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基本書(特に憲、民、刑)の選択

憲法・民法・刑法の基本書を探しています。 次の条件に合うようなものです。 1.通説・判例ベース(自説の場合、通説と区別できる記述ならよい) 2.全範囲に網羅的(択一用、辞書代わりにできればなおよい) 3.理由付けがしっかり書いてある(さまざまな学説が網羅してあるだけではダメ) 4.簡潔でないもの(基本的に独習です) 行政書士を持っています(約20年前)なので全くの初心者ではありません。 当時の本が残っていて、佐藤功(憲法)、ダットサン(民法)、藤木の1総各で1冊のもの(刑法)がありますのでまずそれを読み直そうと思っています。 自分なりに調べた結果 憲法は戸波、民法は双書、刑法はなかなかいいのが・・・ を挙げてみました。 この選択はどんなもんでしょうか? 他にお勧めものがありましたら皆さん、ご教授願います。 よろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.2

勉強の目的や勉強の目標到達地点にもよるので一概には言えませんが、わりと定評のある基本書を挙げときます。 憲法:芦部、統治機構については有斐閣憲法(野中先生など4人の先生が書いている本) 民法:Sシリーズ(有斐閣)、内田貴先生の民法、近江幸治先生の民法講義(成文堂) 個人的には近江先生の本がお勧めです。 刑法:行為無価値ならば大谷先生、井田先生、川端先生あたりかなあ 結果無価値なら前田先生、山口先生、 各論は西田先生。 上記のに加えて成文堂から出ている『論点講義シリーズ』は結構お勧めです。予備校の本に似ていますが、論点を分かりやすく解説しています。 それと、挙げてある本についてコメントさせていただきます。 民法の有斐閣双書について: 知識は結構細かいことまで書いています。しかし、(司法試験の)択一を解くには知識が細かすぎ、かつ読んでも論文を全く書けない、というのが一般的な評価です。自分も双書を読んだことはありますが、あれを読んで答案を作成できる人はもともと実力がある人だけだと思いますよ。 ダットサンについて: どこまでアップデートしているか分かりません(読んだことがないので)。果たして最近の重要判例を網羅しているかどうか。もしかしたら、姉妹本の判例集を使えばカヴァーできるようになっているのかもしれません。 刑法について: おそらく藤木先生のころよりも理論が進んでいるので、最近の先生の本を読んだほうが良いです。もっとも藤木先生の本は見たことがないので、なんとも言えませんが、、、、、。 やっぱり上記の先生方の本の方が無難だと思います。

kg211
質問者

お礼

本についてのコメントありがとうございます。 佐藤、ダットサン、藤木はせっかく持っているのでもったいないし(最近この単語はやってますね)とりあえず読んどこうかな、という程度です。 民法については本当は以前、松坂の「民法提要」というのがありました。 そのようなものを探しているのですが(もちろんそれ自体は古すぎますが)。 双書については<読んでも論文を全く書けない>とは、条件3をクリアしてない、ということでしょうか。 ともあれ、ありがとうございました。

  • tsururi05
  • ベストアンサー率31% (300/958)
回答No.1

基本書の位置づけ、目的がいまいち明確ではありません。  趣味として勉強されるための基本書でしょうか。 それでしたらおてもちのものでもよいと思いますが。。 ただ藤木よりも平野かも。  資格試験のためであれば、やはり憲法は新しい判例、 民法、刑法は口語体の改正にも対応したものをお勧め します。  そのうえで、でしたら、憲法はやはり芦部、民法は、 双書もしくは内田。刑法は大谷・前田あたりでしょう か(刑法はいつも悩みますが、大塚も案外いいかも)。  あと資格試験対策であれば、予備本もとりあえずは お勧めしておきます。

kg211
質問者

お礼

最終的には司法試験ですが、とりあえずは法検2級あたりを。 ブックオフで4級の本を立ち読みしたら何もしてない現段階でほとんどできました。 ここ10年以上かかわっていない割には、よく覚えていたもんだ。 基本書の件ですが、芦部は条件4、内田は条件1で引っかかりました。 ありがとうございました。

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