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バブル経済の損得勘定

よく「バブル崩壊で○○兆円の資産が消えた」という表現をしますが、バブル経済というのは過剰信用供与が発生している状態だから、資産を持っている人が銀行に貯金をし、必要な人が銀行から借りているわけですよね。であるならば資産保有者と債務者の間でマネーはゼロサムであると考えていいのでしょうか?(いや、だけど貸出金が投資されないで消費されてしまったということはやはり「消えた」という表現でよいのか・・・でも貿易を考えなければ所得が移転しているだけだからやはりゼロサムなのかな?)

みんなの回答

  • gaak1
  • ベストアンサー率51% (61/119)
回答No.1

質問の意味がいまいちつかみきれないので、的外れな回答かもしれませんが…。 銀行からお金を借りるときには担保が要りますよね? それが不動産だったりするとき、バブル絶頂期には土地を買って転売することで儲けたい人が沢山いて、10億、20億と価値が上がっていったので、銀行もそれに見合う金額のお金を貸しました。しかし、バブルが崩壊して、10分の1の値段でも売れない土地になってしまったりしたわけです。誰も買いたがらないから値が下がり、値が下がるから誰も買いたがらなくなる。価値が10分の1に下がった土地を担保に貸した10億の貸し出し金が返らないとき、銀行は担保を売っても9億損をしてしまいます。あると思っていたお金が消えるのです。 個人でも、個人で山一証券に資産を預けていたので、自分の資産はいくらある、と思っていた人。山一證券が潰れて、あると思っていた自分の資産がなくなってしまったりした人もいます。 借金とか預金とか担保とか手形とか、「価値があるんだ」とみんなが思い込むことによって価値がでるので、今までの価値がないんだとみんなが気づいた時に、資産は消えていくのです。例えば偽札だって、気付かずに使ってしまった人にとっては本物であるのと同じ価値ですが、偽札だとわかった瞬間に持っていた人にとっては、価値が消えてしまいます。 こんな説明でよろしいのでしょうか?

gabon
質問者

補足

そう、質問の意味がきっとわかりにくいんだろうなーとは思ってますスイマセン。 !!と思ったのは偽札の価値・・・のくだり。価値が消えた、っていうのは皆が価値があると思っていたものに価値が無いことに気づいたってことなんですよね。  聞きたかったことはちょっと違くて、その「価値があると思われるものを媒介にしたキャッシュフロー」で見れば1国内ではゼロサム、つまり損をした人もいれば得をした人も同じだけいるんですよね?ということだったんです。損をした人(銀行とか納税者とか)は目立つんだけど、得をした人も必ずいるはずですよね・・・(土地・株を売り抜けた人、低水準でエクイティ債で調達できた企業等・・・)

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