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人間が血を飲まない理由

蚊は血を吸いますが、人間が動物や他人の血を飲むのは健康に良いのですか?悪いとしたらなぜですか?

質問者が選んだベストアンサー

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  • y49333083
  • ベストアンサー率50% (6/12)
回答No.5

吸血鬼モノの物語ではしばしば、人間の血液は彼らにとって完全な栄養食であると表現されています。 では、人間が人間の血をそのまま主食にすることはできるのでしょうか? 答えから言えば、どうやら「ダメ」なようです。 数滴の血液ならば問題ありませんが、大量の血液を飲んだ場合、最悪死ぬことになるようです。 では、栄養分として血液を飲むことに意味はあるのでしょうか? 血液は栄養分を運ぶ以外に、細胞に酸素を届ける役割も担っており、赤血球には酸素をくっつけて運ぶために多量の鉄分が含まれているのです。 血液に含まれる鉄分の量は、肉や脂にくらべると遥かに多くなっており、ゴクゴクと大量に飲んでしまうと「ヘモクロマトーシス」と呼ばれる鉄過剰の病気になってしまい、疲労や関節痛、性欲の低下、肌の黒ずみなどの症状を引き起こし、肝硬変・糖尿病・心不全を併発させることがあるのです。 よく知られている通り、血液は感染症の温床でもあります。 HIVやB型肝炎、C型肝炎などを引き起こすウイルスなどは感染者の血液に含まれているため、不用意に粘膜に接触したり輸血した場合には、他人に感染してしまうからです。 他にも血液に接触することで引き起こされる感染症には梅毒なども知られています。 ちなみに、吸血コウモリには、血に含まれる鉄などのミネラルが吸収されるのを防ぐ遺伝子があることが知られています。 そのため吸血コウモリは鉄過剰になることなく、血を栄養分にできるのです。  また、蚊が通常主食としているものは、花のミツや草の汁などです。 蚊のなかでも血を吸うのは、産卵期のメスだけです。 卵を作るためには、たんぱく質をはじめさまざまな栄養素が不可欠。 ヒトや動物の血液には、花の蜜だけでは摂ることができない栄養素がたくさん含まれているため、蚊にとって、まさにうってつけの栄養源。 叩かれる危険を冒してまで血を吸いにくるのは、そうした理由があったのです。

その他の回答 (8)

回答No.9

どちらかというと、「血」というより「生き血」を飲まないということじゃないでしょうか。それはなぜかと言えば、人はあまり生肉を食わないことと同義のような気はします。 韓国料理にはアヒルの血を固めたものを使うと聞きますし、ブルートブルストでしたっけか、ドイツには血を材料にしたソーセージもあります。日本でも、鯨の肉は血を抜かないとも。火を通す前提なら、様々な国の料理に血は使われます。 一方で、すっぽんやマムシの血を飲む人もいます。同様に、生肉を好んで食す人もいます。ただ、やっぱり多数派ではない気はするんですよね。例外的には、日本人は生魚(刺身)をよく食べますけど、昔は海外から奇異な目で見られてましたし。 なぜかといえば、やっぱり生食は食中毒のリスクが高いので、自然と避けるように人間の味覚が進化したからじゃないですかね。だから、無理すれば飲めないわけでもないし、好んで飲む人もいるわけです。 栄養価的には、血液は完全栄養食だと言う人もいまして、決して悪くはないようです。といいますか、血漿に脂肪を混ぜたものが乳になるそうで、その程度に栄養価は高いと。ただ、血液は凝固しやすく、胃腸の中で凝固すると消化不良を起こすこともあるみたいです。 ご参考まで。

回答No.8

こんにちは! 血液感染のリスクがあり、致命的なものがあります。

noname#259322
noname#259322
回答No.7

生の血を飲む利用方法もありますよ。 肉用目的で家畜を飼う文化のある地域では珍しくありません。 ただ、同じ人間の血は避けたほうが良いでしょうね。倫理的な問題に発展しかねませんし。 健康に悪い良いで言えば、適切に処理された血であれば栄養が豊富ですから、栄養過多にならない限り、健康に良い(栄養を摂取できる)と言えるでしょう。 サラミソーセージを召し上がったことはないですか? あれはかなり血を混ぜている種類のものがありますよ。日本にはあまり出回ってはいませんが。 ヨーロッパではフランスのブーダンノワールなどのブラッドソーセージが日本よりは一般的です。(ただし、現地の人々にとっても好みが分かれる食材です。) 上に書いたように、家畜の血は世界中で利用されています。 血液の食用利用(Wikipedia) https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A1%80%E6%B6%B2%E3%81%AE%E9%A3%9F%E7%94%A8%E5%88%A9%E7%94%A8 ただ、血は肉ほど嗜好されません。 単純に美味しく感じられないからです。 血が美味しければ飲んだと思いますよ。人間には牛乳が好きな個体がかなりいます。乳は血液から作られています。 ですが、血そのものは別です。独特の強い風味があり、食材として人が好む味ではありません。 動物や魚の肉から血抜きを行うのは、血抜きしないと生臭みを感じやすいからです。 血は傷んで美味しくなくなるのが早いです。病原体の汚染で食用に適さなくなるまでも早いです。 傷んだり病原体に汚染された血は健康に悪いです。 病原体の汚染に関してたとえば一例としてこちらの論文など。 食用に供する豚血液の加工と細菌汚染 https://www.jstage.jst.go.jp/article/jvma1951/40/2/40_2_108/_article/-char/ja/ 繰り返しになりますが、傷んでおらず、汚染もされていない血なら問題ありません。

  • tenteko20
  • ベストアンサー率42% (1303/3052)
回答No.6

すっぽんの生き血は飲むことで滋養強壮や美容などに良いとされ、すっぽん料理店ではメニューにあったりしますが、飲まないほうが良いリスクがある血も他の回答にあるような理由で多くあります。

  • Reynella
  • ベストアンサー率51% (552/1073)
回答No.4

良い面も悪い面もあります。悪い面は主に2点です。 1.他の動物の血液には、人間に対して有害な細菌、ウイルス、寄生虫が含まれている可能性があります。これらは感染症や病気の原因となる可能性があります。 2.他の動物の血液に含まれるタンパク質は、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。特に血液をそのまま飲むと免疫系が過剰に反応することがあります。 ただし、人類はこれまでに何種類もの動物の生き血を飲んできました。その繰り返しの中で顕著な健康被害が見られず、むしろ体に良い影響を与えたとされたものが「食文化」の一つと定着しています。日本だと「すっぽんの生き血」ですね。現代ではスッポンの血液成分も判っているし、提供している店は感染症リスクを避けるような処理を行っています。またそのまま飲むのではなく、ブラッドソーセージのような加工品に加えて摂取する文化(特に牧畜の盛んだった地域)もあります。食料生産が簡単ではなかった時代、貴重な獲物や家畜を余さず使う意味もあって普及したのでしょう。

  • kaitara1
  • ベストアンサー率12% (1158/9169)
回答No.3

口の中に比較的大きな傷ができたとき、血を呑んでしまいますが、すごくまずいですね。レバーのまずさと似ています。過剰な鉄が有害だからなのでしょうか。蚊は鉄の害を回避できる能力を持っているのかなと思いました。

  • takochann2
  • ベストアンサー率36% (2466/6791)
回答No.2

多くの地域に血を飲む文化はあります。日本でもすっぽんの血を飲む人がいます。生肉も生血も各種感染症のリスクがありますので食べないに越したことはないです。加熱殺菌してから食べる方が健康的です。

  • kyokoma
  • ベストアンサー率38% (316/823)
回答No.1

血には特有の鉄の匂いがあるように、 多量の鉄分が含まれています。 鉄分は必須ですが、 多すぎると有毒となります。 大量に血液を飲むと、 鉄過剰の病気を引き起こし、 重篤な肝硬変・糖尿病・心不全をも併発し、 最悪死に至ります。 また、 血液中の感染症により罹患もします。 更に、 動物の血液に至っては、 どんな細菌やウイルスが潜んでいるか分からず、 人間の消化能力や免疫力では対処できないことが予想され、 もはやリスクは想定外です。  

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