「同じ」という言葉について

質問

「教えて！goo」の利用は初めてですが宜しくお願いします。

「同じ」という言葉についてですが、厳密には形容詞ではないにしても、
これがかかる名詞を形容する言葉である言葉には間違いないと思うのですが、
私はどうもこの言葉に関していささか違和感を感じます。
例えば、
「二人は同じクラスの生徒である」
という文ですが、
この文における「クラス」は複数として捉えてよろしいんでしょうか？
実際は一つのもの、つまり同一のものであっても、
概念においては2つで比較した結果、イコールであった、と。
つまり、この文においては
それぞれが「クラス」というものに所属していたが、
それぞれの「クラス」を比較した結果、一つのものであった。
と考えてよろしいのでしょうか？

日常的につかわれている言葉でも、概念的に捉えると意外と複雑な言葉だと思うのですが、どうかご教授お願いします。

回答No.3

shagaraku · ベストアンサー

こんばんは
「同じ」という言葉から受ける違和感や、単数・複数のついての感触は、以下のようなところに根ざす点があるのではないでしょうか。

・同一を意味する場合
例文：「同じ人」人だから同一人物に間違いない。

・複数の物体や事象を見比べて同じと判断する場合
例文：　隣の人も「同じ」カメラを持っていた。
この場合はカメラは複数です。

・比較に力点がある場合
例文：　Ａ説とＢ説はＣという点を除くとほぼ「同じ」説にすぎない。
まったく同じではないが、比較して同様と考えるケースです。説は複数です。

お礼

なるほど、様々な意味があるから少し違和感を覚えるわけですね…？
細かく例を取り上げていただいてありがとうございます。

回答No.5

noname#14748

昔、数学の先生に「『同じ』と『等しい』とは違う」（すなわち、「同じことは一つ事」という言葉があるとおり、単一のものを「同じ」と言い、「等しい」という場合は複数存在する）と教えられたことがあります。その時は何のことか理解出来ない程度の能力しか無かったのですが、今になって論理的にはそのとおりだと思えるようになりました。
　しかし、一般的な社会ではそんな論理が通じないケースもあるのではないでしょうか。
　なお、話は別ですが、「同じ」は「同じい」という形容詞を使用する人もいますが、それは例外的な用法で、一般には「連体詞」あるいは「形容動詞（語幹）」という両説があるようです。

お礼

論理的に考えすぎなのでしょうか？
とにかく、ちょっと数学的にも考えてみます。
ありがとうございました。

回答No.4

nioka

何かを比較した結果、「同じ」という言葉を使うとすれば、「二人は同じクラスの生徒だ」の場合、比較対象となっているのは「二人」では？二人の異なった人がいたが、見極めると、同一のクラスに所属していた、と。違うかな。

お礼

うーん…。
「同じ」がかかっているのはクラスだから、比較対象はクラスでいいと思うんですがね…。
とにかくありがとうございました。

回答No.2

hiruneneko

＞この文における「クラス」は複数として捉えてよろしいんでしょうか？

違います。

＞概念においては2つで比較した結果、イコールであった、と。
そのようなことが考える過程の中であったとしても、「二人は同じクラスの生徒である」というのはその結論のみです。
したがって、ここでの「クラス」とは同一である単一のものとして捉える必要があります。

回答No.1

noname#15285

わざわざ複雑に考える必要性が分からないのですが。

>この文における「クラス」は複数として捉えてよろしいんでしょうか？
違うと思います。あくまでも「同じクラス」という一つのグループの中にいる二人の話だと思います。（前提が「同じクラス」ということです。）