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ベトナム戦争の黒人兵、貧困兵

ベトナム戦争中に、黒人や貧困人が多く兵隊にかり出されたのは何故ですか?また、戦争を終えた兵士の心理状態などの資料は(できればネット上で)ありませんか?どなたか至急お願いいたします!!!!急いでます

質問者が選んだベストアンサー

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  • eroero1919
  • ベストアンサー率27% (3007/11113)
回答No.4

まず、No.3さんも書かれているのですが、当時は徴兵制でした。ですから、白人黒人問わずアメリカ国民はみな兵隊にとられました。 しかし誰だって死にたくありません。白人、特に裕福な白人の息子はイギリスや西ドイツの駐屯部隊に派遣されたりして最前線に送られないようにされました。 一方、黒人や貧困層(といっても黒人が多いのですが)は危険な最前線に送られる可能性は決して低くはなかったようです。また、現在でもアメリカでは兵役につくと移民に市民権が与えられますが、市民権を得ようと兵役についた移民の多くも最前線に送られました。まあ、アメリカ人の立場からすれば「よそから来て俺たちと同じ権利をもらいたいなら嫌がる仕事くらい、やれ」というところでしょう。当時アメリカの占領下にあった沖縄の青年の多くがアメリカへの移民を望み、そのために兵役につきました。もちろん戦死者も出ています。 この時代、兵役にまつわる話で有名なのがエルビス・プレスリーとモハメド・アリ(カシアス・クレイ)です。超人気歌手で白人だったプレスリーは兵役につきましたが国内勤務でした。もし彼が危険な任務についたら多くのアメリカ娘がぶったおれてしまいます。 一方、黒人でしかも黒人差別撤廃を求める政治的発言をしていたアリは保守的な白人から憎まれていたので(いやがらせで)ベトナムの最前線に送られる可能性はとても高かったのです。ですから、アリは兵役につくことを拒否してベルトを剥奪されてしまいました。 現在の米軍は志願制ですが、兵役につく代わりに奨学金がもらえる制度があります。現在、この奨学金の利用者が多くイラクやアフガニスタンに派遣されています。奨学金を求める人はやはり貧困層が多いのです。また、イラクの危険な任務の多くが「民間人材会社の傭兵」によって行われています(民間会社の死亡者は戦死者にはカウントされないため)。この傭兵の多くがブルーカラーの貧困層です。他に仕事がないので仕方なく短期間で高額の給与がもらえる傭兵をするのです。しかし、恐ろしいことにこの傭兵は人材会社との契約で負傷や戦死しても一切お金は出ないのです。「イラクで大怪我を負ったが治療費で給与以上かかってしまった」という人が実際にいます。これがイラク戦争の現実なのです。 (註・現在はこの危険な任務はアメリカから外国の人材派遣会社にシフトしつつあるそうです。南アフリカの派遣会社に頼むと「イラク人の車に爆弾が仕掛けられていないか」というめまいがするほど危険な任務をなんと一日一万円程度でやってくれるそうです。深刻な失業率にある南アフリカではこの安月給でも応募者が殺到しているそうです)

その他の回答 (3)

  • KITAIKKI
  • ベストアンサー率55% (462/838)
回答No.3

かり出されたというのとはちょっと違いますが、私は行かざるを得なかったと思います。 当時の黒人や白人も含めた貧困層(中南米系が多数を占めていたと思います)の青年がベトナムで戦った理由に、生活の安定、大学へ行くための奨学金、そしてアメリカでの市民権獲得などがありました。 大雑把になることを恐れずに言えば、アフリカ系アメリカ人(黒人)は家族の生活を支えるため、貧困層のWASP(白人)が奨学金、中南米系の青年たちが市民権のためと分類することも出来ます。 市民権獲得には少なからぬ日本人も存在します。 その中には、戦死して家族に政府からのまとまった金額の弔慰金と遺族年金を残すために戦闘に赴くという悲惨な話もありました。 当時はまだ徴兵制がありましたので、政治家の息子や金持ちの息子も建前上はベトナムへ行く義務がありましたが、ほとんどがコネの力で安全な後方での任務に就き、任期を過ごしていました。 もっともそんな中にもアメリカ国民の義務を果たすべきだという意識を持って、あえて最前線を志願するWASP(白人)も多くいました。 つまり、そういう時代背景や社会的状況もあって、あなたが言われるような、アフリカ系アメリカ人や貧困層の人々がベトナムにかり出されているというイメージがあるのかもしれません。 数字的に言えばやはり圧倒的に白人が多かったんですよ。当時のベトナムにいた部隊の多くの指揮官が、自分の部隊にアフリカ系アメリカ人が多数配属されることを好みませんでした。 それはまだ人種的な差別が根強く残っていたことにも関係があります。つまりアフリカ系アメリカ人が白人に対する恨みから、部隊で反乱を起こしたり、指揮官の白人を背中から撃つことを恐れたためです。 参考になるサイトに関してはあまり情報はありませんが、辺の事情をある程度表現している映画「プラトーン」があります。 従軍後の兵士たちの心理ということですが、意外と戦争好きなアメリカ人は精神的に弱いところがあって、どんな戦争でも従軍後に精神に以上をきたし、まともな生活を行えないものが続出したそうです。 それは現在続いているイラク戦争でも同じで、イラクに従軍しているアメリカ軍兵士の中での自殺者数の増加が大きな問題になっています。 これらに関してはネットで「戦争 PTSD」で』検索されれば参考になるかと思います。

回答No.2

直接検索結果に出てこない場合は、検索結果から新たなキーワードを拾ってさらに調べてみましょう。 (また、直接の答えが書いてある資料がなくても、「なぜ」という部分は、自分で考察するということも大事です。) たとえば、 徴兵制 徴兵免除 兵役逃れ と言った辺りもヒントになるかもしれませんね。 ただし、黒人や貧困層が多く兵隊にかりだされたのは、ベトナム戦争中というより、現在のイラク戦争の方がその傾向が強くなっているかもしれませんが。(徴兵制が廃止されたため)

回答No.1

例えば、次のようなキーワードでgoogle等で検索してみましょう。検索結果を100件くらい、ざーっと眺めれば、関連しそうなページはいくつも見付かります。 「ベトナム戦争 黒人 貧困 兵士」

noname#39545
質問者

お礼

ありがとうございます。そ、それが・・・やってみたのですが、「何故」かり出されたか、という質問に行き当たらなかったので質問した次第なのでございます・・・すみません・・・

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