中南米の大統領が白人の理由

質問

中南米の大統領は先住民系（アメリカインディアン）の人はいなくて、みな白人なのはなぜですか？アフリカの大統領は黒人ですね？

回答No.2

eroero4649 · ベストアンサー

https://www.ide.go.jp/Japanese/Library/Column/2020/0817.html

アメリカ大陸には天然痘などが存在していなかったので、先住民族にはその免疫がなく、スペイン人が持ち込んだ細菌やウイルスによって多くの先住民族が死にました。
1518年に推定2500万人いたといわれる先住民族が、1603年には100万人まで減少したといわれるのですから並大抵ではありません。代わりに、大西洋を挟んだ向こう岸から大量の黒人奴隷が労働力として連れて来られたのです。
中南米の大統領に黒人系や先住民族の血をひく大統領がどこにも全くいなかったというわけではありません。

けれど「少ない」のは事実で、その理由はシンプルで、貧富の格差が激しい中南米諸国では、大物政治家になれるような高学歴なインテリは富裕層である白人層からしか出ないからです。

かくいう日本も、2001年の小泉政権以降、世襲議員ではなかった総理大臣は、民主党時代の菅直人氏と野田佳彦氏、菅義偉前首相の3名だけです。
中南米諸国は富裕層に生まれないと大統領になれないけど、日本は世襲議員の家に生まれないと総理大臣になれなさそうです。

回答No.3

mekiyan

メキシコでは、公用語のスペイン語も話せかったドジン子が一生懸命に勉強し、都会に出て大学まで出て、ついに大統領にまでなったベニート・フアレスいます。

でも、白人にはめっこう弱く、白人の言いなりになり、先住民の資産を取り上げ、白人に無償供与し、資産を失った先住民を奴隷化してしまいました。それに、大統領の椅子から離れられずで、唯一の死亡するまで現職大統領に椅子に粘り残ってしまいました。一応、病死となっていますが、妻は白人女性で、妻によって暗殺されたという説もあります。

その後に現れた白人大統領は、先住民が大好きで、妻も、スペイン語を話せなかった先住民。愛人たちも先住民だけで、愛人に会うためにメキシコの鉄道網を作り上げています。鉄道だけでなく、メキシコ歴史でメキシコを世界の近代国家に作り変えた超実力者ですが、白人には嫌われっぱなしで、国外追放でメキシコには戻れずでフランスで他界しています。

今年７月に新しい大統領選出投票がありますが、二人とも女性。一人は、両親がユダヤ人で学歴はあれど、陰気で演説でも間違いだらけ。人が集まらずで地方では、そこら中で中止。もう一人は、かなり貧しい家庭から這い上がってきた成功者。陽気で親切なおばちゃん風で人種差別は一切なし。名前も先住民言語での名前でＸＯＣＨＩＬ。メキシコ･シティ以外では、かなり強そうな選挙運動中です。

それから、ボリビアでは、先住民のエボが大統領にもなっています。ペルーでは日系のSeñor Fujimoriが大統領にもなっています。

回答No.1

SPROCKETER

所得の違いでしょうね。白人はお金持ちが多く、有色人種は貧乏人ばかりなので、大統領に立候補しようにも学歴も無ければ、お金も無いからでしょう。広大な私有地を持っている白人に逆らえないのでしょうね。