• ベストアンサー

この用法について

古文の「し」についての用法です。一つの例文があります。 我が一族の血を受け継ぎし最期の命よ、古代より定められし一族の掟に従う。 「受け継ぎし」と「定められし」は違うでしょう。 「うけつぎし」は「受け継いだ」の意味でしょうか? 「定められし」は「さだめられている」の意味でしょうか? 「し」について、以上二つの用法を説明していただけませんか?

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • garamond
  • ベストアンサー率53% (1119/2111)
回答No.3

同じです。 ただし、正しい古文なら 受け継ぎたる 定められたる と言います。 若い(?)人で古典文法を知らない人が、口語の「た」は文語なら「し(きの連体形)」と思いこんで作った文章です。 ゲームなどによく出てきます。 ついでに言えば、「選ばれし者」も間違いで、「選ばれたる者」と言うべきです。 「き」=過去ににそういうことがあった。 「たり」=そういううことがあって、その結果が今に及んでいる。 ほかにも口語「ない」(形容詞)に相当する文語は「なし」だ、ということから、 「滅びない」は「滅びざる」とすべきなのに、「滅びなき」と言ったりしています。 ついでに言えば「最期の命」も「さいご」が人間の死に関わるときは「最後」ではなく「最期」と書くのだ、という間違った理解に基づいています。 現代日本語の諸相を考察するということなら、これらの「古文もどき」を対象にされてもいいでしょうが、まともな古文を学ぼうとする際には、十分注意しないと、弊害のほうが多いと思います。

shinobuta
質問者

お礼

色々書きましたね。なるほど、分かりました。ありがとうございます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

その他の回答 (2)

回答No.2

うん、変な文ですな。でも差し当たって二つの「し」は同じものとしか受け取りようはなく、過去もしくは回想を表す助動詞「き」の連体形。

shinobuta
質問者

お礼

それはそうですね。ありがとうございます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。
  • Jinjim
  • ベストアンサー率24% (81/332)
回答No.1

これって本当の古文ですか?単に擬古典調なだけなのでは?出典は? 文法的には、まったく同一だと思われますけれど。 (受け継ぎし+命)=(定められし+掟)

shinobuta
質問者

お礼

そうですね。古文もどきです。 早速返事ありがとうございます。

全文を見る
すると、全ての回答が全文表示されます。

関連するQ&A

  • 「~に託す」の用法について教えてください。

    いつもお世話になっております。 昨日、外国人ビジネスマンに教えていて、分からなくなった点が一つ ありますので、ぜひお知恵を拝借できないでしょうか。 昨日、日本も戦前、非常に貧しい時代があったという 「日本事情」を説明しておりました。 例にとりましたのが、あの野口雨情の「シャボン玉」です。 一説に「間引き」をテーマにした童謡だと言われています。 そして、彼に、この歌は、作者の野口雨情が 命短いシャボン玉に[託して]間引きされた子供たちを 慰める歌を作ったのではなかろうか、と話しました。 ここで、「託す」という語彙の意味、用法に対して 質問がありました。 三省堂 「例解 新国語辞典」を引用し以下のように説明しました。 (1)仕事を人にたのんでまかせる。 用例:任務を託す。手紙を託す。 (2)つたえたいことをストレートには口にしないで、 別のかたちで表現する。 用例:かなしみを歌に託す。 これはこれで納得してくれたのですが、文中で 使う用法を聞かれました。 そこで以下のような例文を作りました。 (1)引越し業者[に託して]、荷物を運んでもらう。 (2)愛の歌[に託して]、自分の気持ちを大好きな人に伝える。 しかし、どうも、理解できなかったようです。 この「託す」という動詞を、文中で「~に託して」の形で使う際の 分かりやすい意味説明、例文のご指導をいただけないでしょうか。 文末で使う分にはそれほど難しくはありませんが、 文中で使うには、日本人にとっても難解な動詞だと思っています。 どうかよろしくお願いいたします。

  • けだしの推量用法

    けだしの意味 1.まさしく、たしかに 2.もしかすると、あるいは。 1はなんとなくわかるのですが、2は古語のみの用法ですか?例文があれば紹介していただきたいのです。

  • large-scaleの用法について

    ジーニアス英和辞典によりますと、形容詞のlarge-scaleは通例限定用法であるようですが、叙述的用法はできないのでしょうか? 例えば、The view is large-scale.のような使い方は可能でしょうか? この例文は「その眺めはスケールが大きい」という意味で作ってみたのですが、そもそも、large-scaleは「スケールが大きい」「雄大な」といった意味で使えるのでしょうか? 単に「規模が大きい」「大規模な」という意味でしか使われないのでしょうか? また、grand-scaleやbig-scaleも同様の使い方と考えてよいのでしょうか? どなたか、ご説明をいただけましたら幸いです。 よろしくお願いいたします。

  • おいて の用法について

    おいて の用法について 外国人の知人から用法、意味等を聞かれました。 1 食器を洗ったら、そこに置いて(おいて)ください。 2 窓を開けてもいいですか? いいえ寒いので閉めて(おいて)ください。 3 花見の日を 皆で決めて(おいて)ください。 文法的にどう説明したらよいか、また3つの(おいて)の意味はまったく同じであるか。 ご存知の方 ぜひ解説をお願いいたします。

  • 不定詞の形容詞的用法と副詞的用法

    不定詞の3つの用法(名詞、形容詞、副詞的用法)に関しては文法的説明もわかりますし、英作文でもそれぞれ使えるのですが、いざ英文を読むとなると名詞の後につく不定詞が形容詞的用法か副詞的用法かすぐに分かりません。 結果、そこだけ読解がストップしてしまって意味がぼやけ、もやもやします。 たぶん文法を考えすぎなんだと思いますが、意味をとる上でどう考えればよいのでしょうか? 参考に例文を示しておきます We have some materials to copy for a meeting we are hosting tomorrow afternoon. この場合だと「~の資料」なのか「~するために資料を~する」なのかということです。 考えれば形容詞的用法なのは分かりますが、リスニングや速読などで支障が出ます。 よろしくお願いします   

  • 制限用法と非制限用法の意味の違い

    以下の例文についてお尋ねします。 (1)There were few passengers who escaped without injury. けがをしないで逃げた乗客は、ほとんどいなかった。 (2)There were few passengers, who escaped without injury. 乗客はほとんどいなかった。そして、彼らはけがをしないで逃げた。 (1)が制限用法、(2)が非制限用法の例文です。 (2)の解釈が曖昧な為質問させていただきました。 解説には、この様に書かれていました。↓ …非制限用法は、コンマまでいったん訳し、そこで、and(そして)、but(しかし)、for(というのは)などの意味を補って最後まで訳す。 (2)の場合は、andを補って訳していますよね。 それはどうしてですか? なにか決定的な根拠があるのでしょうか…。 (1)と(2)では意味がおおきく異なってしまう為、しっかり理解したいと思い質問させていただきました(>_<) 何卒、よろしくお願いいたします。

  • askの用法

    こんにちわ。明日に入試を控えている受験生です。 そこでaskの用法を聞きたいのですが [ask for] [ask about] [ask~to] の違いがいまいちよくわかりません。 例文と意味を載せてもらえれば幸いです。 よろしくお願いします。

  • 「訪れる」と「書く」の用法

    たびたびお世話になっていますが、また教えてください。 「私に訪れさせてください」と「私を訪れさせてください」は、ともに訪問の許可を求める意味の文として通じます(まさか、このこと自体が間違っていますか?)。 ところで「私に書かせてください」と「私を書かせてください」も、同じ意味として通じるのでしょうか。「私を書かせてください」はあまり見た覚えがないので、他人に自信を持って意味を説明できなくなってしまいました。 そのようなことを考えているうちに「訪れる」「書く」は、それぞれ自動詞なのか他動詞なのか、または自動詞としての用法も他動詞としての用法もあるのかということさえもわからなくなってしまいました。 恥ずかしい話ですが、どなたか教えてください。

  • 「テクニカル」の用法について。

    「テクニカル」の用法について。 たまに何かの説明をする際に、「ここからは少々テクニカルな話となりますが・・・」と仰る方がいらっしゃいますが、 「テクニカルな話」とは、つまるところどういういみでしょうか?

  • いまさら訊けない「インスパイヤ」の用法。

    インスパイアとも言うようですが、この際不問に付します。 例の「のまネコ問題」以降「インスパイヤする」という文を良く見かけますが、これの用法が間違っている気がしてなりません。 例えば、 ・AがBをインスパイヤした。 というと、「AがBを盗作した」というような意味で使われていますが、これは言葉の使い方として正しいのでしょうか? inspireという単語を辞書で引くと「霊感を与える; (思想・感情を)吹込む」とあります。ですから、上の例文でいくと、「AがBを感化した」とか「BがAを元ネタにした」が正しい意味だと思うのですが。 「インスパイヤした/された」の正しい用法を教えてください。