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Let's have dinner when we (will) have finished this job.
未来完了形の問題です。 Let's have dinner when we (will) have finished this job. ここで「will」は必要でしょうか? 夕食を食べる行為も,この仕事を終わらせる行為も,この文章が発せられるときには,未来の出来事のはずです。ここで「will」が要るのかどうかがわかりません。
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コメントありがとうございます。 補足、拝見しました。でも…ご質問に分かりやすくお答えする自信がありません(泣) > 「ほんらい未来完了に相当する内容であれば、副詞節中では、現在完了にな」るのは,なぜですか? ◆「副詞節中では未来の will が使えないから」です。 これ以上は少々専門的になるので、難しい問題です…。 英語は、インドヨーロッパ語族の中でも「ゲルマン語派」に分類されるのですが、「ゲルマン語派」は、基本時制が2つしかないのが特徴です。 「過去」と「現在」しかないのです。 ◆あれ? 「未来」はないの? と思われるかも知れませんが、厳密な意味で「未来時制」というのは、英語には存在しません(学習参考書等の「未来時制」という言葉は便宜上のものであって、専門的な意味ではない) わたしたちは go の過去形は went、run の過去形は ran、play の過去形は played だと覚えさせられますよね? 過去分詞とかいうのも覚えなくてはならない。不規則動詞があるのでみんな苦労したと思います。 でも「未来」だけは「will をつければいい」なんて教わると、あれれ、えらく単純だな、と思ったものです。もしももしも、go の未来形は ghqxezu だとかいう風に、未来形をいちいち覚えなくてはならないとしたら、英語はもっと大変だったはずです。 ◆私たちが今、「未来形」だと思っている【will +動詞】は、実は専門的に言えば「現在形」なんです。 will は、もともと「望む(wish)」に近い意味で、この動詞の現在形を「未来をあらわす助動詞」として代用しているだけなのです。 ◆このように、will は「望む」という意味の動詞でしたから、「意志」の意味を担うのが本来の用法なのであって、「単なる未来」の意味として用いられるほうが、いわば「亜流」なのです。 ◆No. 2 において記しましたように、条件をあらわす副詞節の中では、「意志」と「単純未来」を区別する必要性が強いこと、また文脈上未来を表すことはほぼ自明であることから、「未来の意味での will は使わない」というルールが生まれたものと考えられます。 ◆なお、同じインドヨーロッパ語族でも、たとえばラテン語(「ラテン語派」に属し、仏語や西語の祖先)の場合だと、ゲルマン語派に属していません。だから、時制がきちんと過去・現在・未来に分かれています。 未来時制という特別なものが存在するため、will のような助動詞を使わずに未来を表すことができるのです。(その代わり、未来形とか未来分詞とかを覚えなくてはならない) そのような言語では、副詞節の中でもちゃんと未来形が用いられるんですよ。これはおそらく、ゲルマン語のように意志との混同が起きる心配がないからだと思われます。 ◆toko0503様 > 副詞節中の状況が単純に未来なのか未来完了なのかを 判断するのは難しいですね。 そうです。私も説明を書いていて、一番困ったのはその説明で、ほとんどそれには説明のことばを付さずに回答してしまいました(笑) 現在完了の場合と少し差異があるようです。 たとえば I've come back. 「もう帰宅して、今ここにいるよ」 という意味で、現在完了が使えますが、 ×Let's play when you've come back. とは普通言わないと思います。 ◆未来に関する文脈の場合、【継続されてきた動作の完了】という意味が強い場合、と考えていいと思います。つまり、 Let's play when you come back. 「帰ったら一緒に遊ぼう」 のように、帰宅という行為は時間の流れの特定の一点で発生する行為とみなしていますから、come でよいのです。 ◆When you are in Rome ... の場合、be 動詞は状態動詞ですので、特に期間を表す副詞がない限り、未来の文脈では完了形にする必要はありません。 完了形って、単に have をつけるかどうかの問題ではなくて、動詞の種類とか時間軸のとらえ方にも左右されます。なんだか、よけい分かりにくくなってきましたね…(笑) うぅぅ…私も、もう少し明快に説明できるように、修行しなおしてくる必要がありそうです…
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- dragonjuin
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toko0503さん 入力ミスのちりばめられた回答に、ていねいにコメントを返してくださり、ありがとうございました。 あたりまえのことですが、 **ごときのつたない疑問、というようなものではないと思いました。 つまり、だれも**ごときではないですし、 また真面目な質問はみなで取り組む価値があります。 おかげで、この問題について自分なりに見直すことができました。 機会を与えてくださったことに、 質問者BCKTさんに対すると同様、感謝します。 少し補足をさせてください。 #7で、 オ.Let's have dinner when we finish this job. ○ カ.Let's have dinner when we have finished this job. ○ 両者ほとんど差はないと思うと言いました。 それは、現実場面では差がないことが多いということです。 オカいづれも、finishした後、仕事がないから、食事ができるのです。 オは単純形だから、finishの後のことは述べていない(だから、新たに仕事があるかもしれない、よって、食事しないかもしれないということを含意する)と説明するとすれば、非現実的で不自然な理解ということになるでしょう(オの文そのものが成り立たなくなる)。 もちろん現実問題レベルでも、ニュアンスの差というものは確かにあって、それは#7で述べたとおりです。そして、そのニュアンスの差が当事者にとって重大な意味を持ってくる場合もあるでしょう。 しかし、現実の言語活動では、オでもって、カのニュアンスをも表わすことが多いように思います。 それは、この文単独というよりも、加えるに、前後の文や、やりとり、発話者の表情・様子等等、つまり文章、会話を問わず、広い意味での文脈〔現実の状況〕が決めることです。 たとえば、単純形と完了形の文法的な意味の違いを強調するのは、特に教室のトレーニングでは必要不可欠です。それが把握できないと、将来にわたって英語の基本が理解できなくなるからです。 しかし、実生活でのことばの運用の実態と教室での抽象的なトレーニングとの間には必ず乖離があります。なぜなら実生活では、ひとは、教室、研究室、教科書よりもはるかに複雑で有機的な状況で、言葉を使わなければならないからです。 そこで、学校で純粋培養した教養に変型が生じます〔生じさせなければなりません〕。 しかし、人間の知性は根本的に合理性を尊ぶものだから、変型するさいにも、ある合理的な原理がはたらくのです。 たとえば、economy of speech:現実的観点からして冗長と感じられる表現は、文法的に正しくても好まれない傾向がある〔同じ意味になるのなら、簡略な方を選ぶ〕。 たとえば、正式な文書などを別にすれば、話し言葉では、(文の主節で)未来完了の意味を表わすのに、未来完了よりも、単なる未来で代替しようとするそうです(Curme←大修館英語語法大事典) a) I will have finished this work before you return. b) I will have this work finished before you return. c) I will be through with this work before you return. a)よりもb), c)が好まれるということです。 また、くりかえしになりますが、 When you have been in Rome, do as Romans do.のようなケースについて言えば、 いったん完了形のニュアンスを会得した以上は、破綻をきたさない限り、事情〔広義の文脈〕に応じて自由に使ってかまわないはずのものと考えます。 これはまた、economyと別種の、しかしごくあたりまえな合理性でしょう。 言葉の世界は、本来、あれはだめ、これはだめの引き算ではなく、これもよければ、あれもいいという、足し算、多様性の世界なのではないでしょうか。 そして、なにがよくてなにが悪いかは、無数の一般ユーザー、言葉の国の主権者の多数意思が決めていくはずもの、というのが、わたしのごくシンプルな感想です。 この書き込みは、直接にはtoko0503さんにあてたものですが、 同時にもちろん、本来BCKTさんへの回答にほかなりません。 派生的補足と受け取っていただけるならありがたいですが、 脱線は否定し難い事実ですので、この点、遠慮なくご苦言いただきたいと思います。 甘んじてお受けいたします。 では。
- toko0503
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dragonjuin さま より深い考察をありがとうございました。 私ごときのつたない疑問に少しでも目を向けて下さって 嬉しいです。質問者さまの主旨から逸れる様なので 詳しく述べるのは控えますが、じっくり拝読しました。 とても勉強になりました。m(._.)m
- dragonjuin
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#7です。 すみませんが訂正させてください。 >2.when,ifなど時・条件を表わす接続詞は、その意味〔主節の現象が生じる時・生じるなら〕からして、主節の未来の内容に呼応・連動して ↓ 2.when,ifなど時・条件を表わす接続詞は、その意味〔……の時に・なら主節の現象が生じる〕からして、主節の未来の内容と連動・一体化して 失礼いたしました。
お礼
丁寧にご訂正いただき, 回答者さまの誠実さが伝わってきます。 ありがとうございました。
- dragonjuin
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こんにちは (1)想像: ほんらい未来(完了)に相当する内容が、時・条件の副詞節中では、現在(完了)になる理由: それは、 1.主節がwillや命令形(命令によってこれからある行為が実現される)などによって、全体の内容が未来であることをはっきりと示し、 2.when,ifなど時・条件を表わす接続詞は、その意味〔主節の現象が生じる時・生じるなら〕からして、主節の未来の内容に呼応・連動して自動的に未来を表わすことが自明なので〔他の、原因・理由、目的・結果などの接続詞はそうではないので、必要ならwillを使う〕、 その副詞節にwillがなくても、その内容が本来未来(完了)に相当する、と判断がつくからではないでしょうか。 表現上余分なものを省いたということなのでは〔表現上の経済原理〕? (2)when,if etc.+単純形か完了形か:接続詞、従属節中の動詞の性質、文脈などによる、ということなのではないでしょうか。 大修館 英語語法大事典 v1 p606近辺によると、 ア.Let me know as soon as he comes. ○ イ.Let me know as soon as he has come. × ほとんど使われない(ア.イ.同じ意味だから、簡素な方が好まれる) ウ. Let me know as soon as he finishes writing the article. ○ エ. Let me know as soon as he has finished writing the article. ○ オ.Let's have dinner when we finish this job. ○ カ.Let's have dinner when we have finished this job. ○ ウエオカのように、動詞がfinishのときはOKの場合が多い、というようなことが述べられています(動詞がそもそも完了や達成を表わす、ということでしょうか)。 わたしの感覚としては、 たとえば、オカの間に差はほとんどないのではないでしょうか。 強いて言えば、イは完了・結果なので、because we’ll have then nothing more to do というような、have finishedしたあとの、いわゆる結果〔たとえば解放感〕をも含意しているが、アはそうではない、と言えなくもない。あるいはまた、イには、やっとのことで終えるというようなニュアンスもあるかも。あと、音韻的なリズムの差。 When you are in Rome, do as Romans do.→When you have been in Rome, do as Romans do. 文脈によっては、可能なのではないでしょうか。 #5さんのおっしゃるように「いったんローマに立ち至った場合には……」など。
- toko0503
- ベストアンサー率36% (886/2437)
Shimo-pyさま 私のために解説のお手間を取って下さって、 申し訳ありません。削除されないと良いのですが…… つまり、副詞節中の動作がまだとりかかっていないものであれば現在形、すでにとりかかってしまった動作であれば現在完了形になるということでしょうか? 副詞節中の状況が単純に未来なのか未来完了なのかを 判断するのは難しいですね。 Let's go when I have finished the dishes. の場合、今皿洗いをしているのか、これからするのか 判断しかねる場合もありますね。こういう場合は どちらもあり得るということですね? When you are in Rome, do as the Romans do. も「ローマにいる時には……」と単純未来ですが もし、行く途上にあって「いったんローマに入ってしまったら……」と未来完了相当の内容になれば現在完了形にすることも可能ってことでしょうか? 不勉強でそこまでの考えに至りませんでしたが お教え下さってありがとうございました。 質問者さまにはご迷惑をおかけしました。 削除されないことを願っていますね。
お礼
>質問者さまにはご迷惑をおかけしました。 大いに裨益されました。 ありがとうございます。
- Shimo-py
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toko0503さんへ。 レスありがとうございます。 ◆No. 2 にも書いたように、このルールは、副詞節で単純未来の will は使わない、というルールであって、「現在形を用いる」という表現は、厳密に言えば誤りなのです。 したがって、副詞節中では、 未来形で表されるべきことが、現在形で、 未来完了形で表されるべきことは、現在完了形で 表されることになります。 ◆ご指摘の英文から言えば、 第一文の Let's play when you come back. や 第三文の Let's dance when I finish my DJ run. は、このままで大丈夫です。帰ってきたら一緒に遊ぼう、というように単に未来のことであれば、when you come back でいいわけです。第三文も、自分のDJの番なのにその途中で言っている言葉とは思えず、まだDJの番がくる前に言っていることだと考えられます。こういう場合は、when I finish でいいし、when I have finish もあり得ると思われます。 ただし、第二文のような例では通常 Let's go when I have finished the dishes. になります。「今やっている途中である皿洗いが終わってから一緒に行こう」という意味であれば、ここは have finished になるのです。
お礼
なるほど・・・・・。 質の高い知恵者の方々のお話を素人がそばで聞かせていただけると,とても参考になります。
- toko0503
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あれ?そうですか? 「副詞節の中では、未来のことを表すのに現在形を用いる」 という中高生が習う法則に完全に適用する例だと思ったのですが…… 以下はGoogleから拾った例文です。 let's play when you come back. Let's go when I finish the dishes. Let's dance when I finish my DJ run.
補足
お答えいただきありがとうございました。 じつは私が挙げた例文 Let's have dinner when we (will) have finished this job. は,「( )内のwillの有無を判断せよ」という問題だったのです。したがって,toko5030さんにご提示いただいた例文は,たしかに納得はできても,私が現時点で求めている短期的な質問の理解のためにはあまり役立ちません。 どうか気を悪くなさらないでください。
- Shimo-py
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◆No. 1さんのおっしゃるとおりで、 条件をあらわす副詞節 時をあらわす副詞節 においては、 「未来の will」 を使うことはできません。 ◆ただし、正しい英文については、No. 1さんのは正しくなく、 Let's have dinner when we have finished this job. となります。 このルールは、上に示した条件のもとでは「現在形」を使いなさい、というルールなのではなく、あくまで、「未来を表す will は使えない」というルールです。 したがって、ほんらい未来完了に相当する内容であれば、副詞節中では、現在完了になります。 ◆条件をあらわす副詞節(if節)の中で will を使うと、未来ではなく「意志」の意味になります。 If you help me, I will give it to you. 「手伝ってくれたら【willなし→未来】、それをあげましょう」 If you will go out without an overcoat, you will catch cold. 「もしどうしてもオーバーを着ずに外出するというのなら【willあり→意志】、風邪をひきますよ」
補足
いつもお世話になっております。 >したがって、ほんらい未来完了に相当する内容であれば、副詞節中では、現在完了になります。 ここに質問がございます。「ほんらい未来完了に相当する内容であれば、副詞節中では、現在完了にな」るのは,なぜですか? 無いものねだりの質問のようで気がひけますが,教えていただければ幸いです。
- toko0503
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こんばんは こういう「条件」(~したら)を表す副詞節の場合、 節の内容が未来のことでも現在形を使う、という お決まりがあります。 Let's have dinner when we finish this job. でいいのではないでしょうか? Please knock when you come in. が参考になるでしょうか。
補足
じつはこれは問題集の未来完了形の問題です。英作問題ではありません。したがいまして, Let's have dinner when we (will) have finished this job. ここでの「will」の可否を私は問題としています。舌足らずで,お手数おかけします。
お礼
>同時にもちろん、本来BCKTさんへの回答にほかなりません。 >派生的補足と受け取っていただけるならありがたいですが、 >脱線は否定し難い事実ですので、この点、遠慮なくご苦言いただきたいと思います。 大いに裨益されました。 知恵者の討論は,素人には参考になります。 ありがとうございました。