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体脂肪を優先的に燃焼させることのメリット

 「体脂肪を減らすためには、エネルギーのより多くを体脂肪から生み出す有酸素運動が適している」といった文言をよく目にします。  しかし、体脂肪を優先的に燃焼させても、それによって消費されなかった糖分などが結局は体脂肪になってしまい、結局は同じことなのではないかという疑問が残ります。  有酸素運動により体脂肪を燃焼させることは、どういったメカニズムで体脂肪減少に資するのでしょうか。  どうぞよろしくお願いいたします。

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  • genmai59
  • ベストアンサー率45% (1214/2675)
回答No.1

体脂肪を減らすために有酸素運動が有効なのは、エネルギーのより多くを体脂肪から生み出すからというよりも、体脂肪を使うことによって、長時間続けられるからです。 無酸素運動では、筋肉中の糖(グリコーゲン)を分解してエネルギーを取り出すので、糖がなくなれば、反応が進まなくなります。激しくエネルギーを消費しますが、ごく短時間しか続けられません。 有酸素運動では、体脂肪を酸素を使って分解することで、エネルギーを取り出すので、何十分でも何時間でも運動を続けられます。1kgの体脂肪で7000kcal分の運動にあたると言われますが、これは体重50kgの人なら約140km歩ける量です。50kgの人が体脂肪率20%とすると10kgの体脂肪を持っているわけなので、エネルギー源がなくなってしまう心配は、ほとんどありません。 激しくても何十秒かで終わってしまうのと、少しずつでも何時間も消費を続けていられるのとでは、総量で差が出るというわけです。

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