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税理士・会計事務所の新人教育について
税理士事務所はたいてい研修などないところがほとんどのようですが、皆さんはどうやって仕事を覚えていっているのでしょうか。 私も今春から新卒で税理士事務所へ就職し(経験なし、資格なし、若さとやる気で採用されました。)、今まで社会保険労務士の仕事を一通りやって(助成金・労働保険・社会保険の手続き)今顧問先を4件ほど持たされて、不安とこれで良いのかな?!という気持ちと格闘しながら毎日なんとかやっている状態です。 社労士の仕事はわからない場合、最悪職安やインターネットで調べれば、ある程度解決されることが多かったのですが、財務面では、税務署に聞くわけにもいかないので、困ることが多いです。 皆さんはどの様に仕事を覚えていったのでしょうか。もしコツがあれば教えて下さい。 また毎月のお客様のところへ訪問した時に何をしていますか? 私が先輩を見ている限り、雑談を交えながら経営状態や現状を探っているように思います。 そこから各顧客へベストなアドバイスというか、サービスを提供するには、簿記の知識だけでは足りないように思います。 質問事項がまとまっておらず、不明瞭かとも思いますが、良い知恵がありましたら、ぜひご教授下さい。
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小さな事務所ではあらたまって研修をして仕事を教えていくということは少ないかもしれません。 先輩の性格や考え方にもよりますが、やはり先輩もあなたと同じ時期を過ごしているわけですから、どういうことがわからないかはわかっていると思います。 しかし、あらたまって時間をかけて説明するというのは、準備も含めて非常に時間がかかりますし、身をもって体験していないことを教えてもらっても範囲がひろすぎますので、ながながと説明をされてもほとんど身につかないでしょう。 ですので私はひととおり簡単に説明してからは後輩に相談や質問をされるのをまつようにしています。 逆に質問をしてこない後輩は大丈夫かな?と思いますし、こちらから質問を引き出さなきゃいけないかと考えます。 やはりこの仕事は身体で覚える部分が大きいと思います。体験してから先輩に相談すれば対応の仕方をきっと教えてくれるでしょう。おそらく先輩や先生はあなたの顧問先に対する対応に目を光らせて気にしてくれていると思います。(担当がまずは4件だけというのは従業員をゆっくり育ててくれる事務所だというように感じます)報告や相談は忘れないようにして下さい。 顧問先に訪問したときの対応ですが、今のところはまず顧問先の社長や奥さん、いれば経理担当者と親しくなることに力を注いで下さい。無理に経営指導をしようなどとは考えないほうがよいです。 まずは聞き上手になって、顧問先の仕事の内容を把握することです。顧問先としても担当が替わることは不安ですし、自分の会社の内容をよく知らない担当者に相談することもしにくいものです。 さらに初期においてはとくに雑談などで顧問先と打ち解けることは非常に重要になってきます。 人間誰しもミスや勘違いはするものですので、例えば、消費税の納税額が予想より大幅に多かったり、予想外の利益が出た場合、顧問先との人間関係次第でおおごとになることもあります。 先生としては、100%完璧に予想をたてていくことは不可能ということはわかっていますので、担当者に期待するのは、顧問先との人間関係、信頼関係ということになります。 顧問先がそんな話は聞いていない、税金は払わん。と言うか、利益がでたのならしょうがないと言ってくれるかは日頃のお付き合いの仕方で結構変わってくるものです。 さらに実務上では簿記や申告の知識はあくまで基本ですので、書籍や税務署で解決できることは限られてきます。税務上や会計上正しいことであっても、その事務所で正しいこととは限りません。余裕がでてくれば事務所の方針もつかんでいってください。 長くなりましたが最後に、会計事務所は助成金や社労士関係の仕事は結構苦手にしているところが多いように思いますので、そのあたりも期待されているかと思います。 社労士の仕事を知っていることは非常に強みになるかと思いますのでその強みを生かしてがんばっていって下さい。
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- fourinte97r
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こんにちは。私も、会計事務所に務めてそろそろ1年くらいになります。huntさんより素人ですよ(笑)経験資格0ではじめました。 今は大小含め16社位持っています。研修はほとんど無かったですね。税理士会職員研修のようなものが、年に1回かそこらありますが、実際無知な私では、高度過ぎて、役に立ちませんでした・・・。 まず記帳業務をして、決算を組んで、申告をしてようやくなんとなく流れが見えてくる、そんな感じです。 huntさんは社労士の経験があるようなので、その切り口から膨らませていっても良いでしょうね。社会保険も節税に十分に貢献できますし、会計事務所と仕事がかぶってくるところも多い気がします。 顧客へのベストな対応・・・私も探しているところです(笑)今度良い案がありましたら、教えてください・・・。 少しずつ情報交換などもできれば・・・個人情報保護法の範囲内で(笑)宜しくお願いします。
お礼
こんにちは!回答ありがとうございます! やはり、一通り決算を組んで申告するところまでやって流れがつかめていくのでしょうね・・・。 来月には先輩に「決算を手伝わせて下さい!!!」って言ったので、来月は少し決算の勉強をして、年末には1社自分で決算、2月3月は個人の方の申告になるので、そこである程度一通りの業務が勉強できるかな、と思っています。 私はついついお客様としゃべりすぎてしまうので、適度だったら良いのですが、気が付くと平気で3時間経過していて、駄目だなぁと思います。 もう少し上手な会話の仕方を勉強したいなあ、と思います。 一通りの仕事が自分でできるようになるまで、最低3年といわれたことがあります。 今は、3年でできるようになるか不安ですが、幸い頭の切れる上司と先輩方に恵まれ、色々と吸収させてもらおうと思います。 回答ありがとうございました!また色々質問もあるかもしれないので、その際にはまたよろしくお願いします。
こんにちは。会計事務所勤務ではありません。ごめんなさい。 >社労士の仕事はわからない場合、最悪職安やインターネットで調べれば、 >ある程度解決されることが多かったのですが、 >財務面では、税務署に聞くわけにもいかないので、困ることが多いです。 お勤めの事務所は何名くらいの事務所ですか? 先生(税理士)のほかに,有資格者や先輩はいらっしゃらないのでしょうか。 教えてもらえませんか?? 「研修」制度自体がないにしろ,仕事はある程度先輩が教えるものではないでしょうか。 それからお客様のところへ訪問したときに何をするか。 たしかに先輩を見たら(あ,先輩がいらっしゃるんですね,その方に質問すればよいのでは?) アドバイスなんかされているかもしれませんが あなたはまだ新人ですから,正直そういう人にアドバイスされるようなことは 経営者だって知ってることですし (簿記を知らない社長だって,キャッシュフロー以外のイメージもあります) 役に立ちたいという気持ちは分かりますが,まだそういう段階ではないと思います。 逆にお客様のところでいろいろなことを学ばせていただくという気持ちも大事だと思います。 (でも,もちろん何かしらしてあげたいという気持ちは大事ですよ) おっしゃるとおり,経営者に適切なアドバイスやサービス提供をするには 簿記だけの知識では足りないと思います。 やる気があるのであれば,財務や税務の勉強をしてみれば良いのではないでしょうか。 あとは分からないことは先輩に聞けばいいと思います。 教えてくれないんですか?・・・そんなことってあるんでしょうか(^◇^;) あなたは若さとやる気で採用されたと自分でおっしゃっているほどですから その買ってもらったやる気を活かしていきましょう。 全然知識がないから,仕事以外で本を読むとか資格の学習をするとか 何かしら考えているということを先輩などに言って,アドバイスを求めれば良いと思いますが。いかがでしょうか。 仕事を覚えていくのは勉強による方法ももちろんありますが それ以上に経験というものがある気がします。 来年の今頃,この質問を見たら「そんなこともあったなぁ」と思えるかもしれません。 あまり気負わずがんばってくださいね(^^♪
お礼
お早い回答ありがとうございます。 確かにおっしゃる通りで、私もお客様から教えられることがたくさんあり、まだまだアドバイスなどとんでもない、といった状況です。 私の事務所は税理士事務所の中では中堅規模になると思います。中小企業診断士、社会保険労務士、税理士が勤務しています。 先輩に聞ける状況であれば良いのですが、何分皆さん顧問先を抱え、忙しくしている中、新人にゆっくり教えている時間はないようです。 正直教えて欲しいのですが、聞いても教えてもらえない状況が多いです。 というのも、一人少し変わった先輩がおり、その人がいると、誰にでも何でも頭ごなしに怒るので他の所員の先輩方も私に指導ができずにいるようです。 その方が不在の時に、たまった質問をこっそり聞いたりしています。 やはり、どうしてもわからないことは先輩に教えてもらうしかないですよね。 回答ありがとうございました。
お礼
回答ありがとうございます。 正直、感動しました!質問を待ってくれている先輩もいるのですね。 年齢が近い先輩は、時間があれば懇切丁寧に教えて下さっています。しかし、一人とても厳しい方がいて・・・NO.1の方のお礼にも書かせていただいたのですが、その方が私の隣席で、その方がいない間にこっそり他の所員に聞いたりしている状況です。ですので、なかなか他の方に質問したり、教えていただく時間が作れず困っている状況でした。 kaichooさんのおっしゃるとおり、気にかけてくれている所員の先輩方が、厳しい方を除いてほとんどです。 日々感謝の連続です。 そして、コミュニケーション能力も必要だなあ、とつくづく思います。(つい先日の「プレジデント」という雑誌に「言い回し30」という特集があって、「会話を途切れさせない」や「会話をうまくつなげる」といった場面ごとに会話のスペシャリストが回答しているというものなのですが、とても面白かったので、もしよろしかったら読んでみて下さい。) 社労士の仕事ですが、これは所長の意図があって入所してしばらくは、時期的なこともあり、こちらに専念して勉強していました。 kaichooさんのおっしゃるように、会計事務所は助成金や社労士関係の仕事は結構苦手にしているところが多いようで、所長が「この子は社労士の仕事を初めにさせて。そっちの切り口から税理士を目指したら、いまからは面白いと思うから。」っておっしゃってくださっていました。 もっと色々とコメントを残したいのですが、長文になってしまいまして、すみません。 皆さんのコメントで元気がでました!ありがとうございます!