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世界対戦での米軍は黒人いた?。
戦争の資料映像などを見ていると、米兵の中にあまり黒人兵を確認しませんが、徴兵されなかったんでしょうか?。 差別的事実からすると前線に送りこまれてたのでは?と思ってしまうんですが・;・・。
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差別的事実から前線には送られて”いなかった”のです。 第一次、第二次世界大戦において 米軍では黒人はトイレ設営などの雑用をする施設隊や 修理班、調理師など、非戦闘部隊に配属されていました。 周知にのように、アメリカで公民権運動が始まるのは 1950年代後半から60年代にかけてですが それまでは公然と黒人差別が行われていました。 南北戦争においては黒人兵が大量投入されましたが 戦争で戦うことは名誉であって有権者の義務なので 黒人兵はごく一部を除き排除されました。 戦闘に参加できないということは、 勲章を受ける機会もなく、昇進することもないということです。 しかし50年代以降、特にベトナム戦争では 国民の厭戦ムードのなか貧困層である黒人が大量に 前線に投入され、麻薬付けになって帰ってきます。 この時期の黒人の麻薬問題はCIAの陰謀という説も ありますが、それはさておき、 公民権運動の高まりが黒人を戦場にむかわせ 貧困からその後、徴兵が行われなくなったいまも 人口比率よりも高い割合で黒人兵が従軍するようになりました。 現在は同様の理由からヒスパニックも多くなっているのですが。 その後、積極的差別撤廃措置という法律のおかげで パウェル元将軍のような黒人の軍制服トップや 東洋系の将軍なども珍しくなくなっています。
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- ss79
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アメリカでの黒人差別の結果、第一次大戦の頃までは黒人は兵士としては役に立ちにくいレベルでしたので(文字が読めない、数字が数えられない、武器の扱いを教えられない)戦闘任務より後方使役に使われました。 南北戦争では奴隷解放を理由に多くの黒人志願兵を募集し、白人将校の指揮の下部隊を編成、激戦地に投入しましたがこれは次第に顕著になってきた兵力不足の補充の為でした。 当時はまだ白兵戦が通用する時代でしたから。 第二次大戦以降は様変わりで、高度の知識を必要とする後方勤務に従事する白人が増加し、相対的に最前線にはそれ以外の有色人種の比率が増加しました。 徴兵にあたっても有色民族を優先することも行われたといいます。 さらに機密保持上の配慮から高度技術に従事する航空パイロットなどの業種は白人優先です。
- shigotohima
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昔ブームになったテレビドラマ「ルーツ」に第一次大戦での黒人兵の状況が描かれていましたね。
- 6dou_rinne
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すくなくとも第二次世界大戦には黒人兵はいました。 第一次についてはよく知りませんが。