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これは斬新だと思った書

あまり現実から離れていない作品で、これは斬新だとおもった書があったら是非教えてください。設定でも、登場人物でも可です。これは新しい小説だなあ、と思った作品で人に薦めたいもの無いですか? あいまいな設定で申し訳ないのですが、ちょっと今までの観点を覆すような本読んでみたいので、よろしくお願いします。ファンタジー系はあまり好きではないので、なるべくならはずしてください。

みんなの回答

回答No.8

映画の原作だと聞かされると敬遠しがちですが(実際僕は映画原作はほとんど読みません)、岩井俊二さんの『リリイ・シュシュのすべて』は相当斬新です。 主人公と同い年の時にこの作品と出会えたことに感謝し、恐怖しました。 文体がネットのBBS形式になっていて、余計なものが何もない。軽いといえば軽いですが、余計なものがない分濃密です。 映画とあわせてみるとさらに面白いですが、評価が二分されるような作品に思うので、興味を持てないようならば読まないほうが良いかもしれません。

  • muuuu
  • ベストアンサー率28% (2/7)
回答No.7

新潮社からでている伊藤比呂美さんの『ラーニャ』は斬新だったように思えます。 視点が斬新だったものはパワーズの『舞踏会へ向かう三人の農夫』。手元にないのですが、たぶん晶文社かみすず書房から出ていたと思います。 宮沢賢治のものは何度読んでも斬新だと感じるのですがいかがでしょうか?

回答No.6

現実から余り離れていないのかどうか世間知らずの私には分からないくらいの本を二冊ご紹介いたします。 世の中にはこんな事が起こっているのか? こんな世界があるのか?  私にとって『あたらしい』小説でした。 『グラスホッパー』井坂幸太郎 『娼年』石田衣良

curryudon
質問者

お礼

「娼年」、図書館で借りて読みました。 私も世間知らずなんでしょうか?解らない世界の話でした。斬新っといえば斬新ですかねえ。ご紹介ありがとうございました。

curryudon
質問者

補足

グラスホッパーも読みました。残念ながら斬新だとはあまり思わなかったのですが(私の視点なのであしからず)、文章と話の作り方がとても上手な作家さんですね。気に入りました。他の作品も読んでみたいと思いました。ご紹介ありがとうございました。

  • hiromixx
  • ベストアンサー率40% (598/1474)
回答No.5

こんにちは。 やはりミステリですが、 歌野晶午「葉桜の季節に君を想うということ」 斬新でした。 くやしい~とか、こんなの違うよ、と思う方もいらっしゃるかもしれませんが…。 私は単純に爽快に騙されました。 未読でしたら、是非。

参考URL:
http://www.bk1.co.jp/product/02302692/
curryudon
質問者

お礼

先ほど読み終えました。 映画化は無理ですね。 似たような感じで筒井先生のロートレック・・・がありますが、こっちのほうが良くまとまってる感じがしました。ご紹介ありがとうございました。

  • akkyi3377
  • ベストアンサー率39% (142/359)
回答No.4

こんにちは。 回答に興味があって覗いてみたのですが、#3の方の回答を見てひとつ浮かびました。 宮部みゆきさんの「長い長い殺人」です。 ずいぶん前に読んだのですが、その時こういうのめずらしいって思いました。 これは「財布」の視点で書かれています。

curryudon
質問者

お礼

久しぶりに宮部作品読みました。 当時の試みが伝わりました。 ありがとうございました。

回答No.3

既に読まれているかもしれませんが、変わった視点で書かれていて面白いと思ったのは、乙一さんの「夏と花火と私の死体」です。タイトルからも分かると思いますが、死体からの視点で書かれています。

curryudon
質問者

お礼

乙一さんの本は初めてで、興味もあったので買いにいって先ほど読み終えました。 ホラー小説という分類は私には初めてで怖かったのですが・・・。乙一さんが17歳で書いたのらしい?それがある意味もっと恐ろしかったです。 面白い視点でした。どうもありがとうございました。

回答No.2

同じくメフィスト賞を受賞された 高田崇史さんの『QED 百人一首の呪』 が私には衝撃的でした。ミステリーにしとくには勿体無い・・・ お気に召していただけたらよいのですが。

curryudon
質問者

お礼

今回の質問では、みなさんミステリーを結構薦めてくださるので、これもトリックが斬新ということなのかと思ったら、違いますね。百人一首を高校生の夏に暗記させる先生たちに薦めたいですね。系統立てればこんなに楽しいものなんですね。文章も淡々としていて読みやすかったです。とても斬新でした。ありがとうございました。

noname#11632
noname#11632
回答No.1

こんばんわ 既に読まれているかも知れませんが、  『 煙か土か食い物 』 舞城王太郎 をお薦めしてみたいです。  メフィスト賞( 講談社ミステリ )だったので、 ある程度予断をもって臨んだのですが、豈図らんや、 うむむ、と唸らされてしまいました。感動しました。  宣伝文句にあった「カタルシス」は過大広告ではありませんでした。  内容には触れないほうが、読まれる時のためにもいいと思うのですが、 とにかく出てくる人物は考え方も行動もデタラメな人達ばかりだし、 話の内容も「非道い」のですが、なんと申したらいいのか、とにかく、 読了直後は「...ヘンなカンジ....」でした。  文体等は、たぶん、目新しくはないのでしょうが、エンターテイメントとしては、 まさに「斬新」だったと思います。

curryudon
質問者

お礼

ページいっぱいの文章がすごいと思いました。 マシンガントークがそのまま本になった感じです。 とはいっても、すんなり読めてしまい面白かったです。 こんな人いやだなあというのが感想です。 斬新かどうかというと???ヘンなカンジは的をえてる表現ですね。ほんとに。 ご紹介ありがとうございました。

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