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拒絶反応を克服するには?

人にはなぜか苦手なものがあります。幽霊がダメな人、虫がダメな人、人間の解剖図や切断された腕がダメな人など様々です。言葉を聞くだけでダメという人は少ないですが映像を見ると気が狂いそうになります。時には吐く人もいます。なぜ映像を見るとこのような異常反応が起こるのでしょうか。また、克服方法を教えてください。悩まされています。全てのものは色と形が違うだけだと思います。

質問者が選んだベストアンサー

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  • ruehas
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回答No.3

こんにちは。 私の友人は、小学校のとき、理科の授業で鯉の解剖をやってから魚が食べられなくなったと言っていました。このような個人の体験が「好み」というものを分けます。そして、食欲がなくなるとか、吐きそうになるとかいった、そのような反応は自律神経の働きによるものです。 ひとや動物には本能的に嫌いなものや危険なものがあります。こちらは遺伝子によって生まれる前から決まっていたことです。これに対して、それ以外の好み「好き不好き」というのは、我々が生まれた後の体験、即ち記憶によって作られたものです。 同じものを見ても平気なひとと、そうでないひとがいます。誠に単純な話ですが、その体験が忌まわしい記憶として残されているのであれば、そのひとにとっては拒否反応として現れます。ですから、まず、これを分けているのは生後の体験・記憶ということになりますよね。 このように、人間の好き嫌いの判断は、脳内の記憶と照合されて行なわれます。この作業を行なっているのは「偏桃体」だと言われています。偏桃体は、目や耳などから得られた外部の情報と脳内の記憶を照らし合わせることによって、それが自分にとって「有益なのか」「有害なのか」の判断を下します。これは、自分はこれこれこういう理由でそれが嫌いだ、などといった大脳の論理的な判断とはちょっと違います。どちらかと言えば、瞬間的に(暫定的に)反応してしまうんですね。 目で見たものの情報が偏桃体に送られますと、そこでは過去の記憶が検索されます。それを基に、偏桃体では好き嫌い、即ち「YES・NO」の判定が下されます。この反応は信号となり、直ちに「視床下部」に送られます。 視床下部は、体内の自律神経系を司る部位です。偏桃体から「NO!」という信号が送られて来るならば、それを基に自律神経が活性化します。ですから、ほんとうに苦手なひとは、見ただけで冷汗が出たり、鳥肌が立ったりするかも知れません。自律神経というのは自分の意思でコントロールすることはできませんよね。待った無しで「キャー、助けて!」ということになります。 トラウマというほどのものではありませんが、記憶というのはこのようなメカニズムで自律神経に作用します。そしてそのような反応は、先ほどの友人のような「鯉の解剖」といった、理由がはっきりしている場合もあるのですが、どちらかと言えばその多くは、生後3歳頃の体験によって知らぬ間に影響を受けているものなのだそうです。 生後3歳というのは人間の人格の基礎が形成される時期であり、食べ物や異性の好みなどもこの頃から養われると言われています。自分はどうしてこれが苦手なんだろうと思い起こしてみても、生後3歳では、その理由をはっきり憶えているひとはいませんよね。あたかも、自分は産まれ付きそれが嫌いだったように思えてしまいますが、やはり、潜在的な記憶というものが何処かにあるんですね。 さて、自分ではコントロールできない自律神経の反応であったり、それが憶えのない幼児期の記憶であったり、苦手を克服しようと思っても、これでは手の施しようがありません。原因が分っているのであれば、その記憶を消し去ってしまえば良いのですが、中々そういうわけにもゆきませんよね。 偏桃体が、それを怖い、嫌いと反応するのは仕方がありません。ですが我々の大脳は、その後で偏桃体よりも冷静な判断を下すことができます。先ほど偏桃体の反応に(暫定的)という言葉を付け加えたのはそのようなことからです。 お化けは誰でも怖いですよね。ですが、そんなものは実在しないというのが大脳の適切な判断です。これによって我々は平常心を保つことができます。 私の別な友人はヘビが大嫌いです。道に長いもの、例えば木の枝だとか縄なんかが落ちているだけで「ヘビだ!」と言って飛び上がってしまいます。80キロの大男のくせに情けない奴です。かく言う私もゴキブリが苦手です。あればかりは逆立ちしても御免被ります。 誰にでも苦手はあります。それがヘビや虫であったり、ホラーや残酷シーンなど、一般的に忌み嫌われるものであるならば別に問題はありません。質問者さんが、何に度の程度悩んでいるのかは分りませんが、例えば、テーブルの上のコーヒーカップを見ていると意味もなく震えてくるというようなことでもなければ、別にお医者さんに相談することでもありませんよね。 もし、それに対して過剰に反応してしまうということであるならば、なるべく、必要以上に気にしないというのが得策ではないでしょうか。お化けのように、実際に危害を加えないようなものであるならば訓練をして慣れるという手段もあるでしょう。ですが、自分の嫌いなものにわざわざ近付くことはありませんよね。私はホラー映画なんて絶対に見ません。運悪く目に触れてしまったならば、素早く頭を切り替えることです。原因となっている記憶をわざわざ上塗りする必要はありません。

noname#10778
質問者

お礼

回答ありがとうございます。科学的説明でわかりやすかったです。原因は生後の記憶なんですね。悪い記憶が拒絶反応を起こしているのですね。兵糧攻めにあってゴキブリに命を救われたら好きになれるのかな<変な想像させてごめんなさい>。私は毎日ベランダに出るのが怖いです。なぜなら、悪魔の手先と虫がたまにいるから。蟻とかでまゆをひそめます。小学校の時はなんとか触れたのに。レベルダウン?!日常生活に少し支障が。網戸が際まで閉まっているか3回ぐらい調べる。洗濯に行くのに毎日心の準備をする。疲れます。

noname#10778
質問者

補足

今はさすがにないですが4才ぐらいのときに電気を消すと布団の上とかそこら中に赤い点々で構成された虫とか般若の顔が見えることがありました。怖くて起きて紅茶を飲んでいるとカップの中にアンパンマンのカビルンルンがみえたことがありました。暗いのがダメでしたね。目をつぶっても見えましたから。小学校中学年くらいからまったくなくなりました。

その他の回答 (4)

  • kigurumi
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回答No.5

No.4です。 目に病気ありませんよね? いえね、アンパンマンの話しだとか読んでいて、それと同じように見える障害があるんです。 デズニーの漫画がリアルにいるように見える人とかいます。 動くからすごいです。 これはシャルルボネ症候群というものです。 脳が誤って映像を作り出してしまうものらしいです。 成長とともにその視神経への刺激が減ったけど、後遺症というか、なんかがあって、無意味な柄を現実自分の死っているものに置き換えて脳が感知する場合もあります。 例えば雲を見て「パン」だとか「キリン」のように見えたり、塀のシミを見て人の顔だと思えてきて、だんだんそれが鮮明になって表情までわかるようになる。 これは脳のいたづらです。 ちなみに私も写真をみると「こことこことここに人がううつっている」って言うことできます。 小さいころ 両親がそういう幽霊写真とか大好きで、見方を伝授されたので、シミを見るといちはやく目をまず決めて、後は脳がそれを顔として知覚してくれるまで待てば、顔が浮き出てくるようになる。 もう 今はやってないので、脳がそういう幻を作り出す能力も無くなったようです。 幽霊も脳の仕業です。 癖になれば何を見ても人だと認識するようになっちゃいます。 詳しくは、 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4047913200/qid%3D1115681710/250-4277258-0736259 これにどうして起こるのか載っていたと思います。

noname#10778
質問者

お礼

目に病気はないと思いますよ。私も同じような方法で幻覚を見てました。まず、電気を消して空中に赤い点々を思い浮かべて、後は怖いものをひたすら想像します。そうすると般若の顔が6個ぐらいクルクル回りながら近づいてきます。後は恐怖に身をゆだねて自分の世界に入るだけです。芋ずる式です。起きながら怖い夢を見ている感覚でした。ある日突然独学で?できるようになりました。私も今はもう幻覚を創れません。ピークのときはすごかったです。部屋の上空をバイキンマンの飛行船とアンパンマンと食パンマンその他諸々が飛んでいて飛行船からカビルンルンが舞い降りてくるんですから。感動しました。

  • kigurumi
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回答No.4

http://homepage2.nifty.com/asita/vvr.htm 私がそうなんですが、交通事故の話を(うっ・・書くだけできだした。。。)人がしていて、それを横で聞いているだけで、脱力が始まります。 それでも「へー」とか我慢して聞いていると、ちょっと離れようって気になって、その場を離れて個室で休憩をとって,復活するときもあれば、人に呼ばれて意識を取り戻しているときもある。 人間は危険に対して敏感である必要があり、それによって生き延びているわけで、危険センサーが適度に働いていれば、それだけ生存率も上がる。 以前テレビでスプラッターものの映画を見せたところ、被験者の多くが5分後に眉をひそめだし、10分後には口を押さえて退席しました。 でも、中には開始早々から笑い出してしまう人がいました。 恐ろしい殺戮の場面で笑い出す? ありえない・・・・ 実は人間は危険センサーを持っているが、中には危険を感知したら脳内麻薬物質を放出してリラックス状態ならびにその効果により快楽を感じるという人もいるようです。 快楽殺人を行う人も 実はその脳内麻薬物質を味わいたくて、死体を切り刻むのではないかと思います。 本人はグロテスクであると感じる能力があるから、脳内麻薬物質が大量の放出されるわけで。 私もゴキブリ 大嫌いで、半狂乱になっちゃいます。 手でつかめる人 すごいです。 どこかの神経を遮断すれば、手でつかめるようになるのかも。 私がその遮断能力がありませんので、発狂しそうになるほど焦り、「こないでーーー」とか言いながらも、早く部屋から排除したくて、箒でなるだけ見ないようにしながら、外に弾き飛ばしています。 そうそう 3月頃からホウ酸団子まいとくといいですよ。 効果テキメンで、一匹も見ないですから。 姿すらも見ないですみます。 我が家に間違って侵入しても、脱水症状を起して水を求めて野外に這い出て死んでくれるみたい。

noname#10778
質問者

お礼

回答ありがとうございます。私も脳内麻薬物質が出てくれると嬉しいです。快楽を味わいながら悪魔の手先を殺戮できるなんて夢のまた夢です。でもそしたら、掃除しなくなるかも。悪魔のえさを取り除くのが第一の動機だから。私はバルサンを使ってます。でも、死ぬ間際に卵を産むらしいですよ。誰かゴキブリ対応のエイズでも発明してくれないかな。

noname#10778
質問者

補足

前言撤回です。エイズではなくエイスに訂正してください。間違ってすみません。

  • pangnya
  • ベストアンサー率36% (109/296)
回答No.2

NO.1です。補足です。 >プライベートライアンとか見て気持ち悪くなるのは原因が見当たりません。 先ほど私が述べました、幼児体験や、トラウマ等は、基本的には無意識領域の問題です。 従って、当人にも、無意識下の事は絶対に認識出来ません。 どうしても、この無意識下に潜んでいる原因を知ろうとするのであれば、催眠療法等で、無意識の世界を探ってもらう以外にはありません。 ちなみなに、わたしのゴキブリ嫌いには、はっきりとした小学生時代の原因がありまして、それは無意識下ではなくて、意識下の記憶として、はっきりと残っております。

noname#10778
質問者

お礼

回答ありがとうございます。本人にも認識できない世界なんですね。毎日ゴキブリの絵を見ていれば克服されるということはないですか?ちなみに靴の中にゴキブリが入っていて知らずに履いてつぶしてしまいました。石だと思って手で握って見たらビビリました。

  • pangnya
  • ベストアンサー率36% (109/296)
回答No.1

質問者様のような症状を広義には「恐怖症」と言います。 ただし、~症とついていつからといって、必ずしも病気だというわけではありません。 恐怖症には様々なものが挙げられています。 一般的なものをざっと挙げてみます。 ・対人恐怖 ・赤面恐怖 ・醜形恐怖 ・正視恐怖 ・疾病恐怖 ・不潔恐怖 ・高所恐怖 ・広場恐怖 ・閉鎖恐怖 ・暗所恐怖 ・先端恐怖 ・クモ(虫)恐怖 ※その他たくさんあります。 さて、これらの恐怖症は、基本的には幼少時の経験、トラウマ等が原因になっていることが多いとされています。 しかし、これらの恐怖症があっても、日常生活に影響を及ぼすほど酷くない場合は、特に心配する必要もありません。 が、万が一、日常生活や、社会生活にまで、影響を及ぼすようになると、これは放っておくわけにはまいりません。 恐怖症の治療は、表に出ている症状を取り去ることを目的とする場合と(これを対症療法といいます)、症状が出てくるこころのしくみにメスを入れて根本的に治すことを目標にする場合とがあります。前者の場合は薬物療法が、後者の場合は精神療法(カウンセリング等)が用いられます。 ただし、注意しなければならないのは、これらの恐怖症があまりにも強い場合(例えば、電車が怖くて乗れないので、会社に行けない)は別の精神疾患を考える必要があります。 その場合は、大抵、その恐怖症事態は問題ではなく、その先に問題があるケースが多いようです。 先ほどの、電車恐怖で、会社に行けない人は、実は電車が怖いのではなくて、会社が原因になっていることが多くあります。 例えば、うつ病等の疾患では、その症状として、恐怖症が出てくる場合もあります。 いずれにしましても、日常生活や、社会生活に問題が生じるほど、恐怖症の程度が酷い場合は、是非、心療内科等の受診をお勧めします。 万が一、単なる恐怖症ではなく、別の疾患が絡んでいる場合は、早めに適切な治療を受ける必要があります。 ※ちなみに、私はゴキブリ恐怖症です。 あいつは、絶対に悪魔の手先です。 決して、近寄ってはなりません。 私は、あいつを見ると、その瞬間身体が硬直し、次に「ひぇ~~~~~~」という悲鳴を上げながら、家の中の一番遠い側へダッシュして逃げます。 ひとまず落ち着いてから「ママ~、ゴキブリ出たよー。採ってよー」(ママ=家内)と懇願します。 家内は、半分馬鹿にしたような顔で、フッと笑ってから、ティッシュを2~3枚つかみ、神業のようなテクニックを使い、あいつを捕まえ、ゴミ箱に捨てます。 そして、何事も無かったかのように、去っていきます。 幾分かの軽蔑の雰囲気を残しつつ・・・。

noname#10778
質問者

お礼

私も虫特にゴキブリがダメです。身体が硬直します。動揺せずに殺せるようになりたいです。プライベートライアンとか見て気持ち悪くなるのは原因が見当たりません。

noname#10778
質問者

補足

洗濯をするとき毎日ドキドキです。

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