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事業再生請負人

アメリカでは既に認知されつつあるようですが日本ではまだまだこれからのようです。この仕事のこれからのニーズや資格等、ご存知の方がいれば教えて欲しいです。よろしくお願いします。

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  • TMA55
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回答No.3

事業再生請負人というのは、Turn Around Managerの訳語とされています。広義では弁護士・会計士・税理士・コンサルタント・ファンド等の「外部」の人も含みますが、狭義では再生が必要な会社の中に入り込んで、「内部」から業務フローの改善やマーケティングの活用などで、企業の価値を高める人のことを言います。 私は事業再生ファンドの紹介で、会社更生中の会社に転職して、まさに再生中ですので、いわゆる事業再生請負人となるのかもしれません。民事再生が一般的になる中でニーズは高まると思われます。またM&Aや合併した会社などでも同じようなスキルは有効でしょう。 先にも書いたとおり、再生に関わる専門家は多数ありますが、事業再生請負人にかかる資格は'05年7月現在はまだありません。ただ、特定非営利活動法人 日本ターンアラウンド・マネージメント協会というところが事業再生士という資格を法制化するための活動を行っています。 なお事業再生実務者協会という組織もあり、こちらの方がいわゆる「プロ」が集まっています。 中小企業診断士は持っていても持っていなくても差はありません。事業再生はあくまで個別案件ごとに性格が異なり、打ち手はその都度違います。 ただ、一般的な経営知識と、それを実務でやっていたという経歴がある方が、ファンドや金融機関から見ると魅力はあるでしょうね。 事業再生の世界はこれからの世界です。今はまだ、スポンサーサイド(ファンド)の方が多く、実際に入り込んでいこうとする再生請負人はまだまだ少ないです。興味があれば是非チャレンジされたら如何でしょうか。

参考URL:
http://www.tmajapan.org/jp/
oorange
質問者

お礼

非常に役に立つ情報ありがとうございました。これから経済、法律の周辺の勉強をいていこうと思います。

回答No.2

今の時代ニーズはいくらでもあるでしょうね、経営不振の会社にはすべてニーズありということですから。再生請負人というのはマスコミが創った造語じゃないですか?単なるコンサルタントやM&A業者、腕を見込まれてスカウトされた経営者(添付URL参照)などをひとくくりに再生請負人と呼んでいるように思います。 日本では#1の方が書かれているように再生請負人がくるとやたら足をひっぱったり、成功したらやっかんだりと難しい環境ではありますが時代とともに変わってゆくでしょう。 ハッキリとした請負人の定義はないので資格も何もないのですがコンサル系の再生会社に入るには中小企業診断士などの資格を持っていると有利でしょうね。 余談ですが#1の方が書かれている「<産業再生機構>というお上の作った組織が請け負うことになっています」の部分は誤解を与えます。この組織は産活法という時限立法による国営会社ですが再生請負業としては極めて例外的なケースですし、今年3月で再生案件の請負自体は修了しています。一般的な再生請負業とされるものはほとんど民営です。

参考URL:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478374414/qid=1119329061/sr=1-1/ref=sr_1_10_1/250-3341327-9534626
回答No.1

 アメリカの<事業再生請負人>については『米国 草の根市場主義──スモールプレーヤーが生むダイナミズム──』実哲也 日本経済新聞社 1998.11. 4 に詳しく書いてあります。そうした<事業再生請負人>は日本ではまだまだですね。<産業再生機構>というお上の作った組織が請け負うことになっています。事業再生請負人の仕事はハイリスク・ハイリターンです。これは民間に適した仕事のはずですが、日本ではハイリスク・ハイリターンは人気がないようです。前例のない新しいことにチャレンジしようとすると、やっかみで足を引っ張る人が出てくる。もし成功して巨額の報酬を得ると、嫉妬心からケチをつける人が出てくる。ホリエモンが新しいことにチャレンジすればこれを非難し、嫉妬心が怖くて長者番付に載らないようにしたがる人が出てくる。  『米国 草の根市場主義』を読んで、事業再生請負人にアニマルスピリッツを感じます。アニマルスピリッツとは、ケインズの表現を借りれば「われわれが何か積極的なことをするのは、期待収益を計算した結果というよりは、やむにやまれぬ衝動としてのアニマルスピリッツによるのである」  破綻した企業を整理解散させるだけではなく、再生させよう、との考えが強くなることは考えられます。この場合日本では資格を持った人に任せる、ということが制度化される可能性はあるでしょう。でもその仕事に必要なのはアニマルスピリッツではありません。産業再生機構を小型化そたもので、アメリカのそれとは全く違います。  このようにアメリカとは全く違ったシステムでの事業再生請負人が登場することは考えられると思います。

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