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日食と皆既月食の条件とは?なぜ地球でしか起こらないのか
- 金冠日食や皆既月食が発生するためには、太陽と月の位置が直線上に並び、地球と太陽と月の距離がうまく合う条件が必要です。
- これらの条件は地球でのみ整っており、他の惑星では発生しない理由は不明です。
- 一部では偶然の結果と考えられていますが、もしかすると何か必然性や意図があるのかもしれません。
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質問者が選んだベストアンサー
>ところが、これらの条件が、地球の場合、(人類にとって)あまりにも”都合よく”整って・・・ ん~・・・、 何かが引っ掛かる・・・。 金環食や皆既日食と言う、人類の言葉や人類が知る現象が先にあって、それに都合良く厳しい条件が整っているのではないですよ。 太陽と地球と月の関係があって、この3つの星が原因して起こる現象に我々人類が名前を付けただけ。と言うのでは回答にならないでしょうか。 ん~、何かの基準が微妙にズレているような感じがしますが、はっきりと表せない!!。 恐らく他の惑星系では、地球では決して見ることの出来ない「食」があるかも知れません。 たとえば、簡単な絵を書いて見ましたが「月」にあたる衛星がそこでは2つあり、このような食を見ることができるかも知れません。 これを見ることができる生物が「公孫樹日食」と名づけたとして、これに都合良く合わせて自然が整ったわけではないことは理解いただけるでしょうか。 これと同じだと思うのですが。 だから偶然でも何でもなく、ただ単に自然現象に人類が名を付けただけのことだと思うのですが。
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専門家ではなく、単にご質問者様と同様の思いを抱いてきたものに過ぎませんが、確かに日食月食の現象は偶然の産物として見過ごすには惜しいような神秘的なものだと私も思います。もちろん科学者であられる他の回答者様がたにはなんでもないようなものなのかもしれませんが。 元来3つ以上の天体が合わさる現象が太陽系に多いのは、本来この系での惑星たちがおおむね同一平面の近くで回っていることがその理由だと思いますが、惑星が形成された経緯からこの理由は説明できるのだろうと思います。他の惑星の衛星はその後の様々な理由からあとで形成されたものが多いのでしょうが、月の形成が地球の誕生と余り変わらない時点でつくられたから、太陽系の平面と余り差がない回転面を持っているのだろうと私は勝手に考えています(この考えから行けば、銀河系の回転面と太陽系のそれがあまりにもずれているのは不思議ですが、またこれもなんらかの別の李湯があるのでしょう。)。 それとともに、太陽の視直径が月のそれと同一に近いということは、長い宇宙の時間の中での経過が起こす単なる通過現象だといえないこともないのでしょうが、その通過時点の中で起こった地上での生物発生と人類の誕生、そして文化の勃興というのは、単に天文学的な時間の中で起こる組み合わせの膨大な数字の中における必然的な機会発生なのだと思いますが、それに日食を咬ませる人間の想像力というのは、必然的なものとはとてもいえない人類の創造力ともいえるもので、本当にすばらしいものだと私は思います。 とりとめもないことを書いてしまいました。失礼いたしました。
お礼
ありがとうございました。
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回答、ありがとうございました。 臆面もなく、komaas88様の文章を引用させてもらいます。 日蝕や月蝕はゆうにおよばず、生物発生、人類の誕生、文化の工房は <単に天文学的な時間の中で起こる組み合わせの膨大な数字の中における必然的な機会発生なのだ> と思えば、あらゆるものの疑問は解消するのでしょう。 しかし、 <偶然の産物として見過ごすには惜しいような神秘的なものだ> と、確かに思います。 私が、今まで表現できぬまま胸に抱いていた想いを、文章に具現化していただき、ありがとうございました。
- bond44
- ベストアンサー率40% (8/20)
他の方がすでにおしゃっているように、皆既日食、月食が起きる条件は、それほど厳密なものではありません。多少月のサイズが違っていても、地球上で観測できる範囲が変わるだけです。 つまり、もし、月が今より大きければ、日食の観測できる範囲は広くなり、月食の観測できる範囲は狭くなるということです。 ただし、地球のように、日食、月食が観測できる状況が、ありふれたものであるとは言えません。他の惑星ー衛星の関係に比べ、月は桁違いに大きいのです。そのため、地球と月の間には大きな潮汐力が働きます。それが、海の干満を引き起こします。 太古に、海で発生した生物が、陸上に進出する際に、潮の満ち引きが原因になったことも考えられます。 紫外線の影響を避け、夜だけ活動していた生物が、日食の時に勘違いして活動して、紫外線を浴びて突然変異を起こすきっかけとなった、なんて考え方もできるかもしれません。 地球のように月食、日食が観測できるような巨大な衛星の存在があったからこそ、生物は進化し、人類が今存在していると考えてみるのはいかがでしょう。
お礼
ありがとうございました。
補足
回答、ありがとうございました。 今まで、日蝕や月蝕が発生することのみを、無い頭で考えていました。 しかし、bond44様の回答で教えてもらい、そればかりでないことに気づきました。 発生した日蝕や月蝕が、今度は影響する側にまわることです。たとえば、日蝕や月蝕が発生しなかったら、人類の祖先の祖先は、まだ海中に住んでいる、ことにもなった可能性があることです。 この質問の全体を通して、偶然・必然・奇跡また宇宙の摂理などについて考えるヒントを沢山もらいました。 視点を変えた回答、ありがとうございました。
- nananotanu
- ベストアンサー率31% (714/2263)
>たまたまというか、都合よいというか、月が大きいですね。 それでは、更に『考えるヒント』を。 外惑星では太陽が遠い=視直径が小さい、ですから、衛星が小さくても皆既日蝕になります(なりえます)。本体の惑星に対して衛星が(比率的に)大きい、というのは言ってみれば本質ではないです。太陽の遠さ(近さ)と衛星の見かけの大きさ:視直径(=実際の大きさ&本体惑星からの距離:近さ(遠さ))が本質なのです。
お礼
ありがとうございました。
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再三再四の回答ありがとうございました。 視直径について理解しました。大きさという言葉では、正確さを欠きますね。 やっと、木星上でも金環日蝕は発生することが理解できました。今までは、まるで、犬が自分の尻尾を追いかけまわしているようでした。が、やっと、皆様の指摘を納得することができました。 この質問については、疑問点が溶解しました。 いろいろヒントを頂きありがとうございました。
- nananotanu
- ベストアンサー率31% (714/2263)
>現在既に「人工的に皆既日食を起こすことは可能」ですね>#6. 「コロナグラフ」として実用化されています. いえ、全く違います。 視直径が現在の月と同等の円盤を飛ばして、地上から肉眼で空全体を眺めていても『本当に皆既日食を起こす』というシロモノです。 勝手に曲解しないで下さい(笑)
お礼
ありがとうございました。
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回答ありがとうございました。
- kagakusuki
- ベストアンサー率51% (2610/5101)
月の軌道面(月の軌道が存在する平面)は地球の軌道面に対して、角度にして約5度程傾いているため、月は地球の周りを1回公転する間に、地球の軌道面を2回通過します。 【参考URL】 月 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88 この月の軌道が地球の軌道面を通過している点の事を、月の交点と言います。 【参考URL】 月の交点 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E3%81%AE%E4%BA%A4%E7%82%B9 地球は太陽の周囲を回っていますから、地球から太陽が見える方角は、どの星座がある方角になるのかは、1年周期で変化しますから、地球から見た月の交点がある方向と、太陽が見える方向が一致する事が、1年の間に2回ある事になります。 その時に、たまたま月が交点を通過すると、地球、太陽、月が一直線に並びますから、日食や月食が起きます。 【参考URL】 日食 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E9%A3%9F 月食 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%88%E9%A3%9F 処で、月の軌道は完全な円ではなく、楕円であるため、地球と月の間の距離は一定ではありません。 月が最も地球に近づく時の、軌道上の月の位置を近地点、最も離れる時の位置を遠地点と言います。 もし、宇宙に地球と月しかなければ、月軌道の近地点や遠地点が存在する位置は変化せず、月は同じ軌道を描いて回り続けるのですが、実際には太陽や地球以外の惑星の重力の影響を受けるため、月の軌道は乱されて、月の近地点や遠地点が地球からみてどの星座がある方角にあるのかは、時間の経過に従って次第ずれて行き、約18年10日周期で変化しています。 【参考URL】 The Moon Age Calendar >> Main >> Inquiry >> Moon FAQ >> Capture1 http://www.moonsystem.to/moonfaq/001.htm サロス周期 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B5%E3%83%AD%E3%82%B9%E5%91%A8%E6%9C%9F 又、近地点や遠地点における距離も変化し、近地点距離の平均値は約362,000kmですが、最大で±4,000km程ずれる事があり、遠地点距離も平均値は約405,000kmですが、最大で±2,000km程ずれる事があります。 従って、月が地球に最も近づいた時と離れた時の距離の差は、最大で49,000km程にもなります。 つまり、月が交点を通過する時の月と地球の間の距離は、場合によっては49,000kmも違っている事もあり得る訳です。 従って、日食や月食が起きる時の月までの距離も、49,000kmも違っている事もあり得る訳ですから、月の見かけの大きさが太陽と同じくらいになる事も、十分あり得る事になります。 49,000kmとは、現在の地球と月の間の平均距離である約384,400kmの12.7%にもなりますから、月が地球に及ぼす潮汐力の反作用で、年月を経る毎に遠ざかっているとしても、皆既日食と金環食の双方を見る事が出来る期間は、結構長い期間になると思います。 >すでに人工的な皆既日食を見ることができるのですか。 コロナグラフは望遠鏡の直前(或いは内部)に太陽の本体だけを隠すのに丁度良い大きさの円盤を配置して、その望遠鏡で太陽を眺めた場合にだけ、太陽が(円盤に)隠れて見えるといういうだけのものです。 皆既日食以外の時期でも、太陽のコロナの観測が出来るので、コロナの観測には大変便利な道具です。 【参考URL】 コロナグラフ - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%AD%E3%83%8A%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95
お礼
ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございました。 詳細な説明ありがとうございました。 例えば、月の軌道面が地球のそれと、約5%傾いている、などまるで知りませんでした。知らない者の強みで、質問していました。したがって、回答の理解がピント外れになっているかもしれません。 私は食の発生の仕組みをたいして知っていませんでしたので、一直線に並ぶのはめったにないことだな、したがって食の発生は厳しいな、と思って(本当は誤解しているのかもしれません)いました。 しかし、kagakusuki様のように、熟知されている人から見たら、逆に、こういう仕組みになっているなかで、一直線に並べば食が発生するのであるから、別に厳しいものではない、となるのでないかと、思い始めてきました。 丁重な回答ありがとうございました。
- Tacosan
- ベストアンサー率23% (3656/15482)
そんな未来の話をするまでもなく, 現在既に「人工的に皆既日食を起こすことは可能」ですね>#6. 「コロナグラフ」として実用化されています. もちろん金環食も可能だけど, それは意味がない....
お礼
ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございました。 すでに人工的な皆既日食を見ることができるのですか。
- potachie
- ベストアンサー率31% (1065/3387)
奇跡をひとつ挙げるとすると、地球に月があることです。 このことだけは、運を理由にしても足りないです。
お礼
ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございました。 他の惑星に比べて、地球は、その衛星(月)が異常に大きい、ということを思い出しました。 この大きい衛星があるからこそ、太陽を隠してしまう金環日食が、地球上で観測できるのですね。 たまたまというか、都合よいというか、月が大きいですね。 考えるヒントを教えていただき有難うございました。
- nananotanu
- ベストアンサー率31% (714/2263)
もう一つ >>月はだんだん遠ざかっている< のだそうで、金冠日食は、われわれの時代に、たまたま見ることができる、ということですね。 遠くなるとみられなくなるのは皆既日蝕のほうです。金環食はそれこそ、珍しくなくなります((大まかな意味で)相対的に、ですが)。 「まぁ、その頃には人類は円盤衛星を打ち上げて、いつでも皆既日蝕がみられる様になっているでしょう」 某天文学者のスピーチ(^^)
お礼
ありがとうございます。
補足
回答、ありがとうございました。 用語や発生の仕組みを正しく理解していないため、質問をうまく伝えきれませんでした。 弁解になりますが、厳しいという表現は、厳密にいえば程度の問題になるのでしょうが、私は、木星や土星では条件が厳しいため、金”環”日食は起きていない、という意味で使いました。(なお、この金環日食は、太陽と木星とその衛星とで発生する食を意味しています) 再度ですが、表現の拙さなどのため、無用のお手数をおかけしました。 いろいろな指摘を感謝します。
- nananotanu
- ベストアンサー率31% (714/2263)
>月食については、条件の厳しい”皆既月食”を 全然厳しくありません。 勘違いされていますね。地球の影は月の大きさの4倍ありますよ。「ピッタリ」なら、一瞬で皆既月食が終わります。継続時間が有る、ということは(地球の影のほうが大きいから)通り抜けるのに時間が掛かる、という意味でしょ? 同じく、金環食も厳しくないです。しいて言うならハイブリット食、かな、厳しいのは。 勘違いされている、大きな証拠として、木星や土星で、『衛星の皆既食』はバンバン起きますよ。大まかに言って、地球から惑星の陰に(影、の方がヨリ精確。でも、影が全て見えるわけではない)衛星が隠れているときは、皆既食です、本体の惑星から見れば。 なお、何人かの方も使われていますが、金『環』食、が正しい漢字ですので(^^)/
お礼
ありがとうございました。
補足
ありがとうございました。
- equinox2
- ベストアンサー率48% (321/660)
>金冠日食や皆既月食 金冠日食や皆既日食の両方を見れるのが・・・と言いたいのではないですか? >金冠日食の場合なら、月が太陽をぴったり隠し、 少々月が小さくても金環食ですよね。 >皆既月食の場合なら、地球が太陽をぴったり隠します。 地球の影が月にかかるだけですよ。ぴったりではないし・・ 月はだんだん遠ざかっているので、その内に金環食だけで皆既日食は 起きなくなりますよ。 #1年で数cm遠ざかるだけなので、5万km程度遠ざかるためには??年くらい ちなみに、昨年の日食以降の日本で見えるのだと、金環食と皆既日食と その時の地球-月の距離はこんな感じです。 (km) 2009/07/22 11:06 皆既日食 357520 2012/05/21 07:30 金環食 405903 2030/06/01 17:08 金環食 406071 2035/09/02 10:01 皆既日食 370795 2041/10/25 09:07 金環食 398023 2042/04/20 11:28 皆既日食 359346
お礼
ありがとうございました。
補足
早急な回答、ありがとうございました。 まず、質問に関しての弁明から。 日食については、条件の厳しい金冠日食を、月食については、条件の厳しい”皆既月食”を取り上げました。なお、金冠日食は、条件の厳しいー月の外側に太陽がはみ出して細い光輪状に見えるーを意図しておりました。、 2か所で使った”ぴったり”という表現は、適切なものではありませんでした。(ただし、使った気持ちは、条件が厳しい、という意味を持たせたかったのでした) >月はだんだん遠ざかっている< のだそうで、金冠日食は、われわれの時代に、たまたま見ることができる、ということですね。 したがって、金冠日食などは、宇宙の広い空間、長い期間からすれが、偶然に発生している、ということですね。 以下しつこくなり、へ理屈になるかもしれません。 もう少し考えると、なぜ、”よりによって”、この時代の、この地球で、金冠日食が発生するのか?、ということが、依然疑問として残ります ありがとうございました。
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お礼
ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございました。 >この3つの星が原因して起こる現象に我々人類が名前を付けただけ< 核心に触れた回答をいただきました。 確かに、われわれだけ(私だけかも)都合のよいとの価値付けをしているのでしょうね。 他の天体では、特に都合の良い、とは思って想っていないこともありうるのしょうね。 ”公孫樹日食”があり得るのかもしれませんね。 ただ、この時代、この地球では、珍しい現象として、愛でているのでしょうね。 核心に触れた回答をいただき、ありがとうございました。