制限用法と非制限用法の意味の違い

このQ&Aのポイント
  • 制限用法と非制限用法の例文について説明します。
  • 制限用法は意味が限定され、非制限用法は意味が広がります。
  • 非制限用法ではコンマまで訳し、後ろにandなどを補います。
回答を見る
  • ベストアンサー

制限用法と非制限用法の意味の違い

以下の例文についてお尋ねします。 (1)There were few passengers who escaped without injury. けがをしないで逃げた乗客は、ほとんどいなかった。 (2)There were few passengers, who escaped without injury. 乗客はほとんどいなかった。そして、彼らはけがをしないで逃げた。 (1)が制限用法、(2)が非制限用法の例文です。 (2)の解釈が曖昧な為質問させていただきました。 解説には、この様に書かれていました。↓ …非制限用法は、コンマまでいったん訳し、そこで、and(そして)、but(しかし)、for(というのは)などの意味を補って最後まで訳す。 (2)の場合は、andを補って訳していますよね。 それはどうしてですか? なにか決定的な根拠があるのでしょうか…。 (1)と(2)では意味がおおきく異なってしまう為、しっかり理解したいと思い質問させていただきました(>_<) 何卒、よろしくお願いいたします。

  • 英語
  • 回答数2
  • ありがとう数2

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • bakansky
  • ベストアンサー率48% (3502/7245)
回答No.2

> 1. There were few passengers who escaped without injury. > 2. There were few passengers, who escaped without injury.  制限用法とか非制限用法という用語で説明されると、その用語に迷わされてしまうことがあります (私の場合はそうでした)。  もっと素直に、英文の意味そのものに注目してみたらどうでしょうか。  ある列車が脱線する事故があったとします。  1. の場合だと、大部分の乗客は、事故発生から列車から脱出するまでの間に怪我をしました。怪我を負わなかったのは数人に過ぎませんでした。  2. の場合だと、そもそも乗客は数名しか乗っていませんでした。そして、その人たちは怪我をすることなく、無事に脱出をすることができました。  なぜこういうふうに解釈が分かれるのか。  1. の文を見ると、who escaped without injury の部分が few passengers を修飾しています。  もっと分りやすくいえば、passengers を修飾している、といってもいいでしょう。  「修飾している」 とは 「限定している」 ということです。  列車の事故の例でいえば、「その列車の乗客」 という全体の中から、「怪我をせずに避難できた人」 をより分けています。その 「怪我をせずに避難できた人」 は few であったと、ここでも 「限定」 をかけています。  このように、ある全体を示した上で、その全体をある要素に分ける。ある箱の中に赤い玉と白い玉が入っているのなら、赤い玉という要素で分けて、「赤い玉」 だけを分離してしまう、これが 「限定する」 ということで、そこから 「限定的用法」 という用語が出来ました。  2. の文を見ると、文の中にコンマがあります。コンマが置かれているというのは、意味もなく置いたわけではなく、ピリオドでは文がそこで終わってしまうのに対して、そこで文が終わるわけではないけど、一応の区切り目だ、ということを目で見て分るように示してくれます。  There were few passengers というところまでで、ひとまず区切ることができる。「乗客は数人だけであった」 と述べています。  続いて、who escaped without injury となりますが、頭にコンマがある。コンマの前の文の内容を who 以下が受けている。who が受けるのは人間に関するものです。つまり passengers のことです。  ですから、この場合は who = few passengers ということになります。  2. の場合は、いわば2つの文が1つになっていると見ることもできます。つまり、   a) There were few passengers.   b) Those passengers escaped without injury. この a) と b) を1つの文にしたのが 2) の文だと見ることも出来るので、「コンマまでいったん訳す」 のは、日本語に直す場合にはその方が正確に訳せるからです。後ろの文は、改めて新しい文が始まるかのように 「そして」 などという接続詞を補って訳すわけです。あるいは、   c) There were few passengers and they escaped without injury. という文だと思って読んでもいいかもしれません。 なお、1) と 2) の文の場合、passengers を修飾する few という語までついているので、意味をとる段階で混乱を来たしてしまいそうで、面白い例ではありますけれども、このような例文で2つの用法の違いを説明するというのは、かなり上級者向きだという気がします。

keabea_hh
質問者

お礼

わかりやすくご回答いただきありがとうございます!! 本当に助かりましたm(__)m

その他の回答 (1)

noname#208901
noname#208901
回答No.1

制限用法っていうのはしばしば形容詞で使われる分類法です。 1番をよく見てください。乗客、というのがどのような描写を されていますか? 「けがをしないで逃げた」乗客であり、けがをして逃げた乗客 けがをしないで逃げなかった乗客、(誰かを助けに行った人など。) けがをして逃げなかった乗客(正確には逃げられなかった人)は 含まれていません。このようなあらゆる形態の乗客の中から 限定されているといえるため限定用法といいます。 え。なんか難しい。こんなんじゃすぐに限定か非限定か、 なんてわからないよ。って思われるかもしれません 私は何度かこの話について以下の例を持ち出します。 赤 青 黄色 白 一冊ずつ。残りは全部黒のカバーの本が 本棚に入っているとします。 本をとってください。と言われてもどれを取ればいいのか わかりません。しかし、 赤い本をとってください。っていえば、どの本をとればいいか わかりますよね。 このように、本を、修飾している。<(飾って、修(おさ)める) 物や文章を形良くする、という意味です。修飾、とセットで 使われてますが、飾の意味の方が圧倒的に重要です。 >本をとってください。より、赤い本を取ってください。の 方がいいじゃないですか。これだと文章自体のよさが 伝わってきませんけどね。 これを非制限用法とすると、本は赤い。となります。 ですから、本と名のつくものは、無制限に赤くなります。 普通はそんなことありませんから、その本は赤い。 など、指示語をつけますね。これも私はいわば形容詞の 親戚ととらえていますが、形容詞と違い、その物「自体」 の、形や、性質を指しているとはいえませんから、 「その」という指示後は、形容詞とは違うものになります。 ついでにいえば、けがをして逃げた乗客、というのは 英語でいえば、関係代名詞という流れであらわされます。 けがをして逃げた。なんていう1語の形容詞はたぶん存在しません。 せいぜいinjured and escaped passengersという感じで複数単語で 修飾されるはずです。 もちろんこのinjured escapedも、形容詞の一つ(過去分詞の 形容詞的用法ですが、関係代名詞だと、 the passengers who were injured and escaped という感じになりますね。これらもやっぱり、その人たちは どういう乗客なの?と聞かれた時に、(あまり想定しない聴き方 ですが、)はい。彼らはけがをして逃げた乗客です。 というふうに、形容できてしまうわけです。 the injured passengers escaped としたほうがいいかもですが。 red book とか、blue bookとか、1語で表せる修飾語を 形容詞と一般的に読んでいますが、 これが、主語、動詞の 一文となっても形容詞と同じような 感じになります。 There is a girl who has an umblella. 一本の傘を持っている女の子がいますよ。 その子はどんな女の子? はい。一本の傘をもった女の子ですよ。 変わった日本語ですが、確かにその女の子 のことに限定されていることがおわかりでしょうか。 女の子は一本の傘を持っている。 と漠然と叙述すれば、それは女の子っていうのは みんな一本の傘を持っているもんなんだ。という 意味にとれないこともないわけです。 これを表わせば、There are girls(in the world) 、who has an umbllelaとなってしまうのでしょうか。 事が架空すぎて現実味ありませんね。 コンマがなければ一本の傘を持っている女の子 たちがいます。となって限定されます。 で、話の本題の、関係代名詞の制限用法、 非制限用法も、若干延長めいた話になります。 まず、(2)ですが、(2)だと、けがをしないで 逃げた客がいるかもしれない事を表わします。 (これを遊びでくっつけてみましょう。 けがをしないで逃げた乗客はほとんどいなかった。 という感じで全く正反対の意味をもちますねw。) (2)は、このように、そのほとんどのっていなかったにしても、 その乗客みんなのことを言っています。 (1)は、これに対して、けがをしないで逃げた客、 について限定的にいっているのです。 だから(1)はけがをしないで逃げた客はほとんどいなかった。 けがをして逃げた客はたくさんいた。とも受け取れるし、 けがをして逃げなかった客もたくさんいたかもしれないし、 けがをしないでも逃げなかった客も、たくさんいるかも しれないのです。 このように、主体の範囲を限定して述べているから、限定用法 といいます。

keabea_hh
質問者

お礼

わかりやすくご回答いただきありがとうございます!! 本当に助かりましたm(__)m

関連するQ&A

  • Restrictive and Nonrestri

    Restrictive and Nonrestrictiveの違いは文章だと識別できますが 口頭ではどう区別すればいいのですか? There were few passengers who escaped without serious injury. There were few passengers, who escaped without serious injury. 文章を見れば意味がだいぶ違いますが、話し言葉ではでコンマの時にポーズを取るのでしょうか? 教えてください。

  • 英語の「多義文」(2) 

    「多義文」というより「異義文」と言うべきかも知れません。英文を読んでいると、まれにカンマ1つがあるかないかで意味が大きく異なるような文に出会うことがあると思います。例えば、こうです。 There were few passengers who could escape without being injured. (けがをせずに逃げることができた乗客はほとんどいなかった。) There were few passengers, who could escape without being injured. (乗客は少ししかいなかったので、けがをせずに逃げることができた。) ということで、この類の別の例がありましたら紹介してください。あるいは思いつきましたら創作してください。できれば、解説つきでお願いします。また、なるべく、それぞれの文意が互にかけ離れた、真逆に近いような意味であればあるほど歓迎です。相変わらず、興味本位の質問ですみませんが、よろしくお願いします。

  • 制限用法と非制限用法

    非制限用法の例文として、the wedding , which only menbers of family were invited to , took place last week. と本に載っていたのですが、the wedding which only menbers~~という制限用法 を使っていないわけはなぜなのでしょうか。 自分で書くなら、制限用法を使ってしまいそうな気が するのですが。( the wedding が制限しないとわからなそうなため・・。

  • 制限用法と非制限用法について

    例えば、JapanとかTokyoというのはこの世に1つしかないから、 whichを使って修飾する場合、カンマ+whichというふうに非制限用法にする というのは分かってて、 この世にいっぱいある(いる)もので、たとえば I saw the person who stumbled on the curb.みたいなふうに制限用法にしますよね? それで、質問なのですが、 I imitated a variety of dialects to amuse the teenage girls, who chuckled and made fun of my desperate attempt to entertain them. といった英文なのですが、 teenage girlsってこの世にいっぱいいますよね? だからこれもカンマつけずにwho ~というふうに制限用法かと思ったのですが、 なぜ非制限用法になっているのでしょうか?

  • 副詞の制限用法・非制限用法

    先日、ちょっと気になることがあり英文法書を立ち読みしてきました。それによると、形容詞には限定用法と叙述用法があり、このうち、限定用法は制限用法と非制限用法に分かれるといいます。非制限用法の例としては、white snow, the blue sky, cheerful Mikeなどが挙げられています。 ここまでは知っていた(つもり)なんですが、副詞にも名詞を修飾するものがある以上、制限用法と非制限用法の別があるのではないかという気がするのですがどうなんでしょうか? 下記例文1の副詞句straight there from Shinjukuは、名詞the Marunouchi Lineを修飾していて、なおかつ非制限用法であると思うのですがどうでしょう?間違ってるかな!? ※例文1 Yamada : Where are you calling from? Tanaka : A phone booth in Shinjuku. Yamada : Meet me in front of Mitsukoshi Department Store in Ginza. Tanaka : How do I get there? Yamada : Well,I've been away a long time,but I think you can take the Marunouchi Line straight there from Shinjuku. ※例文2 My idea is to take the expressway directly to Kobe. 皆様どうかよろしくお願いいたします。

  • 非制限用法のカンマについて

    非制限用法においてカンマを入れるタイミングがわかりません。 The girls whom we met yesterday were going to the concert. のような例文があるとき、the girls, whom としてyesterday,were としてはいけないのでしょうか。

  • この文を非制限用法に

    A sports car hit a boy and his dog that were crossing the street. という文があったのですが、これを非制限用法にするとどうなるのでしょうか?

  • 関係詞の制限・非制限用法の区別で

    下の一節(1)は2つの段落(2)をパラフレーズしたものです。 ある英語の高校用検定教科書にある問題で、空所を補えというものです。 (1) Professor Fukushima regained communication with others through finger Braille ( ) gave him the courage to live. He thinks we all wish for a spiritually rich life with others and information helps obtain this. So we need to tear down the information divide to achieve better understanding of human beings. (2) Professor Fukushima remembers regaining his desire and courage to live when he was able to communicate with others. Also, another vital factor was that there were people around them who would communicate with him using Braille. This support from others, from society, is an important thing not just for him, but also for everybody. What does this have to do with the information divide? First, let's stop and think: what's the most important thing in our life? To be happy, or to try to be happy. To pursue our happiness, we need each other's support and we need information and communication. Happiness is our goal, and information can help us get there. If we feel communication is impossible, that will be a psychological barrier against getting information. Until his mother created the method of finger Braille, that was Professor Fukushima's "information divide." 正解はwhich(カンマなし)になっていました。私は、この文脈では 関係詞whichは非制限的に用いられており、この教科書内の統一的表記としては 「,which」(カンマあり)がふさわしいと考えました。 実は、この検定教科書は関係詞の制限・非制限用法の区分について別の課で取り上げており、そこでは非制限用法の場合にはカンマが必須である、とまでは明記されているわけではありませんが、非制限用法として挙げられている全ての例文には関係詞の前にカンマをふっているからです。 カンマあり/なしという表記上の区別については横におくとして、私は、上の空所に入る関係詞whichはいわゆる非制限用法で用いられている、と考えますが、この私の理解は正しいでしょうか?

  • 二重限定を避けるための非制限用法

    関係代名詞の使い方として、 先行詞が、 1.不特定なら制限用法 2.既に特定されているなら非制限用法 とありますが、 例えば、 There are many kinds of animals in Africa. I like the animals. として次に「その個性的な動物たちは・・」を訳すとき、 The animals which are uniqueとした場合、 the animalsが指すものはmany kinds of animals in Africaなので、 「アフリカに住む様々な動物の中で個性的な動物は」という二重限定的な意味になってしまうので、非制限用法としてカンマが必要ですか? ロイヤル英文法p.636にも僕の考えを強化するソースがあったんですが、 非制限用法の先行詞になる場合の1つとして、 ・先行詞が文脈上特定できる場合 The restaurant hired a new cook recently. The cook, who has studied culinary art in Paris, is expected to be very good. (そのレストランは新しいコックを雇った。そのコックはパリで調理術を学んできたので、、たいへんよい腕をしているものと思われる) ) *不特定のコックを指す場合には制限用法を用いる A cook who has studied culinary art in Paris is expected to be very good. (パリで調理術を学んできたコックは、たいへんよい腕をしているものと思われる)

  • 前置詞+whichの非制限用法

    前置詞+whichの非制限用法 ある有名な参考書の中に、非制限用法の例文で He said that he was a lawyer, about which I’d never heard before. というものがありました。 しかし、頭の中に 「前置詞+関係詞が出てきた時は、後ろが完全文になる」 というルールが残っていた為、現在この例文について 全くお手上げな状態です…。 (I’d never heard beforeが完全文とは思えないので…) どなたか解説をお願いします。