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刀の突き技、なぜ昔は無かった?

昔、YouTubeで尾張柳生の加藤氏(故人)の動きに感銘を受け、独学で長年続けているのですが、いわゆる「突き技」に当たるものが殆どなく、動作の終わりの常に切先が相手の中心を向くという所に感じるくらいなのですが(これは他の古流も同じ?)、以下サイトでも現代剣道の普及に合わせて出てきた様な記載がありました。 https://sites.google.com/site/higoshinkageryutokyo/home/higo-shinkage-ryu01/ishingo01 私の考えとして、使っているのが反りの強い自作の木刀という事もありますが、反りのある大刀は真っ直ぐ刺すのには向いていなく、やるとすれば添え手付き(刃を上にして切先を左手で支える)が自然な為で、そもそも斬る為の武器、刺すなら小刀と思うのです。曲がる等、刀身への負担もありますし。 一瞬、突き技は「隠されている技だった」のでは?とも思ったのですが、上記サイトによると、現代の突き技を身に付けた者には誰も敵わなかったとか。隠されているのなら対応できますよね。 あと、現代剣道VS古流剣術で現代剣道の勝利というのを見て思ったのですが、まるでK-1のキックボクシングVS空手みたいだなと笑 K-1ルールでは空手の殺人技はもちろん全て使用不可で、戦う事自体無意味、同じ土俵ではないですからね。 とにかく、その「有効な突き技」がなぜなかったのか、非常に興味があります。

noname#259763
noname#259763
  • 武道
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みんなの回答

  • eroero4649
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回答No.5

新撰組隊士である斎藤一のWikipediaに、突きに関するエピソードがあります。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%96%8E%E8%97%A4%E4%B8%80 斎藤一らしき老人が語ったところによると「突きは初太刀でうまくいくことは少ない。私が成功したのはほとんど三の突きでした」とありますので、やはり技術的に難しいというのがあるのではないでしょうか。このとき、突きの練習をしていたのは後に天覧試合で優勝することになる剣豪です。 普通に考えて「突き」でいいなら刀じゃなくて槍を持っていきますよね。そのほうが単純に有利です。 そしてその新撰組隊士が一番恐れたのが「薩摩示現流」だというのは有名です。示現流は大上段から筋力にモノをいわせて振り下ろすだけのシンプルな剣技ですが、実戦では滅法強かっただろうことは間違いありません。 なんというか、相手が上から「チェー!」とやってくるのに突きで対抗するってのはまず無理ではないかなーと思います。 「最強の格闘技はなにか」は永遠のテーマでしょうね。個人的には「軍隊で教えてるやつ」じゃないかなと思います。軍隊の格闘技テクニックは金的、目つぶし、なんでもありで、最終的なゴールは相手を殺すことですからね。もちろんそういうテクニックは「やる以上相手を殺す(かそれに近い状態にする)」のでスポーツとして成立しません。

noname#259763
質問者

お礼

示現流の話が出ましたが、それは野太刀自顕流だったのかも?と言われていますね。 示現流は新陰流と同じく上級武士が学んでいた一寸難解な剣術で、八草の構えから筋力で斬り下ろす単純な剣ではないんですよ。 私も当初はそういうイメージで示現流をバカにしていたので、動きを見て驚きました。 ただ、そのイかれたかけ声は健在でしたが笑

  • ithi
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回答No.4

jkb13さん、こんばんは。 戦国時代の事ですもの。突き技の一つや二つはあったでしょう。おそらく、小刀だったら、刃渡り30cm位ですから、むしろそれ専用なんじゃないかしら?でも、大刀だと、刃渡りは最低、80cm、中には1ⅿの物があると聞きますし、反りも1.5cmや2.1cmにも及ぶと聞きますから、それは振り回すもので、突くものではないですね。突き技が盛んになるのは、江戸時代の後期、おそらく幕末位じゃないかしら?有名な新選組の沖田総司なんかは突き技の名手だそうですが。この頃になると、大刀も70cm位に短くなりますしね。

  • kon555
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回答No.3

 提示されているサイトには『いくつかの研究や史料、証言によると、袋撓を使う流儀では防具とシナイの問題で安全に突き技の稽古が出来なかったため、新式の剣道具を使う流派に比べて突き技が劣っていたと言われています』との事ですね。  安全に稽古できない、試合できないため、技法として発展しにくかった可能性は高いと思います。  またあくまで想像になりますが、真剣を想定するとあまり有効ではない、という仮説は成り立ちますね。 1.槍術や棒術、薙刀、甲冑などの他の武器術(特に長物)を想定すると、そもそも『突き』は有効な技法ではない(相対的に不利になる) 2.真剣なら手足など末端部を軽く払ったり、滑らせるだけで大きなダメージが期待できるため、ハイリスクな突き技を磨くメリットが薄い 3.人体の構造上、突きで即死させられる範囲は狭いため、相打ちになる可能性が比較的高い  反りを除いてもこのくらいは思い付きますね。  あくまで個人的見解ですが、おっしゃるような『空手vsキックボクシング』の例の通り、想定される環境からくる有効度の差ではないかと思います。

  • mimazoku_2
  • ベストアンサー率20% (1845/8842)
回答No.2

私の勝手な判断ですが、突いた後の「二の技」が無いからでは? 普通は、次の技につながるような動作があると思うが、突くと引くしかなくなる。 そこが弱点になるからかな? と思いました。

  • FattyBear
  • ベストアンサー率32% (1213/3698)
回答No.1

素人の想像ですが、あなたも言われている様に刀は反りがあり 槍の様にバランスよく的(マト)に命中しにくいような気がします。 当然、挿す力の重心も切先からはズレます。 あと刀身が短いので挿すためには敵に近ずくことになり、反撃 されやすくなるのも技としては使われなかったのかも。

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