところ、沸点は170°∼250°の範囲だとわかりました。 しかし灯油をこぼしても放っておくと揮発すると聞くので、常温で揮発していると思います。 沸点と揮発する際の温度は関係ないのでしょうか? 文章がぐちゃぐちゃで分かりずらいかもしれませんが回答お願いします。

  • 揮発性が高い、低い?

    物質の揮発性について、数値で比較したい場合、何の値を調べればよいですか? 常温での飽和蒸気圧の比較でよいのでしょうか? 単純に沸点の比較では、説明できない例があれば、教えてください。

  • 揮発性について

    「揮発性」という性質について質問があります。 濃硫酸に食塩を加えて熱すると、塩化水素が発生する。 という実験があります。この反応について説明するときに、よく揮発性、不揮発性、という言葉が用いられます。 そこで「揮発」という言葉の意味を辞書で調べてみたところ、「液体が常温で気体になること」という風に出ました。 つまり、この反応を「揮発性」で説明しようとすると、濃硫酸に食塩を加えたこの溶液中には塩化水素の液体が解けている必要があることになります。それでいいんでしょうか?そもそも、溶液中のイオンから塩化水素の成分を考えるにあたって、この塩化水素の成分の状態はなんであると判断すればいいのでしょうか? しかも、この反応はこの溶液を熱して初めて進行するので、これも「常温」という揮発性の語義から外れます。 いったい「揮発性」とは何なのでしょうか? 今のところの私の見解では、 純度100%の物質の液体についてのみ揮発性か不揮発性かが判定されうるはずで、たとえば36%HClについても、気体の塩化水素が水に溶けているだけであって、液体状の塩化水素なわけではないので、揮発性の酸とは言えないんじゃないでしょうか? どなたかお教え願います。

  • 揮発と蒸気圧

    化学工学の授業を聞いてて思ったんですが、アセトンとかの揮発しやすい気体はAntoineの式で蒸気圧を求めると他の有機溶媒より高いっぽいですよね? ってことは、やっぱり蒸気圧が高い=揮発しやすい ってことですよね? たぶんそうだとは思うんですが、まだ習いたてなもので。。 よろしくお願いします。

  • 揮発性

    酢酸エチル,エチルアルコール等は沸点77度くらいですが揮発性ですよね?すなわち室温でも蒸発するってことですよね?沸点には達してないのに蒸発するのはなぜですか?教えてください

  • アセトンは、標準ガス内でなぜ気体なのか?

    私は現在、大学の学部生で研究室でボンベに入った標準ガスを取り扱っています。 そこで、アセトンと窒素の混合気体の標準ガスを取り扱っていて、そこから注射器を用いてガスを採取し実験を行っています。 やっていて疑問に思ったのですが、アセトンの沸点は56℃です。それならば、アセトンは常温では気体のはずです。しかし、注射器で取り出す時には気体として採取できます。 理由を色々と調べたのですが、分からなくて困っています。 よろしくお願いします。

  • 毒物劇物取扱者の本にて、シアン化水素=青酸であり、その性質は揮発性が高

    毒物劇物取扱者の本にて、シアン化水素=青酸であり、その性質は揮発性が高く、沸点26℃、可燃性で、空気と混合すれば爆発性のガスとなる、致死率の高い毒物とありました。 これだけを見て化学を知らない私の中には2つのイメージが湧きました。 その1. 常温の室内に置いておくとぼこぼこと沸騰して空気と混じり始め、有毒かつ爆発しやすい気体が充満、ちょっとしたことで爆発して有毒なガスを広範に撒き散らしてしまう。 その2. 常温下ではすぐに水分が蒸発し、最後には乾いた結晶成分が残り、それらが徐々に空気と反応し、やはり爆発性の気体が広まり、ちょっとしたことで爆発して有毒なガスを広範に撒き散らしてしまう。 実際に常温の室内に置いておいたらどんな変化を遂げどのような展開になるのでしょうか。

  • 溶媒の揮発性

    溶媒の揮発性は沸点の大小だけで考えられますか? それともほかのファクターが関係しているでしょうか。

  • 水の揮発性向上について

    部品の組立て等で手拭きを行う際、揮発性の高い洗浄液が 使われていると思います。 私の知る限りでは、アセトンやエタノールなどの成分が 含まれているかと思いますが、 水ベース(水溶性)で揮発性をアセトン同等にする方法は ないものでしょうか? もしそのような方法がありましたらご教授頂ければ幸いです。 宜しくお願い致します。