人民元改革

質問

人民元改革とは、何でしょうか？長所は？短所は？賛成しているのはどのような国・人でしょうか？反対している国、人は？

回答No.2

noname#11596 · ベストアンサー

はじめまして、経済学を勉強した者です。通貨改革と言っていますが、この改革には、裏があります。中国経済に流入している資金の多くは、一時的な利益を狙った投機資金です。証拠に、到底貿易で得た外貨とは考えられないほどの外貨準備高が急増しています。投機家連中は、中国通貨が切り上がる前に、中国通貨を保有してますから、切れ上げ後、中国通貨を売り、ドルに換えるでしょう。まさにぼろ儲けです。しかも、借入金でこのマネーゲームに参加している連中（ヘッジファンドなど）もおりますので、早く切り上げさせたい。
それで、大義名分として、通貨改革と言っているに過ぎないと思います。現在のアメリカの政権は、共和党政権ですから、基本的には、アメリカ企業べったり政権です。従って、中国政府に圧力をかけ続けています。

お礼

インターネットで調べてみると、外貨準備高を保有している国は日本が一位、中国が二位ですが、その内訳はＵＳドルが２／３、ユーロ２０％、日本、英ポンドが５％となっています。中国通貨を持っている人は少なそうです。中国は反日デモ起こしていますが、実際はアメリカが圧力をかけている事になるのでしょうか。今の日本は中国に不利なことは、領土問題を除いてしていないのでしょうか。日本と競争しているような感じでしょうか。元を切り上げると日本の製品は買いやすくなりますが、買いたくないのでしょうか。ありがとうございました。

回答No.3

noname#11596

Ｎｏ２です。外貨準備は、各国政府（中央銀行）が保有をしています。問題は、貿易やサービスの実体経済が先行して、その結果、外貨資金が流入していれば良いのですが、まず、投機資金が流入し、実体経済を持ち上げ、さらに投機資金が流動性となって中国の資産市場、金融市場で過剰循環していれば、巨大な不安定要因を経済全体が抱え込む事になりますので、深刻な問題であるという気がしているのです。つまり、中国の平価問題は、中国の対米貿易黒字が顕著化した時から、問題視はされたのですが、現行のように、政治的圧力をかける所までには、至りませんでした。しかし、投機資金が相当流入している現在、中国の物価上昇は、すさまじい物があります。経済は確かに成長していますが、実体経済と結びつかない虚の経済も拡大し、それを支えているのが、増幅したマネーサプライだと思うのです。その増幅したマネーの根源が、繰り返しますが、流入した過剰の外貨であり、中国国内の過剰流動性だと思えてなりません。また、中国の反日デモとアメリカの関係は、政治的には、全くないと思います。加えて、あくまでも私の考えですが、日本企業としては、為替問題、それ自体も非常に重要だと思いますが、為替の切り上げから、外国投機家連中が資金を中国から引き上げてしまう危惧、またそれに伴う大幅な景気後退懸念から、景気調整段階に入るのではないかというリスクは少なからず注目していると思います。日本の場合は、ニクソンショックの前後に、やはり過剰外貨流入からマネーサプライ増加、インフレ、資産市場膨張という経路をたどり、その後、原油価格暴騰（オイルショック）から、インフレを沈静化させる為に、総需要抑制政策（デフレ政策）実施となりました。どこか似ているような気になりませんか？

お礼

外貨準備は各国政府が保有をしていて、外国投機家が資金を引き揚げる？難しくなったきましたが、お金を持っている人は、世界が平和でいられるよう、運用してもらいたいものです。でも、中国からみて、日本の力は大したことはなさそうですね。円の切り上げの話はありませんが、なぜ元の切り上げの話が出てきたのでしょうか。ありがとうございました。

回答No.1

daisyan

人民元改革とは、中国政府が現在も為替管理を続け、為替相場を市場メカニズムに任せることをしていないのを、止めさせるということですか？
元を実力以下に安く保てば、輸出は楽で輸入は抑止できます。中国の現在の政策はこの方針でしょうか。
しかし、実力以上の元安円(外貨）高により中国の人民は、不当に高い輸入品を買わされているということになります。
中国に工場を移し、現地生産をしている企業は元は安いほうが有利でしょう。

お礼

中国で「日本の物を買うなっ！」て言っているのと関係ありそうな。中国って、日本の輸入品が多いのでしょうか？いろいろ不満が溜まっていそうですが…。ありがとうございしまた。