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水準器の水平ゼロ点と中高生の数学
水準器と傾斜角の傾きの説明で以下の様な説明がありますが、傾きθがなぜ2xθになるのか数学的な説明をして頂けないでしょうか? 「説明と図」 水準器は地球の重力に対して敏感に動作するので、次のような考え方で水平のゼロ点を知ることができます。 水平面に対して角度θの傾斜があるとします。 その斜面の上に、おもりを糸でつった板(水準器でも良い)を置きます。 すると、斜面から直角にのばした線から、板のa 側へ角度θだけおもりは傾きます。 板を180°ひっくり返すと、傾斜から直角にのばした線から、板のb 側へ角度θだけおもりは傾きます。 それならば、絶対的な基準(斜面から直角にのばした線)がなくても、180°ひっくり返すことで板は2×θの角度は検知できます。 (*この上の文を中高生の数学で、幾何的な説明をして頂きたく思っています) 2×θを半分にすることでθがわかりますから、水平面もわかります。 水平出しで、傾いた一方をゼロと仮定すると、180°ひっくり返したときには実際の傾きの 2 倍が表示されるのはこのためです。 2 倍の表示を半分にすればその場所の傾きとなり、半分にした表示をゼロになるように斜面(被測定物)の傾きを調整してやれば、その面は水平になります。 -以上-です。
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- chie65536(@chie65535)
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斜面が右に5度傾いています。 板を180度ひっくり返すと、左に5度傾いている事になります。 「左に5度傾いている」のは「右にー5度傾いている」と言うことです。 ひっくり返す前は「右に5度」でした。ひっくり返すと「右にー5度」になります。 「5度」から「ー5度」になったので、差は「10度」です。 この「10度」と言うのは「最初の5度の2倍」です。 「2×Θ」と言うのは、この「差の10度」の事です。 だから「2で割る」と「最初の5度」が出てくる訳です。 ここで「水準器が1度だけ狂ってる」と仮定します。 最初に測ると「右に4度」と出ます。 180度ひっくり返すと「左に6度」と出ます。 「左に6度」を「右にー6度」と考え、差を取ると「右に4度と右にー6度の差は10度」と出ます。 出てきた「10度」を2で割れば「5度」と出ます。 なので「水準器が狂っていても、ちゃんと5度傾いているのを測れる」のです。 これだけの単純な話を「Θがどうのこうの」「2×Θがどうのこうの」「絶対的な基準がどうのこうの」と、小難しく言っているだけです。