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蛾などの走光性は何のため

Hikaru99の回答

  • Hikaru99
  • ベストアンサー率56% (39/69)
回答No.4

 多くの昆虫は光に反応して行動する性質を持っており、これを昆虫の「走行 性」とよびます。昆虫には意志はなく遺伝子でプログラミングされた走行性に したがって光に反応しています。光に引き寄せられる反応を正の走行性、遠ざ かる反応を負の走行性とよびます。  最も一般的な走行性は「転向走行性」というものです。これは2つの目に同 じだけの明るさを感じる方へと向かう性質です。これによって、例えば、卵か らかえったガの幼虫は太陽の方に向かって木を上っていきます。ハエの幼虫は 太陽とは逆の方へと動きます。  大きな目(複眼)を持つ昆虫では「目標走行性」を示すこともあります。こ れは目の網膜に光が一定の像を結ぶように行動するものです。  「保留走行性」というものもあります。これは目標走行性と同じく光が網膜 に像を結ぶように活動しますが、その像に対して一定の角度をもって行動しま す。例えばアリの場合、太陽からの光を目でとらえて太陽の方向をつかみます が、太陽に向かって動くのではなく太陽に対して一定の角度で動くことが知ら れており、帰巣などに役立てています。  どの走行性を示すかは昆虫の種類ごとに決まっており、幼虫・成虫や一日の 生体リズムによっても変化し、その時々で昆虫が次世代を残すのにふさわしい 行動をとれるようにコントロールされています。この多様性が昆虫の環境適応 力の高さにもつながっています。 参考:光と色の100不思議(東京書籍)    虫はなぜ電灯の周りを回るか?

参考URL:
http://homepage1.nifty.com/kuwajima/lac100/
noname#2233
質問者

お礼

ありがとうございます。 実は、アリの帰巣が太陽の光、というのもいまいち疑問なのです。 庭のアリを見ると、ほとんど100%、自分や仲間がつけてきた匂いに頼って帰っているように見えます。 太陽光が役立っていそうな様子を一度も見たことがありません。 昔行われたアリと太陽光の実験についての論文があり、それを科学者は引用しているだけじゃないかなあと、あつかましくも、しかし長年思ってます。

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