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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:真空管・エジソン効果について)
真空管・エジソン効果について
このQ&Aのポイント
- 真空管の基本的なエジソン効果について質問があります。
- エジソン効果を調べる実験で、Ip-側に電流が流れる理由がわかりません。
- 電子の性質によって、-側にも値が出るのですか?
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質問者が選んだベストアンサー
こんにちは。 プレートをフィラメント電源の陽極につないだ時のプレート回路の電流を「Ip+」、陰極につないだ時のプレート回路の電流が「IP-」という意味でしょうか。 エジソン効果の正体は熱電子放出です。 これは、高温になった電極から熱のエネルギーで電子が放出される現象です。 「Ip-」の接続では、プレートは0ボルトですので、フィラメント単独ですが、熱電子放出現象その物は発生します。 そうすると、放出された熱電子の一部の十分な運動エネルギーを得た物が、プレートに命中し、電源のマイナス極側へ流れる部分が生じます。 これが「Ip-」の正体です。 通常のガラスの中にフィラメントだけのいわゆる電球では、この熱電子はガラス管にたどり着くと、絶縁体なので、静電気としてそこに溜り、マイナスの電気をおびてくるので、熱電子は跳ね返されるようになり、持続的な電流にはなりませんが、金属電極があって、それがゼロボルト地点(アース、この場合は電池の陰極)に接続されていると、そちらに流れ込んでしまうので、電極表面に静電気として溜る事はなく、持続的な電流が発生します。 二極真空管では「逆洩れ電流」という規格で表されています。
お礼
解答ありがとうございます。 御礼が遅くなり申し訳ありません・・・ 負電極でも熱電子放出が起きていることを理解すれば、すぐわかる質問だったのですね・・・ ありがとうございました。