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人民元切上げのこと
人民元切上げとは、いったいどういうことなんですか。1ドル8.28元から8.11元にするということは、簡単に日本で考えると円高になることですよね。円高になれば海外旅行がはやったり、輸入業は恩恵を受けたりしますよね。反対に輸出業はダメなります。ということは、アメリカ側から中国に輸出がしやすくなったということでしょうか。反対に中国製品のアメリカに対する輸出に影響が出るということでしょうか。こんな考えでいいのでしょうか。あと中国内部での影響というのはどんなことが考えられますか。間違っているところがあれば教えてください。
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今回の切り上げは中国が世界の主張に耳を傾けたというジェスチャーでしょう。アメリカがこれをどう評価するか、貿易にどの程度影響が出るかを見極めるには時間がかかります。 わずか2%程度の切り上げなら半年~1年ぐらいでバランスが元に戻る可能性もあります。 1.輸入が恩恵を受けるわけですから、工業製品の原材料や発電用の重油が安くなり製造コストのアップ分のいくらかを吸収します。 2.輸出品が工業製品の場合は、原材料の変更、技術革新、製造技術力アップなどにより、商品の製造コストを 合理化することが出来ます。(今の中国では難しいでしょうが)日本は過去行くたびかの円高をこうして乗り切ってきています。 しかし、切り上げ効果が出なければアメリカを中心に再度の切り上げ圧力をかけるでしょう。切り上げはある意味で中国の総合力をアップに拍車をかける面もあります。
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- syonep
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概ねあっていると思います。 えーと、「人民元」の「切り上げ」ですから、当然、元高ドル安となるのです。 で、輸出入の件も概ねそのとおりなのですが、 今回の切り上げ幅が約2%である点、変動幅は0.3%以内としている点、輸出入の建通貨が何であるかで為替差損益が吸収される場合がある点 から、一概に、そのようになるとは限りません。