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なぜ「損切り」をするのか?

nekomomotaの回答

回答No.6

損切りは投資の世界では基本的なルールとして知られていますが日常生活にない行動なのではないでしょうか。かねがね投資を職業にしようとする人たちの中でも最初は戸惑うポイントだと感じてきました。 当初その株式に投資したときには当然それが値上がりして儲かることを期待していたわけですが、予想に反して値下がりすることも多いです。そんな時にはどうしても我慢しようとする方に人間の感情が流されます。確かにそのうち株価がまた上昇して儲かるかもしれませんが、人情としてどうしても見通しを甘くする方向、つまり損して売るのがいやなので我慢しようとする方向に結論を下してしまうものです。 その株に投資していない人にはよく見える悪材料や冷静な判断に目をつぶりがちになるのです。さらには「これぐらいなら値下がりのうちに入らない」「損はたいした事はない」と思い込もうとすることが誰にも起こりがちです。 しかし、株価が予想外に下落している場合には投資後に新たな悪材料が出ていたり判断がもともと間違っていたりすることがじつは非常に多いのです。そんなときに「未練」を断ち切って「これは間違いだった」と有無を言わさず出直すために「損切り」ルールはあるのです。 大事なことは投資した株の株価が半分になるのを指をくわえて見てしまうことはかなり簡単に発生しますが、投資した株が運良く倍になることはなかなかないのです。これには人間が不都合なことには目をつぶろうとする習性が大きく影響していると思われます。株式投資をすると、日ごろ気づかないこういう個人個人の情緒的な行動にも冷酷に結果が出ます。これを防ぐのがあらかじめ「何があっても売る水準」を機械的に決めておく損切りのルールなのです。 これに対して日常生活では、人生の選択を多少間違ってもあいまいな中で納得してゆくように知らず知らずに学んでいるのでしょう。本当は人生にも「損切り」があった方が良いのかもしれませんが、人生の選択の結果にはあいまいなところがあるからでしょうか。それで複雑な選択肢や成り行きのなかで結構納得してしまうので、後日に損切りしていたほうが良かったとは感じないのでしょう。でも社会人になってからある日すっぱり辞めてしまって大学に入りなおして弁護士や医師になる人もいますよね。 その点株式投資の結果は「儲かるか、損するか」非常に明白です。どんなに株が下がっても楽しみながら保有を続けることができるのならそれでもかまいませんが、おそらく将来株価がさらに下がりきったときに売りたくなるに違いありません。(実はそのときが株価の底値です)他の方が書いていらっしゃるように一定期間に一円でも大切に儲けようとすれば、仮に損が出ても一旦売却して出直すことが一番合理的なのです。

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