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副詞節で未来形を使ってはいけないのはなぜ?
塾講師をしております。 先日生徒に、 <If・・・やWhen・・・などの副詞節では未来形(will)を使わず現在形を使う> という事を教えていた所、 「副詞節で未来形を使ってはいけないのは、なんで?」 と聞かれました。その時は流して授業を進めたのですが、あとで気になって辞書などを調べました。 ところが、調べた限りではどこにも載っていなかったので、ますます気になってしょうがないです。 どうか、この理由をおしえてください。
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もとは「仮定法現在」が使われていた部分です。 If it be fine tomorrow, I will play baseball with those guys. やがてこの用法が廃れると、「直説法現在」に取って代わられました。 If it is fine tomorrow, I will play baseball with those guys. この流れを知っていれば、当該条件節が「現実世界」での話ではなく、「仮定世界」での話だと容易に理解できると思うのですが、さすがにそこまで生徒さんに期待はできませんよね。 ただ、最低限「現実」と「仮定」とは区別していただきたいと思います。willはあくまで「現実世界での未来」であり、条件は「仮定・仮想」です。 日本語では、次のような誤用例が参考になるかと思います。 After he goes home, the policeman will explain it to you. ○彼が帰宅した後、警官から説明があると思います。 ×彼が帰宅する後、警官から説明があると思います。 なぜ「~後」節内では、「する」ではなく「した」になるのか?なぜそうならないといけないのか?
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- nagatos
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英語そのものについては、#4さんのおっしゃるとおりでしょう。英語圏の人も「寄せ集め」と言っているようです。 日本の文法書では、will は絶対、出てきませんので、#1さんので正解ということで決着していることになります。 「原形、will, would, can, could は不確かさの度合い」と記憶すれば簡単です。 でも、なぜ日本では出てこないのでしょう。。。 以下のリンクに、if will の説明が出ています。when will が出ているかは知りません。
お礼
トップページのようなところに出て一見よく分からなかったので、時間をかけて後で読ませていただきます。 ありがとうございました。。 ポイントを差し上げられなくてすみません。
#3さんの仰る「仮定法」とは英語でsujunctiveと言われるもので、英語以外の西洋の言語では よく「接続法」と言われるものに相当します。接続法と言うのは 従属節で使われ、不確かな事実などを表します。 英語もずっと遡るとフランス語やロシア語と同じ言語になるんですが、その頃は動詞の未来形は助動詞を用いずに単独の形がありました。フランス語なら 単純未来形があります。英語と同じゲルマン語に属するドイツ語も助動詞を用いて未来形を作ります。英語の場合、未来を表す助動詞は主節でしか使えないですね。 フランス人の英語だと、ifでは未来形を使わないのに、whenでは未来形を使うミスを犯しがちです。これはフランス人には ifは仮定の条件を導くが、whenは 主節とほぼ対等な関係にあるという意識が働いているのでしょう。 英語の文法の問題は深く突き詰めると英語だけでは片付かなることが往々にして起こります。 このように、「どうしてこうなるの?」と とことん追及する人は数学や理科は伸びますが、英語は足枷になりやくなります。
お礼
フランス語やドイツ語の話までかかれてあり、勉強の幅が広がりました。ありがとうございます。 最後の2行にもなるほど~と納得しました。 ポイントを差し上げることができなくて申し訳ないです。 またよろしくお願いします。
- HappyEquinox
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副詞というものは、連用修飾語として用いられるものだから時制はありません。
お礼
え!!本当ですか? <時制の一致>では、主節と副詞節の時制を一致させたりしますよね。ということは時制があるということではないのでしょうか?
- graduate_student
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話し手が「近い将来,その事柄が確実なものとなる」と考えているため,不確かな未来の時制ではなく,現在時制で書きます.
お礼
そうか、そういうことなんですね!! こんなことも知らずに英語の講師をしていて申し訳ないです。。 とても勉強になりました。ありがとうございます。。
お礼
仮定法の流れを汲んでいたとは知りませんでした。 大変参考になりました。 「現実世界」と「仮定世界」の二つの世界があるんですね。勉強になります。 また分からないことがあったら質問させていただくかもしれませんがよろしくお願いします。 ありがとうございました。