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故障率が限りなく0に近い 車、家電、機械etc

もし技術研究をしてある製品の故障率が限りなく0に近くなってしまった、または故障率が0の車、家電、機械、重機などを開発してしまった場合・・・・・ 企業はその商品(故障率0に近い商品)の故障率をわざと上げることはあるのでしょうか?すごく興味があります。 故障率が0に近ければ、新しい商品の必要性があまり無くなり、需要が減り、企業の収入や利益が減ると考えられます。 技術屋さんや、企業内部事情など詳しい方、経営戦略家の方などいましたらお教え願いたいです。

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  • shin163
  • ベストアンサー率31% (160/502)
回答No.9

本件では、「ソニータイマー」が有名ですね。要するに、保証期間が過ぎてしばらくすると、故障してしまい、ユーザーはその修理代と新品の値段に葛藤し、そして新品に買い換える、ということです。最近は、ユーザー登録すると保証期間が3年に延びるという手法をとっていますが、3年以上使用してからが心配ですねぇ。 「わざと耐久性を落とすことはしない」 というのと、「コストや販売価格との兼ね合いのために、基準をクリアする範囲内で質を調整する」 というのは矛盾しています。 要するに、「基準をクリアするように質を調整している」 すなわち、「わざと質を落としている」というのと等しいのですが・・・。 壊れても壊れても使える限り修理して使うという国にいましたが、彼らの修理意欲はものすごいですよ。純正品なんてものにこだわらず、本当に上手に代用品を選択して修理し、使えるようにしてしまいますからね。 日本は、修理工賃が高いうえ、製品生産国ですので、新品が安く買えるという、世界的に見て特殊な国ですよ。 No.4の方の、最後の文章が、それをあらわしていますね。ある程度の期間をノントラブルで使用できないとそのメーカーは評価を落とし、その期間を過ぎて適当なところで壊れれば、そのメーカーは評判を落とすことなく買い換えてくれる、ということですね。 なお、相当(15年以上)前に、トヨタが、スターレットの設計耐用年数を意図的に落として価格を下げた、というのが新聞記事になっていたのを見たことがあります。まあ、スターレットごときに、10年も乗られたら、次が売れませんからね。(当時は、車両そのものが、8年程度では廃車処理されていた時代。だから、海外で日本の中古車部品が大量に出回っていたんですが・・・。) 実際に、設計している人にとっては、基準を下げて、それをクリアさせるように耐久性を落としたとしても、そのことを、「わざと耐久性を落としている」 とは思わないでしょうね。あくまでも、「基準はクリア」 しているわけですからね。

その他の回答 (10)

回答No.11

父がいってたんですが 欧州向けは比較的低く作ってあるとか。 ドイツの家とか50年前のオーブンとかあるし。 まあ大事に扱う奴は長く持って。がさつな奴はすぐぶっ壊すし、飽き性奴はすぐ買い換える。 人間の心理に漬け込んだ何らかの仕掛けはあるかもしれません。 技術は常に革新するから心配ないのでは? オイルヒータでデロンギって言う欧州のメーカーは長く使っていただく事はいい事だと いって修理に快く応じてくれ15~6年修理を重ね未だに現役ですよ。 国産メーカーは・・・・・特に○下

townaceman
質問者

お礼

みなさん解答ありがとうございます。 こんなにたくさんの方に答えていただいてうれしい限りです。とても参考になります。

回答No.10

なかなか面白い質問で、回答者もすばらしい回答をしているので私も参加させてください。 既出ですが、この手の話ではやはりソニータイマーが有名ですね。保障期間が切れた頃に部品が壊れるように設計してるとかなんとか。実際ソニー商品は壊れやすいですよね。消費者もそろそろそれに気付いたのか、業績は悪化の一途をたどっていますが。 ほかにも就職活動中に聞いた話ですが、某パソコンメーカーで、5年以上持つようなノートパソコンを開発したい!というと、当社は2年サイクルで壊れるように作ってる(もっとマイルドな言い方ですけど)。そうじゃないと次が売れないから。だそうです。 私が思うのは、先端技術をつぎ込んだ電化製品などは比較的寿命が短く設定しているのではないかと。次々と新商品を買ってもらいたいですからね。その反面、住宅に関するようなもの、風呂やキッチンなどは寿命を長くする必要があるのでしょうね。すぐ水漏れしたら評判がた落ちですからね。

noname#12638
noname#12638
回答No.8

 長年ある建築用設備機器や自動車用機器、セキュリティシステムなどのメーカーの製品開発部門に所属していました。  技術開発や設計、生産技術の上で、どんな部分、どんな面でも、わざわざクオリティを落とすなんてもってのほか、考えたことすらありませんでした。それでも、いいものを作ればいつまでも良く売れる、不思議なようですがこれは実感していました。  ただ、販売競争に勝ち抜けるだけの販売価格の設定、それから逆算した製造コストのリミット、この面では残念ながら、もう少しコストに余裕があればもっといいものを提供できたのにということは度々ありましたが。  ということで、許されるコストの範囲ながら最大限にクオリティを高め、壊れ難くし、不良率も極限まで下げた良質な製品への信頼性こそがメーカーのプライドであり顧客の信用を得るただひとつの方策。ですから、わざわざ壊れやすく設計するなんて、そんなメーカーがあるんでしょうかねえ。

  • RedBNR32
  • ベストアンサー率12% (27/224)
回答No.7

車の場合は、部品点数が多すぎて確証は無いですが、ビデオとか家電製品では、明らかに壊れる様に作ってあると分かる物がありますよ。 うちのビデオなど、メインで使ってる2台は、テープ駆動のギアが一部プラスチックなので、それが定期的に壊れます・・2台とも同じ構造なので使用頻度によって時間差で壊れます。 部品を出してくれるので自分で修理しますが、これが修理に出せば1万~2万掛かる訳ですから、じゃ新品を買おうかという事になる場合もあるでしょう。 で、同じメーカーを買うかどうかは分かりませんが、とりあえず購買意欲には繋がるから・・・。 このビデオに関して言えば「わざと」としか思えません。ある意味、見えないタイマーが付いてるんですね。

  • hiro09
  • ベストアンサー率0% (0/5)
回答No.6

こんにちは。家電メーカーで液晶を開発してる者です。興味深い内容だったので私も参加します。 まずメーカー主導で耐久力を落とすことはありえません。しかしコスト、クオリティのバランスを考慮する必要がある為、耐久力を落としてることはあります。 きちんと基準も有り、その基準以下のいわゆる「故障率」でなければならない内規も存在しますし、法律でもJIS等で耐用年数が決まってます。 なので、わざと壊れやすくしてることはありません。 必要なのはトータルバランスです。

回答No.5

現段階の技術で車や家電の故障をほぼ0にすることは可能です。 しかし、そうすると今の価格の三倍くらいになるそうです。 三倍高いお金を出して故障0のものを買うよりは、安いものを買って修理していった方がリーズナブルだからだと思います。 これはきちんとメンテナンスするという条件つきですが。

noname#131426
noname#131426
回答No.4

むかし、何とか自転車って自転車メーカーがフルステンレスの自転車を作りました。 すごく売れましたが、長持ちしすぎて次が売れなくて倒産しました。 資本主義社会は、消費する社会です。 作って、壊して次が売れるからまた作って・・その繰り返しで成り立っています。 しかし、すぐに壊れては自分のところの製品が売れず、かといって、壊れなければ次を買ってもらえない。 メーカーにとって腕の見せ所です。

  • tosshy
  • ベストアンサー率31% (93/291)
回答No.3

メーカーに勤めていますが、故障率をわざと上げるなんてことはあり得ません。 ゼロに近いほうがいいに決まっています。 それがなかなかできないから苦労するんですよね。 仮に設計の段階で理想的であっても生産の段階で必ずばらつきが生じ、 不具合品は出てきます。それをゼロに近くするのも努力の1つです。 ANo.2の方もおっしゃってますが、故障しない製品をつくったからといって、 将来の需要が落ちることなど心配しません。 常に進化しモデルチェンジする必要があるからです。

  • santana-3
  • ベストアンサー率27% (3891/13901)
回答No.2

故障率を0に近くするのは、製造メーカーの命題でもあります。 故障がゼロであっても消耗部品や耐久部品の寿命は故障とは言いません。 また機能やデザインは進化し続けるものですから、新商品の開発は怠れません。

  • hkun
  • ベストアンサー率17% (10/58)
回答No.1

車(乗用車)の場合、故障率が0に近ければそれだけ頑丈で重たくなり、燃費も悪くなりますから、燃費を上げる為にも耐久率は10万キロ程度にして、軽量化(脆く)して設計します(当然、故障率が0に近ければ古くなった、性能が悪いからと買い換える人以外は買い換える人は減ります)。逆を言えば、乗用車の場合、10万キロを超えた場合は、多少なりとも故障が増える場合が多いです。重機等他の物は、基準が違いますが、概ね,何年か使って,買い替えを検討するな寿命で設計しているようです。

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