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泣き入りひきつけとダイアップ坐薬

1歳0ヶ月の息子がこれまでに2回泣き入りひきつけを起こしました。 1回目は泣きが激しくなった後に1分ほど失神しましたが、意識が戻ったあとはすぐに普通にしていました。 2回目はチアノーゼ状態から全身痙攣を起こし、2分近く続いたので救急車を呼びました。救急車が到着した時点で意識は戻っていましたが、病院の救急外来で痙攣止めのダイアップ坐薬を投与されました。痙攣後24時間近く足のふらつきと過剰な興奮状態(叫ぶ、目をあわさないなど)が続きました。また、昼寝の時間が長くなるなどかなり疲労している様子が2~3日後までみられました。 これはダイアップの副作用なのでしょうか?それとも、激しい痙攣による脳の障害の一種なのでしょうか?主治医に相談しましたが、「ダイアップに興奮の副作用はなく、自分は神経の専門ではないのでそれ以上のことはわからない」と言われました。 ひきつけから5日経った今はひきつけ以前の状態に戻ったように思いますが、今後泣き入りひきつけを起こした際にダイアップを使うほうがよいのかどうかわからず迷っています。また、脳波などの精密検査は必要ないでしょうか?

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  • inoge
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回答No.1

小児科ではないけど神経屋の医師です ダイアップ(成分名:ジアゼパム)は鎮静剤ですが、何故か副作用として直後に興奮が出ることはあると思います。が、その多くは投与直後であり、ダイアップの投与量が示されていませんが、基本的に代謝・排泄の早い薬なので効果も副作用も24時間も続くというのは考えにくい。むしろ、おっしゃられる状態は副作用ではなくけいれん発作の症状である可能性もあるとおもいます。その場合はダイアップの効果不十分ということです。 ジアゼパムの安全性としては、アメリカでは同じジアゼパム製剤でダイアップよりも軟らかい、より吸収の速い座薬を小児痙攣発作にたいして処方して自宅で使用して安全性が十分であったという報告をみたことがあります。ただし、この場合も事前の的確な診断や投与方法、効きすぎて呼吸抑制が出た場合の対処などを親御さんにあらかじめ教育しておく必要があります。とはいえ自宅でも大丈夫なものだから病院ではなおのこと安全性は高いといえるでしょう。診察しないと責任は持てないのですが一般論として全身けいれんを繰り返すのならダイアップ投与はするべきだと思います。 いずれにせよお子さんの症状が痙攣発作であるかどうか自体もはっきりさせるため小児てんかんの専門医を受診されることが望ましい。が、てんかん専門医は少ない。「てんかん 小児」といったキーワードに 質問者の居住地名を加えて検索されてみてはいかがでしょう。 熱性けいれんなら心配は無いのですが、発作のとき熱発はありませんでしたか? てんかんQ&Aのあるサイト http://epilepsy.yokoo-hosp.jp/

参考URL:
http://epilepsy.yokoo-hosp.jp/
shimataka
質問者

補足

早速のご回答有難うございます。 補足ですが、泣き入りひきつけのとき、1回目も2回目(痙攣を起こしたとき)も発熱はありませんでした。 また、2回目のひきつけ後ダイアップ坐薬の投与を受けた直後から3時間後くらいまでは、おそらく薬の鎮静作用のためと思われますが睡眠、ボーっとしている、立ったときふらつく、などの症状でした。過興奮状態になったのは病院から帰宅後しばらくしてからで、ダイアップの投与後4時間は経過していたと思います。普段どおり寝ましたが、翌朝目覚めたあとも過興奮状態でが続いており、大きな声で叫んだり、目を合わさない、表情に乏しいなどの異常な状態でした(親からみると)。しかも、足がもつれてよく転んでいました。 既往として喘息があり、2回のひきつけともテオドールを服用中でした。1回目はテオドールを1ヶ月以上にわたって服用中でした。2回目は、ひきつけを起こす3日前からテオドールを服用し始めていました。ダイアップを投与した時のテオドールの血中濃度は約3μg/ml(投与約6時間後)であり、担当医はテオドールの影響ではないという判断でした。念のため、ひきつけ後はテオドールは服用していません。 しかし、テオドールを服用すると確かに興奮しやすく、2回目のひきつけの3日前に飲み始めたときもかなり興奮していました。ただ、テオドールで足のもつれは今まで経験はなかったです。 過興奮状態と足のもつれは、泣き入りひきつけによる痙攣が完全にはおさまっていない、ということなんでしょうか?それとも痙攣により脳がダメージを受けたことによる一時的な後遺症なのでしょうか?こういう場合、もちろん痙攣を起こさないよう注意すべきなのでしょうが、泣くのをやめさせるのは難しいので憂慮しております。気のせいか、痙攣後は以前よりも興奮しやすくなったように感じます。

その他の回答 (3)

  • inoge
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回答No.4

「ダイアップは痙攣が起きてからでは間に合わない」とはどういう意味か理解しかねます。ジアゼパムは痙攣発作を抑える目的で投与するもので、代謝が速いので予防目的には使えません。意味が逆なのではないでしょうか。 てんかん患者は発作の前兆を感じることがあります。こういうときにはもう投与した方がいい。小児でこういうケースはあまりないでしょう。

  • bekky1
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回答No.3

同じような子供を持ったことがある母です。 我が家の娘の場合には、おもに熱性痙攣でしたが、ダイアップは、痙攣が起きてから、では間に合わないのだそうです。 実際、脳波の検査もしましたが、「この程度は、てんかんでなくても出ることもあります。 ジアゼパムではおきてからでは間に合いません。 熱の上がりでと言っても、 投薬のタイミングが難しいので、これだけよくひきつけるなら(毎月のようにでした)、常時薬を飲んだほうがいいでしょう」 と言うことで、フェノバルビタールを小学校3年生まで飲み続けました。 年に1回脳波の検査。 定期的に薬の血中濃度の検査をづつけました。 それでも、半年に1回ぐらいは、あっと言う間に39度まで上がるようなときは、ひきつけていましたね。 小学校3年の時にひきつけてから、後は大丈夫です。 薬も飲んでいません。 今は、普通に二十歳の大学生です。 ひきつけるようになると、段々発作の時間も長くなって こりゃダメかなって、思うこともありましたが、 フェノバルビタールを飲むようになってからは、 回数も減りました。 今後のこともありますので、また起こすようなことがあれば、精密検査をお勧めします。 痙攣自体は、80%ぐらいの子は、1回ぐらいしか起こさないのだそうです。 わが娘は、残りの20%でしたが、それでも今は元気です。

shimataka
質問者

お礼

ご回答有難うございます。 お嬢様は何歳の頃から熱性けいれんが始まったのでしょうか?長い間、ひきつけを起こされる度にどれほど心配されかと思うと胸が苦しくなります。でも、今はすっかり回復されてお元気でいらっしゃるとお聞きし、とても励まされました。 息子のひきつけのきっかけは激しく泣くことなので、今は少し泣いただけでもビクビクして急いで抱き上げたりしていますが、このような態度はしつけ上望ましいと思えず、また、3歳年上の姉にもかなり我慢を強いているので心苦しく思っています。 おっしゃるように精密検査を近いうちに受けたいと考えています。 どうも有難うございました。

  • inoge
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回答No.2

「完全には収まっていないけいれん」と「一時的な後遺症」の定義の違いが分からないのですが異常脳波が前者はあり、後者はなし、といいかえますと、どちらもありえる、と思います。脳波を取らないと分かりません。が 印象としては後者です。全般けいれんのあとのもうろう状態ではないかと思います。 なお、全般けいれんは組織障害性があり、一回一回の影響はわずかですが何度も繰り返すと器質的障害をもたらします。 テオドールはβ2ブロッカーですから中枢作用としては興奮より抑制に出ることの方が多いのではないかと思います。そういう意味ではてんかんの原因になりにくいし、薬剤情報にも無いと思います。 専門医受診をお勧めします。

shimataka
質問者

お礼

何度もご回答有難うございます。 泣き入りひきつけは通常、呼吸停止による一過性の脳虚血状態と低酸素症で発作後もうろう状態にならないということらしいですが、息子の場合はその状態を通り越えて全身けいれんが起こってしまい、もうろう状態が残った、ということなんでしょうか。 親としては繰り返し起こすことで器質的な障害に至るのが最も心配ですので、おっしゃる通り早めに専門医を受診したいと考えています。 どうも有難うございました。

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