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水が金属やプラスチックに与える影響
発泡容器(材質は発砲ポリスチレン=発砲スチロール)製造で使用する冷却水に含まれる物質について調べています。 化学に関しては全く無知であり、どこで調べたらいいかもわからず、困り果てて おります。 シリカ(SiO2)、硫酸イオン(So42-)、Ca硬度(CaCO3)、全硬度(CaCO3)、塩素イ オン(Cl-)、ナトリウムイオン(Na+)、PH、電気伝導率 以上の物質が金型(金属)や発泡容器に与える影響に関してご存知の方、 お返事お願い致します。
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返事が遅れてすいません。(^^ゞ >シャワー~という事は、製品、金型の両方に接触するという事ですね。 この場合は、水は乾かさなければいけないので、まず蒸発残留物の問題が生じます。 お題の項目からは、シリカ、全硬度、ナトリウムイオンなどでしょうか。 次に化学的に見た反応性ですね。金型から見ると、材質にもよりますが、腐食の問題があるでしょう。pH、塩素イオン、硫酸イオン、電気伝導度、あと金型の金属によっては、ナトリウムイオン、カルシウムイオンなども影響が出る場合があります。 対製品に関しては、いずれも発砲ポリスチレンに対してあまり反応すると思えません。また、この製品では、それほど精密性を要求されないと思うので、蒸発残留物は、汚れとして嫌われる程度の影響だろうと思われます。
その他の回答 (3)
成形直後のプラスチックに水をかけると.変な化学反応がおこることがあります。 一つは.反応末端の活性基が水と反応してしまう場合.特にラジカル重合の関係しているプラスチックでは影響が大きいです。 もう一つは.海面重合をしているプラスチックの場合に.ブラスチックが水と界面活性剤で可溶かしてしまい.CODが上昇する場合があります。 プラスチックが重合するような条件下で成形している場合に.重合が変な方向に進む場合があります。これは.金型に水が残っていて.プラスチックをそぞぎ入れたときに.水が重合を阻害する可能性があります。 最後の可能性として.可塑剤など.成形助剤に対する影響があります。つまり.ステアリン酸鉛が水によって溶け出し.排水に高濃度の鉛が検出避けることが考えられます。 プラスチックと水との反応は.該当プラスチックの製造に関する化学反応式を.反応機構について追跡し.不純物水(多くの場合に反応停止剤としての挙動を示す)との反応を考えれば良いかと思います。 可塑剤などの成形助剤については.それぞれの物質の水との化学反応を考えてみて下さい。
お礼
ご連絡ありがとうございます。 私にはちと難しい内容なので、時間をかけて勉強させていただきます。
- myeyesonly
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こんにちは。ちょっと質問が漠然としていて答えにくいですので、その水が接触する部分と時間を指定していただけるといいかと思います。 例えば、金型の中の通路を循環する冷却水なのか、製品をシャワーで冷やす冷却水なのか・・・といったような。
補足
ご連絡ありがとうございます。製品をシャワーで冷やす冷却水です。 時間は30秒ほどでしょうか。
化学反応関係は.腐食防食学会とか表面処理学会関連の内容を 生物関係の内容は.ぼうきんぼうばく学会の内容を JOISならは.鋳物とか冶金関係の索引書籍を みれば.ある程度の内容がわかるでしょう。 電池とか電気化学反応関係の書籍が出回っていますが.ぼうきんぼうばく関係書籍はみかけたことがありません。
お礼
困り度3なのに、ご連絡が遅くなりすみません。 どうもありがとうございます。