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不動産管理組合と修繕費
不動産管理組合と修繕費について質問します。 マンションの管理組合は、一般的に修繕積立金を用意しておくのでしょうか?それとも借入金で修繕費を賄うのが一般的でしょうか? 管理組合が法人化されている場合と、そうでない場合の違いも教えてください。
専門家の回答 ( 1 )
- 専門家佐藤 直子(@n-space) 建築士
回答No.2
管理費と修繕積立金は別です。15年位に一度大規模修繕など、大きな工事を行うために積み立てておきます。長期修繕計画を定め、積立額を決定します。新築マンションは販売のために低めに設定されていることも多く、修繕計画を立てたときに修正(値上げ)が必要になることが多いです。 毎月納めている管理費と呼ばれるお金には、管理会社等に払う管理費用や日常的な消耗品・点検費などの外部委託の他に、修繕積立金という項目が必ずあります。 管理組合が法人化されているのは築古マンションで必要に迫られてという事が多いです。例えば、空き室を組合名義として有効利用したい、不足駐車場の土地の購入など。法人でなければすべての区分所有者が登記をしなければならなかったりと事務処理は膨大で現実的ではありません。そういったときに法人化し、組合の財産として有効に管理できれば、すべての所有者のメリットになります。 法人化の手続き、理事長が変わるたびの手続きなど定期的に必要ではありますが、マンションの長期管理においては法人化のメリットは出てくると思います。
佐藤 直子(@n-space) プロフィール
一級建築設計事務所を開設しています。住まいに関しては、安全で安心、居心地の良さのほか、動線・収納計画や美しいインテリア、コスパの良さなど、様々なご提案をいたしております。店舗や賃貸物件などでは事業計画...
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