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核内のDNAについて
遺伝子について興味があり、随分本も読んでみましたが、2点において少し判らないことがあります。 どの本を読んでもDNAは直鎖の1本、伸張すれば2メートル云々として説明されています。疑問の1点は、2重らせんの2メートルの毛糸がぐるぐる巻きの状態で核内に格納されている状態と理解して良いのでしょうか?疑問の2点目は細胞の分裂期には染色体の形で2n=46(ヒト)本に分かれるようですが、これだと一本のと言う表現に矛盾があるように思われますし、一本ならわざわざ46本の染色体の形は取らなくても良さそうに思えるんですが? 詳細を教えてください。
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- yakyutuku
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ミトコンドリアは、細胞分裂に先立って分裂し、それぞれの細胞側に分配(?)されます。ゴルジ体(核膜や小胞体も)は分裂前にいちど分解され消滅します。(っていうか核膜あったら細胞分裂できないし、これらの膜は物質的にはほとんど全部同じ) なにげなく聞いてるのかもしれないですが、結構難しい質問ですよ。本気で興味あるなら、大学生なら教官に相談して1冊本を紹介してもらいましょう。
- ga111
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常に46本に分かれています。ヒトの頭の中でつなぎ合わせると合計して約2メートルってことです。 >細胞核は直径10ミクロンほどですが、つなぎ合わせると1.8メートルにもなるDNAがその中に収まっています。DNAはヒストンというタンパク質のコアに2重に巻きつけられて「ヌクレオソーム」という単位構造になり、さらに複数のヌクレオソームが折りたたまれて、縄状の染色体になります。人間には22の常染色体とX(女性)かY(男性)かの合計23の染色体があります。この23の染色体が対になり、合計46の染色体が細胞核に収まっています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 つなぎ合わせて と言うことなんですね、おまけの質問ですが、細胞が分裂中にミトコンドリアや、ゴルヂ装置と言ったオルガネラはどう振る舞うのでしょうか?
お礼
おまけで聞いた質問のつもりでしたが、なるほど核膜とオルガネラの膜構造が同一なら、少なくとも同時に消滅しなければ不自然ですね。 この分野は入り口は狭そうですが、中はまるで網の目ですね。一つの疑問に一つの答えと言った簡単なものではないことに改めてこれから先が思いやられます。ありがとうございました。