- ベストアンサー
日本興業銀行と日本政策投資銀行
すみません。質問です。 日本興業銀行と日本政策投資銀行が非常に似た性質を持った銀行に見えます。 過去に日本興業銀行が行っていた産業育成の業務は、現在日本政策投資銀行が行っている業務と本質的に同じように見えるのですが、もし、明確な違い等ありましたら、どうぞ教えてください。 銀行の成り立ちの歴史等は勉強しましたので、その辺の違いは知っております。また、経済に関する用語も若干ならわかりますし、調べますので、できましたら、専門的な内容でお願いします。
- akaiboushi
- お礼率25% (17/66)
- 経済
- 回答数1
- ありがとう数1
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
細かくは調べていませんので以下概要のみにて失礼します。 資金調達の主要原資が片や債券(旧IBJ)、片や財政投融資(DBJ)というところで、自ずとその業務の性質が違うと考えるのが良いかと思います。 前者(IBJ)は広く市場から資金を集め(借用し)、それを返済していく義務を負うため、必然的により高い利回りが望める企業への貸付等を行うことになっていきます。 一方後者(DBJ)は、国が集めたお金を運用するため、前者に比してより低い利回りでの貸付を行うとともに、より公共性が高いと見られるものへの貸付が中心となってきます。 なおDBJの場合は、企業そのものへの貸付、というより、事業に対する貸付が中心となっています。これも、公共性の高さを判断するため方向性かと考えてよいかと思います。(実際的には、国の施策とバンドルさせて、表に国の施策があり、裏でDBJが低利融資などを実行する、というスキームになっている事が少なくありません) なお、DBJはブローシャー(企業案内)を発行しており、ダウンロードできるはずです。それに目を通していただくと、いわゆる商業銀行との違いが随所でお分かりいただけるのではないか、と思います。(IBJも産業育成関連の貸付が多かったとはいえ、事業形態的には商業銀行ですから。) 以上、手がかりにいただける部分あれば幸いです。
関連するQ&A
- 日本政策投資銀行と日本政策金融公庫の違い
日本政策投資銀行と日本政策金融公庫の違いを教えてください。 どちらも政策金融機関ですし、信用が低い人への貸し出しも行っているのではないでしょうか? 明確な違いを教えていただけると助かります。
- 締切済み
- 経済
- 今は無き日本興業銀行, 日本長期信用銀行, 日本債権信用銀行の業務で確認です。
今は無き日本興業銀行, 日本長期信用銀行, 日本債権信用銀行の業務で確認です。 銀行と社名にはあれど, これらの銀行は預金集めをしていなかったので, 産業債を発行してお金を集めていたと聞いた事があります。 「ワリコー」「ワリチョー」「ワリシン」という名前だったそうですが--。 確認ですが、 「要はこれらの産業債を各銀行は発行してお金を集め, 各企業に貸付し 産業債の各購入者に利子を払っていた事で経営が成り立っていた」 そういう認識で正しいでしょうか?
- ベストアンサー
- その他(マネー)
- 銀行への預金は投資ではないの?
最近、経済誌で株や不動産への投資の記事をときどき目にします。 (アベノミクスの影響かと思います。) しかし、よくよく考えると、銀行への預金は投資ではないのでしょうか。 銀行に預金したって、銀行はおそらくどこかに貸し付けて、それが成長産業である場合もあるのですから、銀行預金も一種の投資なのでは?とも思えます。 金利が低すぎて投資先としては有利なところではないと思いますが、一応安全なのかな?ともおもいますし、最大の疑問は政府の態度です。 政府は個人の投資を優遇させたいように思えます。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%91%E9%A1%8D%E6%8A%95%E8%B3%87%E9%9D%9E%E8%AA%B2%E7%A8%8E%E5%88%B6%E5%BA%A6 政府が個々のサラリーマンの投資の運用実績に興味を持つとは思えませんし(損をすればその人の責任ですよね?)、個人の少額の投資を勧めるより、銀行や信用組合にもっと預金させて、銀行や信用組合の融資担当者に成長産業に融資させるようにしたほうが、国としては合理的な気がするのですが、どうなのでしょうか? 銀行や信用組合の融資担当者の方が、個人よりも大きい金額を動かせて、資源開発などのリターンの大きい投資ができるような気がするし(それに僕らよりプロだし)、ある程度長期的な投資でないと、産業は育たないような気がします。 僕ら(サラリーマン)に株等の投資を勧めても、不景気になると短期でお金を引き上げられて産業としてそだたないのでは?と思うのですが、どうして政府は個人の投資を優遇するように思える政策をとるのでしょうか。
- ベストアンサー
- その他(投資・融資)
お礼
ありがとうございます。 今、「小説日本興業銀行」という本を読んでいまして、今のDBJと似ているな、と思って質問させていただいた次第であります。 戦後間もない頃のIBJはDBJとバブル期のそれと比べてかなり近かったのかもしれませんね。 大変、参考になりました。