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脱北者の駈け込み対象が日系企業になった場合

中国で日本の会社運営に携わっているものです。 最近、駈け込みが政府組織である領事館から北京などの日本人学校に変わっておりますが、本来日本人学校というのは私学であり、その校内には治外法権は存在しません。 なぜ、日本人学校に駈け込みが成立しているのか不思議ですが、同じく治外法権が存在しない日系企業へも駈け込みが発生する可能性を考えますと、我々はどのような対応をすればよろしいでしょうか?自社に駈け込まれたときの対策を事前に考えたいと思ってます。 日本人学校のように保護できれば人道上宜しいのですが、警察権力が当然ながら工場内に入ってくるのは必定でございます。公安(警察)に引き渡すことになってしまうと思うのですが、その際、企業としてもマイナスイメージになると思います。公安と戦ってでも守るのか? 良き案を作りたく、ご意見ございましたらご教示くださいますようお願いします。 中国には大使館以外にも地方自治体の連絡事務所や外郭団体の事務所など極めて公的期間の事務所が多くございます。結構、切羽詰った問題ではないかと思うのですが。

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  • ベストアンサー
  • mmky
  • ベストアンサー率28% (681/2420)
回答No.5

参考に 亡命意思があり、中国人でないことがはっきりしているのであれば、中国公安に引き渡すことは、非難される場合が考えられますね。中国には人権など最初からありませんから議論の余地はありませんが、アメリカやよその国ではうるさいので、企業イメージは悪くなりますね。ということで、日本大使館に相談して、どう対応するかを決めておくことが大切ですね。中国の日本大使館では、物足りないのであれば直接外務省に出向いて相談しておくといいですね。例えば、私であれば中国公安に引渡しはしません。即、日本大使館に連絡して引き取らせます。日本企業に逃げ込んだということは一義的に日本への亡命と考えられるからですね。その後は大使館の仕事です。会社や職などはどこにでもありますが人道的立場は一度失えば取り返すことは難しいですね。人間として失いたくないものもありますね。

yuuuuto
質問者

お礼

大変参考になりました。ありがとうございます。 私も同感です。 企業というのが、社会的責任を負っている以上、社会的存在として振舞う必要があるかと存じます。したがって、亡命を求めてきた人間を大使館に引き渡してその後の判断をいただくことが、最良の方法だと思います。公安に渡してしまったら、人道に対して最低という企業イメージを世界からも自社の従業員からも見られてしまう、こういった世の中であればよいかなと感じます。 大使館に別途聞いてみたいと思うのですが、どんな回答が来るのでしょうかしらん。

その他の回答 (5)

  • SCNK
  • ベストアンサー率18% (514/2762)
回答No.6

日本領土の延長であるところに入ったものは、どうしようと日本政府の勝手であるわけです。 しかし、私企業などはそうではありませんから、そこの国の自由です。 脱北者と行っていますが、密入国・密出国の被疑者です。それを支援すれば、共犯者ですから、当然、その国の官憲に引き渡さなければなりません。 非難されるとおっしゃいますが、もし日本で同様のことが起きたらどうでしょう。中共系の企業に勝手に密入国者が匿われる事態は、日本政府としては見逃せないでしょう。 日本の主権を尊重するなら、他国の主権も主張すべきです。 その上で、中共の官憲に、取締りを要求すべきです。そもそも家宅侵入ですよ。中共側にその責任はあります。

yuuuuto
質問者

お礼

人道の話っていうのは、このような理屈では、通らないと感じます。 脱北者は被疑者というか亡命者ではないか?という意見もあります。仮に、それを論破しても全く意味が無いのかなと感じます。 コメントありがとうございます。

  • betagamma
  • ベストアンサー率34% (195/558)
回答No.4

No.2ですが。 No.3さんの意見に全く同感です。私も杞憂だと思っていました。 ただ、企業内でマニュアルを作っておくこと・会社としてどう対応するか事前に決めておくことは必要だと思いますが。

  • MK1
  • ベストアンサー率67% (141/208)
回答No.3

杞憂だと思います。というより、まず基本的な認識に間違いがあるのではないでしょうか。 >本来日本人学校というのは私学であり、その校内には治外法権は存在しません。 確かに私立学校として運営されている(たいていの国では、「日本人学校」はその国の学校制度とはそぐわないもの。もっといえば、元々日本の都合でつくった在留邦人の子女教育の特殊な組織)ものですが、どの国でも一般の私学や民間企業と一緒にはみられてはいないでしょう。北京の日本人学校がどういう経緯でできたか知りませんが、私がいた国では旧日本領事館の敷地や地元日本人会が大使館の仲介で借り上げた公的施設を日本人学校としていましたから、正式に治外法権はないものの、地元の人たちが簡単には入ってこれない(どの国でも、とくに発展途上国では日本人児童の安全上、それがもっとも大事なこととされ、確立されている)施設として、少なくとも認識されています。地元の官憲が何らかの理由で踏み込もうものなら、大使がその国の外務省に抗議するほどの大問題になります。つまり、準公館なのです。 だから、北京でも中国官憲が簡単には踏み込まないのではないですか。そしてそれが分かっているからこそ、脱北者が駆け込むのでしょう。一般企業と日本人学校を一緒にするのは非常に乱暴というか、無知ではないかと思います。今後も日系企業に駆け込む脱北者はいないと思いますが、そんな前例でもあるのでしょうか。

yuuuuto
質問者

お礼

杞憂であれば楽なのですが。 日本人学校は、もともとは領事館の中にあったものが、移転されて大きくなっている類のものですし、実際の運営は授業料のほか、国のお金と企業からの寄付金で成立しております。したがって、準公的なものであり、一般企業とは異なるという点は、充分承知しております。 但し、中国というところは、日本の常識では乱暴とか無知とか指摘されるようなことも、平気で起きるところでございます。最近はSARSもありました。このようなリスク管理は当然必要であり、想定マニュアルを事前作成しておかないとまずいんですわ。

  • betagamma
  • ベストアンサー率34% (195/558)
回答No.2

結論から言うと、公安に逆らうべきではないと思います。 >その際、企業としてもマイナスイメージになると思います。 ここは、「日本では」マイナスイメージになる、というべきでしょう。現地で実際に働く中国人に対するイメージは、守らなくてよいのでしょうか? 日系企業であっても、資本が日系というだけで、実際に工場で働いているのは、中国の方のはずですよね?現地の中国の方はどう思っているのでしょう?日本での反応とは、絶対違うと思うですが。 そもそも、中国は役所が非常に強いですから、中国に会社を進出させること自体がかなり繁雑なはずです。自分の記憶では、形として、中国の企業と合併しないと進出できないのではなかったでしたっけ? いずれにしても、役所・公権力が強い国で、現地の公安に逆らうようなことが、いい結果を産むとは到底思えません。当局に目をつけられて、さまざまな形で経営を邪魔されるかもしれませんよ。 企業は、あくまで「利益を追求する」機関ですから、イメージダウンが、そんなに企業利益に影響するならともかく、政治的には、中国政府を尊重すべきだと思います。相手の土壌で商売をさせてもらっているわけですから。

yuuuuto
質問者

お礼

コメントありがとうございます。 規制緩和が進んでおり、別に合弁しなくとも進出可能です。また、役所や公安が強いのは事実ですが、時にはブラックな要求もあり、時々毅然とした態度をとる必要があります。上手におつきあいさせていただいてます。 中国人に対するイメージは一概には言えません。公安に渡さなくてもよいという考えを持っている人間も多数いるのも事実です。

  • micchan32
  • ベストアンサー率22% (240/1054)
回答No.1

民間の企業に駆け込んでも、誰も助けてはくれないし、逆に不法侵入の疑いで逮捕されるでしょう。脱北者や支援者はそれを分かってると思います。 じゃ、ナゼ日本語学校に駆け込むかというと、ほとんどの日本語学校は日本政府(JICA)が絡んでいて、国の機関に近い...という考えでは無いでしょうか?。 もし企業に進入したら断固した態度で対応するしかないでしょう。 企業が引き渡すのでは無く、警備会社(もしくは警察)が引き渡すという様な感じで良いと思います。

yuuuuto
質問者

お礼

ありがとうございます。 うちの会社では、どろぼうを捕まえて公安へ引き渡したことがあります。脱北者も同様の扱いにするのは、スジとしては正しいような気がするのですが。

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