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アルコールの代謝について

アルコールの代謝について質問です。アルコールの約8割はALDH2で分解されて残りの2割はMEOS系で分解されるらしいのですが、アルコールを常飲することでMEOS系の代謝能力が上がるということがわかりました。なぜ常飲するとMEOS系の効果が上がるのでしょうか?誘導の機構などをお知りの方おられましたら詳しく教えていただけないでしょうか?また、参考文献などありましたらそれも教えて欲しいです。お願いします。

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回答No.1

MEOS経路というのは、肝臓にある代謝酵素CYPが関与しています。 CYPというのは多くの薬物代謝などにも関与している重要な酵素で、例えばCYP○○(たくさん種類があります)で代謝されることがわかっている薬物Aを長期にわたって服用し続けると、CYPの誘導が起こります。 いつもいつも使っているから、肝臓が「増やした方がいいかな」と判断するわけです。 そうすると前は100で効いていたAという薬が、CYPの誘導によって早く代謝されるようになり、以前と同じ量では効きにくくなったりします。 アルコールの代謝についても同じ機序です。 常飲することでCYPを頻繁に使うため、誘導が起こり、代謝が早くなってお酒に強くなります。

konkon12
質問者

お礼

回答ありがとうございます。CYPとアルコールを調べてみたら、どうやらCYP2E1が関与していることがわかりました。CYP2E1についてもっとよく調べてみることにします。ありがとうございました^^

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