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ツバメのヒナの育ち方についてです。

ツバメの育ち方についてです。 【A】 ある本に,ツバメは, ①春に卵を産み,ヒナを育てる。 ②夏にはヒナは大きくなるが,まだ巣にいて,親がエサを運ぶ。  その後,大きくなると巣立つ。 とありました。 【B】 別の本には,産卵から1か月半ほどで巣立つ,と書いてあったのですが, それですと,春に産卵して6月ごろには巣立ち,夏には巣にヒナはいない,ということになります。 【A】と【B】のどちらが正しのでしょうか? ご存知の方がいらっしゃいましたら,どうぞよろしくお願い致します。

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  • chiychiy
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回答No.2

こんにちは Bです。 実家に来ていたのでよくみてました。 そんなに長く巣にいることはないです。 あっという間に成長していきます。 親がエサを与えて大きくなり、近くの見えるところ(電線など)で 見張っています。 子ツバメの飛行訓練は面白いです。 親が見守る中、最初は近くの電線まで、危なっかしく飛び 段々、距離を遠くまで飛んで巣に戻れるようになっていきます。 大学の教授の方の記録が写真付きで載ってます。 https://www.osaka-gu.ac.jp/php/nakagawa/TRIZ/jforum/2017Forum/Swallows2017/SwallowsAlbum1706.pdf

1593okada
質問者

お礼

早速のご回答,感謝いたします。たいへん勉強になりました。どうもありがとうございましたm(__)m 話は変わりますが,同じ巣で,夏ごろにふたたび産卵して子育てをするということはあるものでしょうか?

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その他の回答 (4)

noname#259322
noname#259322
回答No.5

No.4です。 少し追記します。 ツバメは地域によっては年間2回の産卵、子育てが一般的です。 南の暖かい地域ほど2回の率は増えます。 Bird Research News No.5 No.4 2008.4.15 https://www.bird-research.jp/1/seitai/5_4_rustica.pdf >繁殖回数と産卵時期: > 1シーズン中の繁殖回数は,関東地方では約3~5割が1回で,残りが2回.ごく稀に3回繁殖がある (Fujita 1997). >ヨーロッパでは,北方では1回しか繁殖せず,南方ほど繁殖回数が多くなる (Turner & Rose 1989).産卵は南関東では4月上旬から7月中旬まで行われ,1回目の産卵のピークは4月中旬~5月上旬,2回目は5月下旬~6月末である(Fujita 1997). ツバメの場合、2歳のツバメならば前年の巣を覚えていて、その年最初の繁殖の時には戻ってくることが多いようです。 地域が限定されてはいますが、こちらで具体的な調査結果が載っていますのでぜひご覧ください。 バードリサーチ ツバメ図鑑 毎年同じツバメが戻ってくるの?(ツバメ観察全国ネットワーク) https://www.tsubame-map.jp/tsubame-zukan/maitoshi-onaji その場合は古い巣を補修して使うことが多いようです。ただし、「自分が作った巣」とは限りません。他のツバメが作った巣でも、持ち主がいないとなれば勝手にリフォームすることは多々あるようです。他のツバメの巣があるということは巣づくりに良い場所という証拠です。そしてどちらの場合も、巣作りはたいへんな労力がかかるからでしょう。 ただしその労力の大きさにも関わらず、同一年での連続した2回めの繁殖では同じ巣を使うのではなく新しい巣をかける傾向が強いという調査結果があります。 別の研究において、対象はツバメではなくアマツバメですが、同じ年の営巣で連続して同じ巣を使った場合、その巣はダニや寄生虫の数が多かったという報告があります。 ダニや寄生虫が多すぎればヒナの成育率、ヒナの成長後の繁殖成功率は下がります。 ツバメはそうした悪影響を避けるためにか、数日かけて新しい巣をつくることが多いようです。 言われてみれば、「同じ個所に少し間隔をあけて古い巣と新しい巣が並んでいる」光景は珍しくないという印象があります。

1593okada
質問者

お礼

ふたたびご丁寧で詳しい説明,感謝いたします。。 いろいろと学ぶところがありました!! どうもありがとうございましたm(__)m

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noname#259322
noname#259322
回答No.4

どちらかといえば【B】のほうが正確です。 ツバメは現在日本に5種類が確認されています。 しかし仰るのはこのうち「ツバメ」という種ですよね。 この鳥はご存知のように渡り鳥で、3~6月ごろに東南アジアから数千キロを飛んで日本にやってきます。 そして春から夏の間に卵を産み、ヒナを育て、一人前にしてまた秋ごろには東南アジアへ戻っていきます。 これらにかかる日数を考えてみます。 卵を温め始めてから※約18日で孵化するとの報告が主です。 ヒナは孵化から約20日ちょっとで巣立ちを迎えます。 巣立ちにかかる時間について、他の鳥だと巣立ちに何日かかかることもありますが、ツバメの場合、かなり素早く完了していますので日数にはカウントしません。 その後しばらくの間は親がつきっきりで餌を与えつつ、ヒナに何が食べられるのか、どうやって餌を摂るのかを教える教育を受けて親離れです。 ※…「温め始めてから」で「産卵してから」ではないため、最初の卵を産んでから孵化まで18日以上かかっていることになります。 これらを総合すると、産卵しはじめから巣立ったので巣が空になるまで約50日です。 【B】の「産卵から1カ月半ほどで巣立つ」という記述が正しいことになります。 ただし、先に書いたように、ツバメの飛来は3月から6月です。出立地によって飛ぶ距離に違いがあること、日本のどこに飛来するかが時期によって変わること、個体差、などです。 3月上旬にもうツバメが来ているような地域はまず九州でも温かい地方です。 そこから北に行くにつれ、ツバメの飛来は遅くなります。 ですから巣を作り始める時期から巣立ちの時期も、日本全国で時期にズレがあります。 また、はやく育て終わった親は同じ1年の間に2回、3回子育てをすることがあることも知られています。3回はおそらく稀です。 そういうわけで、 「ツバメという鳥全体を、日本全国という広い範囲で観察するならば、春から卵を産み始めるが、夏、7月終わりにもまだ巣にいるヒナはいる」 とも言えます。 ただ、【A】についてお書きになった文章を読むと、どう読んでも「春に生まれたヒナが、数か月たったそのまま夏にも巣にいる」と同じヒナについて述べているとしか解釈できません。 ですから【A】の記述次第ではありますが、ご質問を拝見する限り正しいのは【B】のほうです。 検索すれば非常に多数の検索結果が出てきますが、より学術的な記述をお探しになりたければ「営巣」「抱卵」などの専門用語をちりばめるとよいかと思います。 たとえばこちらなど。 ツバメの巣づくり【学芸員自然と歴史のたより】(横須賀市自然・人文博物館) https://www.museum.yokosuka.kanagawa.jp/archives/news/38598

1593okada
質問者

お礼

早速のご回答,感謝いたします。 詳しくご説明いただき,たいへん勉強になりました。 どうもありがとうございましたm(__)m

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  • chiychiy
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回答No.3

#2です。お礼をありがとうございます。 >話は変わりますが,同じ巣で,夏ごろにふたたび産卵して子育てをするということはあるものでしょうか? あるみたいです。 巣が壊れると隣に作ったりしてますね。 人がいるところの方がツバメは安心できるので 人気のある、人が手の届かない場所に作ったりしているようです。 https://biome.co.jp/biome_blog_072/ 翌年に同じ巣に帰ることはよくあります。 https://www.tsubame-map.jp/tsubame-zukan/maitoshi-onaji 昔から、ツバメが来る家は繁栄されると言われています。 https://miraie-f.co.jp/contents/7328

1593okada
質問者

お礼

再びのご回答,ありがとうございました! うちのマンションの玄関にツバメが巣をつくるのですが,「ツバメは幸せを運んでくれる!」の記事に心が和みました。ありがとうございましたm(__)m

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  • qwe2010
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回答No.1

Bです。

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