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電圧を印加しても電流が流れていない回路のエネルギーについて
プラスチックやガラスの絶縁体に、ある程度の電圧を印加しても電流は流れませんが、この場合(電圧を印加しているとき)、絶縁体の中では、何らかのエネルギーが増えているのでしょうか?増える場合、どのようなエネルギーが増えるのでしょうか? それとも、電圧を上げて、電流が流れて初めて絶縁体の中でエネルギーが増えるのでしょうか? 同じような話なのですが、全抵抗10Ωの銅線の回路に、電圧100Vの電池2個を同じ方向(直列)に繋げば、20Aの電流が流れますが、この際電圧100Vの電池2個の向きを、反対になるように、2個繋げば電流は流れません。この場合(電流が流れていない場合)、回路の中では何らかのエネルギーが増えているのでしょうか?
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お返事ありがとうございます。 >なお、詳しくは存じませんが、バンド理論は絶縁体や導体の性質を説明できるものであって、ここではそれはさておき、絶縁体や導体の性質を踏まえて電磁気学や電気理論で考えるものと思います。 ●ご回答を拝見して、完璧な電気屋さんであることがよくわかりました。明確な結論(ご回答)は間違いないと思います。でも、高電圧でサンドイッチに印加された金属や絶縁体の中(禁止帯や伝導帯、励起云々)が、どのようになっているのか。物理屋さん的な答えも併せて知りたいです。贅沢申しまして、すいません。 >たとえば材料力学を考える場合に、量子力学の立場まで踏み込んで考えないのと同じことだと思います。 ●その通りですね。材料力学を使う機械屋さんも、量子力学まで考えて計算する人はほとんどいないでしょう。