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2つの集団の平均の差
皆さん、お世話になっております。 2つの集団1組、2組にテストを行なった結果、平均点と標準偏差がそれぞれ、1組 x~ ,sx ,2組 y~ ,sy,だったとします(x~,y~はx,yそれぞれの上に横線を引けないので、その代用です。x~>y~。)。 「μx-μyの推定値が1以下になる確率を0.95とするには、各組から同じ大きさの標本をとるとして、何個とればよいか」、と言う問題について教えてください。 (1)x~,y~とμx,μyの違いが今一つわかりません。μといえば母集団の平均だと思うのですが、この場合は? (2)平均値の差の標準偏差σ(x~-y~)={(σx^2)/nx+(σy^2)/ny}^(1/2)を使用すると思うのですが、その先に進めません。 宜しくお願い致します。
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- Rossana
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これは集団の大きさnがn≫0ということで中心極限定理よりX~={X_1+X_2+…+X_(n_x)}/n_xは 正規分布N(μ_x, σ_x^2/n_x)に従い,Y~={Y_1+Y_2+…+Y_(n_y)}/n_yは正規分布N(μ_y, σ_y^2/n_y)に従っているものと考えて計算していく事にします. (1)x~,y~は標本平均の確率変数X~,Y~の実現値だと思います. >μといえば母集団の平均だと思うのですが、この場合は? その通りです. 実際にサンプルをいくつか取り出してみたものの平均(標本平均)とすみからすみまで全部を取り出したものの平均(母平均)という違いでしょう. (2)おっしゃられる通りそれを使えばいいと思います.で何を使うの?って感じだろうと思いますが, X~:正規分布N(μ_x, σ_x^2/n_x)に従う. Y~:正規分布N(μ_y, σ_y^2/n_y)に従う. のとき, X~-Y~:正規分布N(μ_x-μ_y, σ_x^2/n_x+σ_y^2/n_y)に従う. ということを使えばよいと思います. ですから, T={X~-Y~-(μ_x-μ_y)/√(σ_x^2/n_x+σ_y^2/n_y)は標準正規分布N(0,1)に従います. 「各組から同じ大きさの標本をとるとして」ということなので,n_x=n_y=nとして T={X~-Y~-(μ_x-μ_y)/√{(σ_x^2+σ_y^2)/n} 「μx-μyの推定値が1以下」 μ_x-μ_y≦1 -(μ_x-μ_y)≧-1 実現値x~, y~より x~-y~-(μ_x-μ_y)≧x~-y~-1 t≧(x~-y~-1)/√{(σ_x^2+σ_y^2)/n} あとは標準正規分布の確率分布表から95%の境界のtの値を読み取れば上式で 既知数:t,x~,y~ 未知数:σ_x,σ_y,n となります.ここはちょっと怪しい所なのですが, σ_x^2/n_x=s_x^2, σ_y^2/n_y=s_y^2ということとさらに仮定すればσ_x=ns_x^2, σ_y=ns_y^2 で t≧(x~-y~-1)/√{n(s_x^2+s_y^2)} となって未知数はnだけになり求めることができます. 結構自分の知っている知識を使って適当に考えただけなので,間違っているかもしれません.参考程度にお願いします.
補足
返信が遅くなり、もうしわけございません。 回答いただきありがとうございます。 参考にさせていただき、手元の問題を解こうとしていたのですが、私の見かたが間違っているのか、うまく解答にたどり着けません。もしよろしければ、さらなる助言をいただけないでしょうか。 手元の問題の具体的な数値は、 x~=73.4 ,y~=70.1 ,sx=8 ,sy=10 ,1組2組とも100名で、解答はn=656 となっていました。各100名の組なのに、n=656というのも意味がよくわかりませんが。