• ベストアンサー

電圧とは一体何なのか

cloud-labの回答

  • ベストアンサー
  • cloud-lab
  • ベストアンサー率54% (6/11)
回答No.7

電気に関する力であるクーロン力は電場を生み出し、質量に関する力である重力は重力場を生み出します。 重力場、電場と言われると難しく聞こえるかもしれませんが、重力場は重力のかかっている場所、電場はクーロン力のかかっている場所という意味です。 この重力場と電場は似たような性質を持っています。 重力に相当するものがクーロン力であり、高さに相当するものが電位(電圧)です。 ただ、重力場と電場の決定的な違いは、重力場ではすべての物体が上から下に落ちますが、電場には正電荷と負電荷があるので、正電荷は上から下へ、負電荷は下から上へ"落ち"ます。  <重力場>  ⇔  <電場>   重力      クーロン力   高さ         電位   質量        電荷 (+しかない)    (+-がある) 回路においても電位(電圧)の概念は同じです。 電池は+極と-極の高さの差を一定に保つ働きをします。(+極の方が高い。) 電子は負電荷を持っているので電圧の低いところから高いところへ流れます。 電流は電子の流れと逆向きと定義されているので、電圧の高いところから低いところへ流れます。 また、昔は、回路には正電荷が流れていると考えられていたので、電流を電圧の高いところから低いところへ流れる向きと定義した、ということもできます。 さて、ボルトについてですが、これは高さのメートルに相当します。 1キログラムの物体を1メートル持ち上げるのに必要なエネルギーが(これは残念ながら)約9.8ジュールです。 他方、1クーロンの電荷を1ボルト持ち上げるのに必要なエネルギーが1ジュールです。 これを少し変えて、 「1ボルトは1クーロンの電荷を運ぶのに1ジュールの仕事を必要とする電位差」 と"定義"されています。 ちなみに、重力場で変な値が出てきたのは、メートルが「基準に地球の北極から赤道までの子午線の長さの1000万分の1の長さ」として考えられたからです(^^;

関連するQ&A

  • 電圧とは?

    電圧をかけるとは具体的には何をしているのでしょうか? 電子を生産して加えているのでしょうか? また、+極(もしくくは-極)に銅線をつなげただけでは電流は流れませんが、 電圧はかかっていると表記されています。 電圧がかかっていると、銅線内ではどのような現象が起きているのでしょうか? 電子がかたよっているのでしょうか?

  • 電磁気学の問題です。

    断面積1[mm^2]の銅線がある。銅線は8.4×10^28[mm^(-3)]個の自由電子を持つ。電子の電荷を1.6×10^(-19)とする。この銅線の断面を5.0秒間で10[C]の電荷が通過した。 1)通過した電子の数はいくらか。 2)通過した電子の平均の速さを求めよ。 3) 2)の結果より、考えるところを述べよ。 お願いします。

  • 電子の数と速さのもとめかた

    断面積が3.0×10 -2乗cm2の銅線に10Aの電流が流れている。 1つの断面を通過する電子の数は毎秒何個か。ただし、電子一個の電気量を1.6×10 -19乗 C とする。 このときすべての電子が同じ速さで移動しているとすると、その速さはいくらか。ただし、銅 1立方メートルの中に含まれている自由電子の数は8.5×10 28乗 個である。 それぞれ答えが 6.3×10 19乗 個 2.5×10 -2cm/s なんですが、解き方が解りません。

  • 電流と電圧

    電流と電圧について 私の解釈に誤りがあれば、ご指導をお願いします。 電流 1秒間に流れる自由電子の数。導体は原子結合が弱いため、電圧をかけることにより自由電子が発生し、電流がたくさん流れる。絶縁体はその逆。 電圧 電位差のこと。地面を0ボルトとした時のその部分にかかる電圧。電流を押し出す力。 鳥が電線で感電しない理由 電圧が6600ボルトあったとしても、同じ電圧の上に止まっているため、電位差がない。つまり電圧が0の状態。 また、鳥と電線で並列になっており、抵抗の少ない電線を電流は通るので、電流もほぼ流れない 鳥が何らかの理由で2本の電線に触る、もしくは地面と電線に触った場合、電位差が発生。電線と電線、もしくは電線と地面との間で鳥が直列回路となり、鳥に電流が流れて感電する。 人が感電する場合 電圧がどんなに高くても、電流が数ミリAであれば、静電気と同じ状態なので、死なない。 20mAを超えてくると、危険が高まってくる。 逆にどんなに電流が高くても電圧が0ボルトだと、電流を押し出す力がないため、電流は流れない。 しかし42ボルトあたりで体に電流が流れる可能性が高まってくる。 皮膚が濡れていると、体の電気抵抗が減り、さらに低い電圧でも体に電気が流れる可能性が高まる。 →ここが違う気がします、、 人は常に帯電しているため、電圧がなくても電流が流れると危険ですか?

  • 電圧と電流について

    電気回路について、抵抗を経て電圧降下が行われた後であっても、その前後で電流が変わらないのが、どうもイメージが付きません。 5Vが5Ωを経て0Vとなっても、変わらず1Aが流れるのはなぜでしょう。自分の理解がどの点から間違えているのかご指摘ください。 ・電圧は電位の差 ・電圧によって電流が流れる ・電流は1秒間に流れる電荷の数のこと ・電圧が大きければ秒間に流れる電荷は増えるので電流も大きくなる ・電圧は抵抗によって電圧降下し、マイナス極につながる導線は0V この理解で進むと、抵抗で電圧降下すると電流も下がってしまうように思います。 0Vになってもマイナス極のマイナスに対して高電位から低電位に流れる形で電流が動くのは変わらないと考えれば良いのでしょうか

  • 電圧降下により、LEDにかかる電圧はほぼゼロ?

    電子工作初心者です。勉強のため本を読んでいるのですが、 フォトダイオードを使った「暗くなったらLEDが点灯する」という回路を読んでいるのですが、よく分かりません。 明るいとき、左にあるフォトダイオードから電流が流れ、npn型トランジスタに電流が流れるのは分かるのですが、 右下のLEDには電流は流れないんでしょうか? 本の説明では「(抵抗)Rcの電圧降下によりLEDにかかる電圧はほぼゼロ」とあるのですが、自分の直感ではLEDにも電圧はかかると思うので電流も流れるように思えます(そして直感的にはLEDが光るようにも思えますが、実際はそうでないのでしょうけども……) 電源電圧Vccは6Vなのですが、6Vの電圧降下がこの抵抗Rcで起こるの、ということでしょうか? なんだからよく分かりません。 詳しい方、よろしくおねがいします。 必要かは分かりませんが Vcc = 6V LEDに流す予定の電流20mA LEDの電圧降下2.1V 抵抗Rc 195Ω フォトダイオード(S9648-100)は100luxの光で0.26mAの電流を流す

  • 電圧を印加しても電流が流れていない回路のエネルギーについて

    プラスチックやガラスの絶縁体に、ある程度の電圧を印加しても電流は流れませんが、この場合(電圧を印加しているとき)、絶縁体の中では、何らかのエネルギーが増えているのでしょうか?増える場合、どのようなエネルギーが増えるのでしょうか? それとも、電圧を上げて、電流が流れて初めて絶縁体の中でエネルギーが増えるのでしょうか? 同じような話なのですが、全抵抗10Ωの銅線の回路に、電圧100Vの電池2個を同じ方向(直列)に繋げば、20Aの電流が流れますが、この際電圧100Vの電池2個の向きを、反対になるように、2個繋げば電流は流れません。この場合(電流が流れていない場合)、回路の中では何らかのエネルギーが増えているのでしょうか?

  • 導線は電圧が0でも電流が流れる理由

     導線はその両端の電圧がゼロでも電流が流れるものであると、むかし高校の物理で習いました。  ところで、どうして導線は電圧がゼロでも電流が流れるのか、その理由をちゃんと考察したことがありませんでした。そこで考察を始めたいと思います。 「起電力V、内部抵抗ρの直流電圧源を金属導線で短絡すると、Vのほとんどはρに印加され、導線内部の電圧分布はほぼ0である。クーロン相互作用によってρの内部にある電子がρの正極側(端子a)に移動して、そこから金属の内部に注入される。電子はフェルミ粒子なので、金属内部の自由電子であっても半導体同様に状態数は限定され、それ以上の電子は入れない。従って、導線のもう一方の端である電圧源の正極(端子b)から電子が叩き出され、このときbとaの間を”変位電流”が流れる」  抵抗ρの電子が伝導電子としてそのまま正極に行くのではなく、導線の中を変位電流が流れると言う、妙な結論になりました。換言すれば、トコロテン式に電子が押し出される、となりますか。  これで物理的におかしな所はございませんでしょうか?物性に詳しい方のご回答をお待ちしております。

  • 電圧と電流

    仕事で基板の修理をしています。まだ初心者なのでよく分からないことが多くあります。 一番気になるのが、電子回路において電圧がかかるということと電流が流れるということが違う?ということです。 ある部品に電圧がかかる(電位差が生じる)と必ずしも電流が流れるわけではないのですよね? 例えば、24V - GND間(DC)に抵抗とコンデンサーが並列に繋がっているとしたら、抵抗には電流が流れるが、 コンデンサーには電流は流れませんよね?でも、両者とも24Vの電圧はかかっている。。 つまり、どんな時に電流が流れてどんな時に電流が流れないのかがよく分からないんです。 どなたが教えていただけませんでしょうか?

  • 電圧、電流について

    今、直流のことで考えているのですが、回路が切れていても例えば乾電池のプラス側は1.5Vの電圧がかかっていて、電池のマイナス側は0V(アースという?)アースとマイナスのつながりもよくわかりませんが・・・。 という状態は、水道で蛇口を閉めていても水圧がかかっているのと同じ、という感覚で理解しているつもりです。 電気回路で10Vの電圧がかかった状態で、10Ωの抵抗がつながっているとき、10Ωの抵抗で電圧降下が発生して、10Vから0Vになる。 と教えてもらいました。 なぜ、電圧降下がおこるのですか? これとは別に、「電流は電子の流れ」というのも教えてもらいましたが、例えば「電球を光らせても電子がなくなるわけではない。」と思います。 そう考えると、「電子の流れって一体何をしているのだろう?」と思ってしまいます。 これも、「電気を水にたとえて考えてみると」というところからの疑問です。水は使った(流した)分はなくなると思います。でも、電子は流してもなくならないと思います。例えば水素から電子がなくなってしまうと陽子だけになると思います(それはおかしくないですか?)。 電流は電子の流れ、それで電球が光る、その後電子はどうなるの、どうして電圧が下がるの? これが理解できません。 よろしくお願いします。