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DNAの存在状態
DNAは核内に存在し、ヌクレオソームに折り畳まれてクロマチン繊維を形成したものがさらに凝集した染色体となっている、ということは理解できますが、DNAは転写されるときも複製されるときも全てこのような形態をとっているのでしょうか。また、DNAは二重らせん構造といいますが、こんな凝集した形態で二重らせん構造をとっているのですか。
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> 細胞周期とは関係のない... という捉え方は適当ではありません。常に関係あります。 染色体として凝集していない時期(間期)には、ほとんど常時、遺伝子が発現しているようです。S期の細胞でも転写は起こっています。G1期やG2期にもどんどん蛋白質が作られています。
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- japonicus
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回答No.1
染色体が出てくるのは、細胞分裂のときだけです。 通常時、DNAは核の中にフワフワと溶けたような状態になっています。 細胞分裂のようにダイナミックなアクションが起こる場合は、非常に長い分子であるDNAがダメージを負う可能性が高いので、キチンと何重にも折りたたまれて凝集し、染色体となります。 染色体をほぐせば、1本1本のDNAはちゃんと2重螺旋構造になっています。
質問者
補足
回答ありがとうございます。もう一つ質問してもよろしいでしょうか。複製は細胞周期のS期に複製されるとききましたが、転写もこのときに起こるのですか。それとも、細胞周期とは関係のないふわふわと溶けたような状態のときに起こるのでしょうか。
お礼
ありがとうございます。やっと疑問が解決してすっきりしました。