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九分九厘で「ほとんど」の意味だが、何故「割」ではないの?
子どもの頃から疑問に思っていることなんですが、 「九分九厘」というのは「ほとんど全て」という意味ですよね。 ところで小数点以下第一位は「割」ですよね。 0.99ならほとんど全てですが、 0.099というのは一割にも満たないことになるんですが…。 どうしてこういう言い方をするんでしょうか? 「九割九分」と言うべきなんじゃないかと思うんですけど…。 いつも細かいことに拘ってすみません!
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質問者が選んだベストアンサー
#3さんが正解です。(#1さんも間違いではないですが) 「分」は 歩合の単位としては、「割」の下で"1/100"の意味 になりますが、それとは別に "1/10" の意味もあるためです。 これは尺貫法が元になってます。 「分」を1/10の意味で使っている言葉としては 質問の「九分九厘」、#3さんが例に挙げられた「五分五分」のほか、「腹八分目」とかがありますね。 “条件を満たして、不足がないさま”を「十分(じゅうぶん)」というのも、 十分=(1/10)×10=1 ということから来ています。(そういう意味で#1さんも正解な訳です)
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- eria77
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五分五分で5割です。 4分六分とかも使います。 何割とかとは別の言葉です。(パーセント論) これに対し、これは何対何と言う確立論です。 9分9厘とは99%では無く、ほとんど間違い無い。こう言う使い方をしますね。^^
お礼
ご回答をありがとうございました。 はい、私が疑問を抱いていたことは、元々別物だったということなんですね。 よく分かりました。
- gyo1234
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江戸時代の数学書、 『塵劫記』吉田光由著 を見てみて下さい。 岩波文庫でも出ています。 とてもおもしろいです。 小数の単位から、大数の単位まで色々のってますよ。
お礼
ご回答というか、面白そうな本のご紹介をありがとうございました。 そういう本にはとても興味があるので探してみようと思います。
- hijyousyudan
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#1です。 #4さんのフォロー通りです(^^; 「九分九厘」で使われているのは、 数の単位で『小数の数詞』です。 分 = 10の-1乗 厘 = 10の-2乗 毛 = 10の-3乗 つまり九分九厘は99%という意味になります。
- kmb01
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自分の考えですが… 確立が半々のことを五分五分というように本来「分」も小数点第一位を表し、 2割3分4厘だと2割 + 「1割」の3分4厘 = 2.34割 = 0.234 になるのだと思っています。
- cyobin_man
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自分の理解では 「9割九分九厘」= 99.9% を縮めて言っているのが 通常の言い方に変化したと理解してきます。
お礼
ご回答をありがとうございました。 なるほど、本来というか正確には「9割9部9厘」と言うべきところ、 最初の「9割」が脱落してしまったのではないかということですね。 そうかもしれませんね。長ったらしく言うのは面倒ですから、 長い歴史の中で省略されたかもしれないというのは納得できます。
- hijyousyudan
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『十分』に一厘だけ足りない この状況を表した言葉だからです。
お礼
ご回答をありがとうございました。 あ、そういえば五分五分とか腹八分目と言いますよね。 そーかあ、つまり、私が疑問を抱いたことはスタートからしてズレていることなんですね。 納得しました。 でも、どうして同じ言葉を当てはめたんでしょうねぇ。 日本語を習得しようとする外国人だけでなく、 後世の人間(もしかして私だけ?)が混乱してしまうのに…。