• 締切済み

背が長いと言わないのはなぜ

友達から「足が長い、手が長い」と言うけど 背が長いって言わないのはなぜなんだろう? と言われて、明確な答えが出せませんでした。 変なのはわかりますが、なぜだめなのでしょうか。 単に「言葉が変」だからですか? 何か明確な説明ありますか?

みんなの回答

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1504/3660)
回答No.7

余談というより蛇足ですが、九州の真ん中にある我が故郷では「背の高い人」のことを「背の太か人」と言っていました。学校で先生が生徒に「太か順にならべ」と言えば「体重の重い順」ではなく「身長の高い順に並べ」という意味でした。 また体重が増えることだけでなく背が高くなる(成長する)ことも含めて「太る」と言い、「背が太る」という言い方もありました。「背が長い」とは言いませんでしたが、方言まで含めれば日本語には「背が高い」という言い方しか存在しないわけではないことがわかります。 郷里を離れてちょうど50年になり、ふだんは共通語の世界で生活していますが、今回のご質問のおかげで思い出しました。

  • staratras
  • ベストアンサー率41% (1504/3660)
回答No.6

古い用例ですが「日本書紀」の「神代下」の猿田彦大神の容貌の描写に「その鼻の長さ七咫(ななあた)、背(そびら)の長さ七尺(ななさか)餘り」(原文「背長七尺餘」)とあります。 「そびら」とは背中の意味ですから、大昔は「背が長い」という表現が身長が高いことを意味した可能性もあると考えます。(本居宣長はこの神が猿のように這っていたので背が長いと表現したのだと主張しているようですが…) 平安時代には「をせなが」という言葉がありました。をは接頭語で本体は「背長」ですが「背が高い」という意味ではなく「胴が長い」という意味でした。(上記宣長説を連想させます)辞書の用例には「居丈 (ゐだけ) の高く、—に見え給ふに」〈源氏物語・末摘花〉とありました。座高が高く胴が長く見えたという意味で、一夜明けて末摘花の容姿を初めて見た源氏の君の感想です。座高ではなく身長が高いことは「丈高し」と言いました。 背が長いと言わなくなった理由の一つにこの「背長」との混同をおそれたこともあるのではないかとも考えますが、いかがでしょうか。

  • eroero4649
  • ベストアンサー率32% (11121/34623)
回答No.5

思えば英語でも「long legs」とか「long arm」といいますが、背が高い人は「tall」といいますね。 英語では背が低い人を「short stature」というようです。じゃあ背が高い人は「long stature」かというとこれが「tall stature」なわけでして、つまり「反対語の意味が合わない」っていうのは言語をとわず人間の感性として存在するってことなんじゃないですかね。 思えば「口が堅い」の反対語は「口が軽い」ですものね。「口が重い」というと全く意味が変わりますし、「口が柔らかい」という言葉はありません。

  • 69015802
  • ベストアンサー率29% (384/1303)
回答No.4

長い短いは水平垂直斜めその方向を問いません。対して高い低いは重力方向についての表現です。 身長(背)は起立して測定しますので高いと表現します。ほかの動物では体長と呼び大きいと表現することがほとんどですよね。(キリンとかはどうだろう?) 人間の場合、身長が高い=体長が長い⇒背が長いとも言えなくはないですが違和感ありますよね。

  • Reynella
  • ベストアンサー率51% (552/1073)
回答No.3

日本語では、地面に対して垂直方向の長さを特に「高さ」といいます。荷物のサイズも、「縦×横×高さ」のように表したりしますし、英語だと"length"(長さ/奥行き), "width"(幅), "height"(高さ)を使います。この世は3次元ですから、3つの呼び名が必要です。 これに当てはめれば、身長は長さではなく高さです。身長の測定は起立状態で行われるものですから。 「足が長い」「手が長い」は一般的には絶対的な測定値についてではなく、身体の比率やバランスを強調し、外見の魅力などを表現する際に使われる表現です。

  • qwe2010
  • ベストアンサー率19% (2199/11091)
回答No.2

背が高い。 比べている言葉。 人と人を比べている言葉です。 目線で、寸法を測ることなく、比べているから、 どちらが高いとか、低いとかの言葉になったのでしょう。 足が高い、といわないのは、目線よりも低いから、低いから高いと言えないのです。 背は、目線よりも高いですよね。 今のように、寸法を測るものは、なかった頃にできた言葉でしょう。

  • Nebusoku3
  • ベストアンサー率38% (1470/3837)
回答No.1

背(身長)の場合、地面から上に対しての長さの表現なので「高い」という言い方になります。 それ以外は長いになるかと思います。 立っている場合は足の長さは幅があるので高いとは言いませんが、特定の「腰」の位置などは地面から上になるので「腰の位置が高い」「腰が高い」となり、頭の位置も同様に「頭の位置が高い」「頭が高い」となるかと。。。 余談ですが、逆に礼儀正しい人は「腰が低い」「頭が低い」となりますね。

関連するQ&A