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確率についての疑問・・・
先日このような問題に出会いました。 「赤球2つ 白球2つ 黄球2つ 青球3つ が入った袋があり、そこから無作為に3つを取り出す。このとき3色が違う確率は?」 この問題を見たとき、例えば「赤球三個から1つを取り出すとき取り出すやり方」は1通り(多分)なので4つの色から3つを選ぶ事象は4C3=4通り、全事象は 9C3=84通り で4/84=1/21 通りと考えたのですが、間違っていました。 正解は分子のほうの事象を 「赤白黄・白黄青・黄青赤・青赤白からそれぞれ1個ずつ選ぶので (2*2*2)+(2*2*3)+(2*3*2)+(3*2*2)」 となっていました(全事象のほうはたぶん同じだったと思います・・)。 これは最初の「赤球三個殻1つ取り出す」の例から考えると矛盾しているのではないでしょうか。 わかりやすく説明していただければ光栄です。
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#1です。詳細を説明します。 今回のケースですが、まず『「赤球三個から1つを取り出すとき取り出すやり方」は1通り』という部分に大きな誤解があります。 問題中では赤球三個は「あえて区別しない」ことにしていますが、実際に確率を計算するためには「これらは区別しようと思えば区別できる」という考えのもとで考えなくてはなりません。 つまり『「赤球三個から1つを取り出すとき取り出すやり方」は3通り』となります。 以上をふまえて問題を振り返ると、赤白黄ととるやり方は、赤をとるやり方が2通り、白をとるやり方が2通り、黄をとるやり方が2通りで、合計8通りあることがわかります。残りの色でもやり方は一緒です。 余談ですが、「赤球1つ 白球1つ 黄球1つ 青球1000個の中から3つを取り出す」といわれると、4色から3色という考えは相当無理がありそうなことがわかるかと思います。
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- sunasearch
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問題が「三色の取り出し方は何通りか?」 という「場合の数」を聞く問題であれば、おっしゃるとおり、4C3=4通りになります。 しかし、「確率」を場合の数から求める場合には、 各場合が、「同様に確からしい」という仮定が必要です。 ご質問の場合は、赤白黄・白黄青・黄青赤・青赤白 の4つの場合が起こる確率が同じ(4色の玉の数が同じ)であれば良いのですが、 青玉の数が多いので、青玉を含むほうが確率が高くなりますので、上の仮定を満たさず、単純な割り算で確率を求めることができません。 解答の方法は、No.3さんが説明されている通りです。 他の方法として、 赤白黄の順番に1個ずつ引く確率が、2/9 * 2/8 * 2/7 白黄青だと、2/9 * 2/8 * 3/7 黄青赤だと、2/9 * 3/8 * 2/7 青赤白だと、3/9 * 2/8 * 2/7 また、3色を並べる方法の数が3!通りあるので、 (赤白黄の組合せのときは、 赤白黄、赤黄白、黄赤白、黄白赤、白赤黄、白黄赤) なので、 {(2*2*2)+(2*2*3)+(2*3*2)+(3*2*2)} * 3!/(9*8*7) となり、解答例の式に一致します。
お礼
詳しい回答ありがとうございます! 「同様に確からしい」ですか・・・忘れてましたね。。 確かに、それぞれの確率を考えて並べ方を考える という方法で考えてもできますね。
- hotarana
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赤玉はR1、R2、白玉はW1,W2、黄玉はY1、Y2、青玉はB1、B2,B3とすべて区別がつくようにしてる、 と考えるところから始まります。 これらの中から無作為に三個取り出す方法(分母になる):9C3通り。 玉に区別をつくようにしておいてるので、 「3色が違う」取り出し方は、 1)赤白黄の場合:2*2*2通り 2)白黄青の場合:2*2*3通り 3)黄青赤の場合:2*3*2通り 4)青赤白の場合:3*2*2通り したがって、質問者さんがご覧になった解答のように、 分子は、2*2*2+2*2*3+2*3*2+3*2*2となっているのです。
お礼
早速の回答ありがとうございます! 確かに言われてみればそうなのですが、「玉を区別がつくように」することで「玉を区別せず」に考えるときと確率で差が出ないのでしょうか? また「区別せず」考えたときはどのようになるのでしょうか? 初歩的な質問で済みません。
- Landolt
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後ほど詳しく説明しますが、簡単に言うと、 「赤白黄ととる確率と青赤白ととる確率が違う」ことに原因があります。 とりあえず今回はこれだけ先に述べておきます。
お礼
お礼が遅くなって済みません。早速のご回答ありがとうございます。
お礼
詳細の説明ありがとうございます! なるほど「これらは区別しようと思えば区別できる」という考えのもとでやらなければいけなかったのですね。 余談の例もよくわかりました!