• ベストアンサー

バイリンガルになることの効用

外国語を学んで、母国語以外の言語で話したり、考えたりできるようになることは、認知にどのような影響を及ぼすのか・・というようなテーマでレポートを書きたいのですが、参考になる視点・文献などありましたらぜひ教えてください。よろしくお願いします。

noname#842
noname#842
  • 英語
  • 回答数3
  • ありがとう数5

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • keroppi
  • ベストアンサー率35% (61/172)
回答No.2

「言語学のすすめ」(大修館書店)の第6章で「二言語使用者」として紹介されています。ベルギー生まれでフランス語とオランダ語のバイリンガルで、ノートに向かう前に使っていた言語で書くそうです。無意識的に。 欧米の言葉どうしなので似ているからできるわざなのでしょう。 フランス語とオランダ語がどの程度似ているのかはわかりません。 aureliaさんの質問の題名の「バイリンガル」と、質問の中身の「外国語を学ぶ」というのは逆のことだともいえます。母国語以外の外国語として学んで「バイリンガル」になれるか、といことです。たとえば、帰国子女なんかは「外」と「うち」での言葉が違う。公共語のある国は「地元エリア」と「学校・会社」で使う言葉が違う。 というくらいの認識なのではないでしょうか。 私はもう大人なので「バイリンガル」ではありませんが、外国語を使う時はスイッチが切り替わる感じです。後で考えてみると「何語できいた情報かな?」って思う時もあります。でも脳みそ内で整理しているのは「日本語」(母国語)です。 martinbuhoさんのいうように「年齢」はレポートでのキーポイントになると思います。

noname#842
質問者

お礼

鋭いご指摘をありがとうございます。確かに、「外国語を学ぶ」と構えてしまう環境でバイリンガルはむつかしいかも知れません。考えさせられました。ありがとうございます。

その他の回答 (2)

noname#12519
noname#12519
回答No.3

参考になる文献ということですので…こんな本はいかがでしょうか。  『バイリンガル教育と第二言語習得』コリン・ベーカー 大修館  『バイリンガルはどのようにして言語を習得するのか』    山本雅代 明石書店  『子供の異文化体験』箕浦康子 思索社 いっぱい調べて,いいレポートをまとめてくださいね。

noname#842
質問者

お礼

ありがとうございます。早速読んでみますね。

noname#118466
noname#118466
回答No.1

母国語以外で考える力、即ち認知に影響を与えるほどの外国語能力は大人の語学勉強からは得られません。少なくとも13歳以前に母国語と同じかそれ以上その言葉に触れる(聞く、話す)環境が必要です。子供はそのような環境下に置かれた場合、外国語を試行錯誤を繰り返しながら自然に覚えて行きます。それは真似る能力と話される外国の中に一定の法則を見出して、未だ習っていない(覚えていない)単語や表現を”発明””創造”しながら覚えるからです。この能力は大人にはありません。 しかし、覚えた言葉を整理し文法的に理解するには小学校高学年か中学生にならなければ無理です。何故なら母語の知識が確立されていないからです。母語の能力が確立する前に帰国した駐在員の子供などは、帰国後1-2年で親も驚くほどだった外国語能力が僅かの単語を覚えているだけのレベルまで急激に落ちます。かろうじて 発音が同年輩の子供より優れるぐらいとなります。帰国後、毎日英語を母語程度の時間をかけて維持する努力をする場合は別ですが・・・ バイリンガル能力をを維持できた場合、思考経路が複数となるため問題解決能力が高まる(早く)のではないでしょうか。帰国子女が活躍したり注目を浴びるのは 流暢に話す外国語もさることながら、実は彼らの思考方式が日本人から見たら非常にユニークで、かつ結論を出すのが早いことがあります。 一方、高校・大学から学んだ外国語はあくまで知識であり、思考方式に影響を与えることは少ないと思われます。(その言語に浸る時間、母国語との関係によるので 一概にはいえないが)

参考URL:
http://www.people.or.jp/~nishida/educate.htm
noname#842
質問者

お礼

早々の回答ありがとうございます。なるほど・・帰国子女の活躍の理由にについては私も同感です。とても参考になりました。ありがとうございました。

関連するQ&A

  • バイリンガル育成というか

    幼児は言語習得能力がすごいことを利用して小さい頃から英語を聞かせるとよい、というのがありますが、少し不安があるのです。 日本語の能力が後れたり中途半端にしか両言語がわからなくてかわいそうなことになったりはしないでしょうか。 私は外国語が本当に苦手で、子供が出来たら、できることなら外国語にもっともっと慣れさせたいと思うのですけど、肝心の母国語に支障が出るようならしたくないですし・・・。 どうなのでしょうか?

  • 心理言語学について教えてください

    心理言語学を学びたいと思っているのですが、良い文献や参考になりそうな視点を教えていただけると助かります。具体的には、言語と認知の関係や第二言語習得について知りたいと思っています。よろしくお願いします。

  • バイリンガルの育て方

    海外で生活、母親が日本人、父親が現地人。 そのような組み合わせのだと、どのように言葉を教えたらいいのでしょうか? まだ5ヶ月で、今のところ日本語で話しかけています。 外で遊びだしたり学校に行けば自然に現地の言葉は覚えるものでしょうか? 「3才までに母国語をしっかりと」といいますが、家庭内の日本語、つまり私と外人の父の日本語だけでしっかりした日本語が身に付くかも心配です。 国や言語を問わずアドバイスお願いします。

  • バイリンガルに育てるには?

    先日、子供が産まれました。 父親は日本人、母親は韓国人で、それぞれ母国語が 第一言語です。 今後、おそらく日本で生活していくつもりですが、 子供には、日本語、韓国語の両方を話せるように なってくれればと思っています。 当分は、母親が子供の面倒を見るのですが、 (将来は、保育園に入れる予定です) 日中の殆どは、母親が韓国語で話しかけ、 父親は週末と夜、日本語で話しかけることに なると思います。 こういう育て方をすると、二ヶ国語話せるようになるの でしょうか。多少話し始めるのが遅くなったり、 2つの言語が混ざったりとか問題はないのでしょうか? ご存知の方、経験者の方がいらっしゃったら教えてください。 こういったことに詳しい方、詳しい書籍・サイトなど、どんな 情報でも構いません。 日本語・韓国語に限らず、英語や中国語の例でも構いません。 宜しくお願いいたします。

  • バイリンガルについて

    家庭環境などでうまれた時から日本語と英語(他の言語でも)に触れていて、 勉強とか意識せずにバイリンガルとなられた方に質問です。 そういう方でも言語を使い分けていると思いますが、 頭の中はどうなっているのでしょう。 特に単語とかは日本語と英語の境目が無く、 例えばりんごとアップルだったらどちらが日本語なのか分からなくなったりしないのでしょうか。 それとも発音的にこれは日本語だとかわかるのでしょうか。 留学とかで外国語をマスターされた方はもともと日本語ができたわけですから、 英語に切り替えるスイッチのようなものが頭の中にあるのは想像できるのですが、 気付いたらバイリンガルだった場合はどうなのか気になります。 そもそも、そういう感覚ではないとか、逆に不都合な時があるのかなど、その辺りも気になります。 外国人の方とお付き合いした事があり、そのまま結婚して子供が産まれたら、 子供がそうなるかは分かりませんが、時々気になります。 是非、経験的に説明していただけないでしょうか。 子供をそうしたいとかでは無く単純な疑問ですのでその観点から回答いただけると嬉しいです。

  • バイリンガル教育とイマージョン教育の違い

    私は将来バイリンガル教育に携わりたいと考えており、さまざまな文献を検索しているのですが、 その際に「イマージョン教育」という言葉を頻繁に目にします。 文章を読む限りではバイリンガル教育と同じく、さまざまな科目を母国語と非母国語の両方で教える教育のようなのですが… 何か大きな違いがあるのでしょうか?分かる方お願いします。

  • 母国語と外国語の4技能の難易度について。

    いつもお世話になっています、おはようございます。 言語の学習法を調べている時に、頻繁に「聞く・話す・読む・書く」の4技能の話が出てきます。 私自身、外国語の学習をすればするほど母国語の重要さ(あまり読書してこなかった、単語知らないな等)を感じることがありました。外国語と日本語ではかなりの違いがあるとは聞きますが。 そんな時に、母国語と外国語では違いが出てくるのだろうかと思い、いくつか質問をします。 質問1:あなたが思う外国語の4技能を難易度順に並べてください。 質問2:あなたが思う母国語の4技能を難易度順に並べてください。 質問3:母国語をしっかりと使える事は外国語学習に影響すると考えますか? ※ここで言う母国語は主に日本語と思ってください。 お時間ある時にお答えください、よろしくお願いします。

  • 日本人は、英語を話せる人を…すごい、カッコいい!外国では?

    日本人はよく、日本語以外に、英語(外国語)を話せる人に出くわすと… 「すごい、カッコいい、羨ましい」といった感情を表しますが、 外国人でも、母国語以外の言語を話せる人に対して、そのような感情を表すのでしょうか? 日本人、特有のものでしょうか?

  • レポートについて

    あるテーマにそって、レポートを書く課題があり、参考文献一覧が配布されました。どうやら、その参考文献の中から1冊を読んでレポートを書かないといけないのですが、分からないことが2つ程。 (1)そのままですが、何を書けばよいかということ。感想文では駄目らしいです。では何をどのようにどうやって書けばよいのか。どうしても感想文になってしまいそうです…どのようにすれば、うまく書けるでしょうか。 (2)与えられたテーマで「○○について」というのがあるのですが、その本を読んで、そのテーマに結びつかない文献もあります。その場合は、テーマは無視して、参考資料を基にしたレポートで大丈夫でしょうか。 以上が気になる点です。 初めてのレポートなので、申し訳ありませんが、回答お願いします。

  • ヨーロッパ圏内のバイリンガル

    (1)ヨーロッパ圏内では、二ヶ国語、三ヶ国語話せる人が多いように思うのですが、なぜでしょう?特に、英語においては、日常会話に困らない程度のことを学校の勉強だけで習得していますよね。確かに、言語形態が似ているから、というのも一因だと思いますが、それらけではないようにも思います。 みなさんのご意見をおきかせください。 (2)母国語と英語を話せる・・・でもこれだけではバイリンガル(二ヶ国語併用者)とは呼べませんよね。(それとも呼べますか???)どう違うのでしょうか。 (3)ヨーロッパの友人と話していると、英語を話せるという優越感のようなものがないような気がするんです。周りがみんな話せるというのもあるのかもしれませんが・・・なぜでしょう。英語は話せて当たり前なのでしょうか。 以上が私が抱いている疑問です。何でもいいので、ご意見聞かせてください。