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【天文学】どうやって地球の地上から天体観測して次の

【天文学】どうやって地球の地上から天体観測して次の日食や月食の日にちが分かったのでしょう? 平安時代の安倍晴明は次に日本の京都で日食がいつ起こるか、月食がいつ起こるか予測して天皇にお伝えしていて本当にその日に月食と日食が起こるわけですが、月食と日食が起こる周期なんてどうやって法則性を見つけることが出来たのでしょう? 肉眼で毎日天体観測していてもいつ日食と月食が起こるか日にちを当てるのは難しいことではなく数学で求められるのですか?

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  • staratras
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回答No.2

望遠鏡が発明される以前に肉眼で行われた天体観測の精度も決して侮れません。 例えば中国の元の時代に活躍した郭守敬という学者は独自の観測機器(巨大な日時計のようなものでピンホールなどの工夫をして測定の精度を格段に上げたものもあります)をいくつも作って太陽の高度を精密に観測しました。郭守敬らが作った暦が授時暦です。この暦法では1年(1太陽年)の長さを西洋のグレゴリオ暦(現在の西暦)と同じ365.2425日としていますが、グレゴリオ暦ができたのは300年以上もあとのことです。 肉眼観測の時代にもそれなりに正確な暦が作られ、後の時代ほど相当正確な日食・月食の予報ができるようになっています。 またデンマークのチコ・ブラーエは大型の観測機器を使い16世紀後半に優れた視力の肉眼で恒星や惑星の位置を角度の1分程度の誤差で長年観測しました。この精密なデータの蓄積のおかげでケプラーは惑星の軌道が楕円であるという法則を発見できたのです。

redminote10pro
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  • staratras
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回答No.1

天文学は非常に古い時代からある学問で、その主要な目的は暦を作ることでした。暦を作るということは、太陽と月の天球上での動きを予測することであり、これが日食や月食の予測につながりました。日食や月食を正しく予測できるかできないかがその暦が正確かそうでないかを表すことになりますので、暦を作る者は必死で精度の向上に努めました。言い換えれば、「暦を作る」ということは天体の軌道に関する正しい法則をケプラーが発見する以前から、太陽や月の運行を数学的に何とか予測できないかと多くの人が頑張った努力そのものです。 日食の周期性に関しては、約6585.3日おきに日食が起きる(のちに「サロス周期」と呼ばれるようになった)周期性が紀元前から知られていました。長年蓄積された観測結果から見つけ出されたものと考えられます。これは整数値ではないので同じ場所で日食が観測できるとは限らず、また次第にずれてきますが、日食の予報には役立ちました。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%82%B9%E5%91%A8%E6%9C%9F

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