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原子吸光光度計及びICPについて。
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いずれも溶液試料の測定ですので、固体試料の場合、酸等で溶解する必要があります。 ですので、特に形状の制限はありませんが、もちろん小さくできた方が溶解はしやすいでしょう。試料量としては通常は1g以内ですので、大きなものを丸ごと測りたいというのは難しいです(溶解できる設備があれば、不可能ではないでしょうが)。 測定可能元素ですがICP発光の場合は、Li以上の元素(ただし、C~F、希ガス元素等はのぞく)と思っていいと思います。ただし、感度等はかなり異なります。原子吸光の場合もほぼ同じでしょう。ただし、原子吸光では測定元素に応じたホロカソードランプが必要になりますので、放射性元素等はホロカソードランプが無い可能性が大です。
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原子吸光光度計、ICP共に何種類もあるので、質問の内容がちょっと漠然としすぎていると思います。もう少し絞った話を書いてもらえるとアドバイスしやすいと思うので、とりあえず一般的な話を・・・。 原子吸光にはフレームとフレームレスが、ICPには発光分光分析と質量分析があり、いずれも感度や用途が異なります。 これら4手法を比較すると感度では ICP質量分析>フレームレス原子吸光>ICP発光>フレーム原子吸光(後になるほど感度が悪い)となると思います。 また、フレームレス原子吸光は共存元素の影響を強く受けますので、いろんなマトリックスのサンプルを測定するのは手間がかかるでしょう。 またICP質量分析は感度がかなり良いため、濃い元素が共存する場合、干渉が生じる可能性が高いです(金属中の微量元素の分析等。マトリックスの分離をしたほうが良い。)。純度の高い水の分析等には適しています。 これらの手法の中では、ICP発光分析がマトリックスの影響も少なく、感度も良いため、万能的に使えるのではないでしょうか?
補足
質問が漠然としすぎてしまいまして申し訳有りません。。。 ICP発光、原子吸光はゼーマン法を用いた場合(フレームレス)です。 サンプル形状、分析可能な元素範囲を教えて頂きたいです。 お願い致します。
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お礼
ありがとうございます。 そうなんですか、原子吸光もICP場合も ほぼおなじなんですか。。 いや、ほんとに勉強になりました。 もう一度、ありがとうございまし。