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宇宙が膨張しているのなら、自分も膨張している?
宇宙が膨張しているのなら、私も宇宙の一部なので、自身(が占有する空間)も膨張しているのでしょうか。 理論的には膨張しているが、圧倒的な四つの力の作用で、膨張が抑えられているのでしょうか。
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再度の、質問者からのお礼にお答えします。 >宇宙のボイドとよばれる真空に近い空間では、空間が膨張しているが、天の川銀河のような非ボイドの空間では膨張していない。つまり宇宙には膨張しているところと膨張していないところがある、という認識でよろしいでしょうか。 ⇒はい、その認識でいいと思います。そして、その両空間の接点といいますか境目の空間は、微妙にゆがみ、変形しながら絡み合うような形で漸進し、漸進される格好・模様を描いているものと推測されます。
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- Nakay702
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質問者からのお礼を拝見しました。 >最後にすいません、ご返答のコメントに「~この間の空間もいくらか膨張しているかも知れませんが、重力・引力に比べたらごくわずかだということ」とあります。つまり極々極々極々(笑)小ではありますが、自分を含めたまわりの空間も拡張しているということでしょうか。物質間の引力が圧倒していて、くっついていますけど。 ⇒ご期待(?)に沿えなくてすみませんが、この場合の「間の空間」とは、ほとんど何もない、超低温の真空部分(小ボイド)のことです。ですから、「自分を含めたまわりの空間」は、いかに「極々極々極々小」であっても、拡張しているという可能性はないと思います。仰せのように、そこ(自分を含めたまわりの空間)では、「物質間の引力が圧倒していて」(固く)くっついています。
お礼
ありがとうございます!申し訳ございません、本当にこれが最後の確認です。宇宙のボイドとよばれる真空に近い空間では、空間が膨張しているが、天の川銀河のような非ボイドの空間では膨張していない。つまり宇宙には膨張しているところと膨張していないところがある、という認識でよろしいでしょうか。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10004/12512)
「質問者からのお礼」をありがとうございました。 ほかに疑問点などがありましたらお答えする所存ですが、なければ何らかの形でケリをつけていただければうれしいです。なお、さらに天文学に興味がおありでしたら、放送大学の天文学関連の講座を視聴なさることをお勧めします。基本的なことから、最先端までを学ぶことができます。
お礼
ありがとうございます!最後にすいません、ご返答のコメントに「~この間の空間もいくらか膨張しているかも知れませんが、重力・引力に比べたらごくわずかだということ」とあります。つまり極々極々極々(笑)小ではありますが、自分を含めたまわりの空間も拡張しているということでしょうか。物質間の引力が圧倒していて、くっついていますけど。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10004/12512)
再度、質問者からのお礼を拝見しました。 >何度もすいません、ということは、アンドロメダ銀河が、天の川銀河に近づいているということは、この間の空間は膨張していないということでしょうか。宇宙全体からすれば当該銀河間など極小なので数値化も不可能なのかも知れませんが、宇宙は風船を膨らますように広がっていると思ってました。 ⇒いいえ、アンドロメダ銀河と天の川銀河が近づき合うのは、重力・引力による現象です。この間の空間もいくらか膨張しているかも知れませんが、重力・引力に比べたらごくわずかだということです。まして、近年の天文学によると、天の川銀河の大きさはこれまで言われてきたような数値(直径約10万光年)よりはるかに大きい、つまり両銀河の間のボイド領域が狭い、ということが分かったそうです。(このことは、約50個近いと言われる局所銀河群全体にわたって共通することかも知れません。)
お礼
ありがとうございました!
- Nakay702
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質問者からのお礼を拝見しました。 >膨張するのが宇宙空間ということは、私も宇宙空間の一部を占有してますので、私自身は拡張しませんが(素粒子間のくっつく力により)、私がまさに今占有している空間は拡張しているということでしょうか。もちろん数値に表れないほど極々小さい話です ⇒いいえ、膨張するのは宇宙空間だというとき、その宇宙空間とは、宇宙の大構造におけるボイドと言われる、広大で冷たくほぼ真空に近い空間部分のことをいいます。 ですから、例えば、幅10cm間隔の格子模様の一角に体長1cmのアリがいる場面を想定してください。もし、格子の幅が20cmに伸びたとすれば、そのときアリの体長が2cmになるなら、あなたの想像どおりの膨張ということになりますが、実はそうなりません。格子幅が20cmになっても、アリの体長は依然1cmのままなのです。この大宇宙では、銀河の単位までがそのアリと同じで、宇宙が膨張しても銀河自体は膨らんだりしません。 ということは、銀河同士は互いに近づき合い、大銀河団やそのつながりのグレートウオールは次第に密集していく一方、何もないような空間部分は逆に拡散していく、というのが膨張宇宙の実像です。
お礼
ありがとうございます! 何度もすいません、ということは、アンドロメダ銀河が、天の川銀河に近づいているということは、この間の空間は膨張していないということでしょうか。宇宙全体からすれば当該銀河間など極小なので数値化も不可能なのかも知れませんが、宇宙は風船を膨らますように広がっていると思ってました。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10004/12512)
以下のとおりお答えします。 以下の回答文中、「膨張」の何たるかについては《 》で囲って示します。 >宇宙が膨張しているのなら、私も宇宙の一部なので、自身(が占有する空間)も膨張しているのでしょうか。 理論的には膨張しているが、圧倒的な四つの力の作用で、膨張が抑えられているのでしょうか。 ⇒現代天文学の説明によりますと、自身はおろか、自身が属する銀河さえ膨張してはいません。《膨張するのは宇宙空間》です。少し遡って宇宙膨張の経緯を見てみましょう。全米スーパーコンピューター応用センター所長のラリー・スマーのビッグバン・シュミレーションによると、ビッグバンの十億年後くらいから銀河がつくられる。銀河は初めガス状で、回転しながら集まって中心(ブラックホールなどの高質量域)が形成される。たくさんの銀河ができて、互いに拡散し続ける。各銀河は互いに引力を及ぼし合いながら運動を続け、次第に蜂の巣にも似た「泡構造」の被膜部分に分布していく。《泡と泡の間の空間が広がる》一方、交点に当たるところでは強大なブラックホールができ、グレート・アトラクターとなって周辺銀河を吸収する。(現在、我々の銀河は乙女座方向のグレート・アトラクターに引き寄せられて、秒速約600kmで接近しているという。)なお、現在の宇宙はビッグバンの後百数十億年とされています。 ベル研究所のアンソニー・タイソンは、光の曲がり方を分析して、ダークマター(暗黒物質)を初めて確認した。彼によると宇宙に存在するダークマターは、目に見えるものの十倍以上と計算されるという。つまり、我々の観測しているものは全体の一割にも満たないのである。現在、宇宙は加速度をつけながら膨張しつつあるとされるが、ダークマターの存在はその膨張を抑制する力となる。他方それを推進する力となるものがダークエネルギーとされるが、ダークマターもダークエネルギーも、その正体はいまだよく分っていない。ほぼ確実に分かっていることは、この膨張は《断熱膨張》であるということ、つまり、この宇宙は閉じているということである。 ということは、膨張の進行に伴って宇宙は冷えていく、ということを意味する。0°K(「絶対零度」、−273.15°)になると、全ての粒子は運動を停止するので、(私論では)膨張は止まることになる。現代天文学は「永久膨張論」(ビッグリップ)を主張しているので、この点で(のみ)、私は現代天文学の所説に合点がいかない。私は、全ての粒子が運動停止しても、引力は(未知のグラビトンによるのでなく、重力場によるので)消えないと思う。ゆえに、膨張は一旦停止したあと収縮に転じてビッグクランチに至り、再度ビッグバンが繰り返されるのではないかと想像している。かつて、ホーキング(ケンブリッヂ大)も、「今から数十億年後には膨張運動は停止し、収束が始まる」と言っている。 もし《宇宙膨張(という空間の広がり)》が停止し、収縮に転じると、その運動速度は、当然ながら最初遅くだんだん速くなる。その過程では、銀河やブラックホール同士の吸収合体が繰り返されるであろう。したがって、我々の天の川銀河も遅かれ早かれ大小マゼラン銀河やアンドロメダ銀河と合体しているに違いない。こうして泡の膜状に分布する銀河は交点に集結してゆくと同時に、《その交点間の距離(という空間の広がり)》も縮まって、グレートウオールが形成されていく。現在、白鳥座X1のブラックホールに落ち込む星の速度は秒速3万kmと言われる。宇宙全体が一点に向かって収縮する場合の中心的ブラックホールはさらに強力だから、そこへ落ち込む銀河や星はさらに速く、光速に近い速度になるのかも知れない。最終的には、すべてが10⁻²³mmの一点(ラリー・スマーの提示による)に凝集し、想像を絶するような強力なエネルギーの塊と化し、次回のビッグバンが引き起こされる。私は、以上のように想像しています。
お礼
ありがとうございます!すいません、膨張するのが宇宙空間ということは、私も宇宙空間の一部を占有してますので、私自身は拡張しませんが(素粒子間のくっつく力により)、私がまさに今占有している空間は拡張しているということでしょうか。もちろん数値に表れないほど極々小さい話です。
- ww_7
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人体を構成する各粒子は、人体の存在する位置での宇宙の膨張方向に同一の速度で進行しているので、人体各部の相互距離に変化は生ぜず、膨張しません。 野球のボールを投げてもボールの各部は同一速度で同一方向に運動するので、ボールが膨張しないのと同様です。 物体の各部・各粒子が相互距離を変えない理由は各粒子間に「くっつく力」が作用しているから距離が拡散しなく、また同時に各粒子間に「反発する力」も作用するためにくっつきすぎない。 この両者が平衡して各部・各粒子の相互距離は一定を保ちます。 宇宙が膨張していると言っても、相互距離が拡大している次元は概ね「局所銀河群」を超える次元での話でして、無数の局所銀河群同士が宇宙の膨張によって離れ離れになっていきつつあります。 大よそ1500億年後には宇宙の膨張により全ての局所銀河群が宇宙の地平の彼方に消えて行き、我々にとっては我々の局所銀河群だけしか存在しなくなります。 宇宙の膨張の最中にもそれぞれの局所銀河群の内部は縮小しつつあり、例えば我々の局所銀河群は大よそ1兆年後に一つの銀河系にまとまってしまいます。 我々の局所銀河群には例えばアンドロメダ星雲や我々の天の川銀河系が含まれますが、この二つは大よそ50億年後に合体して一つの銀河系になります。 このようなことが起こるのは系内に重力等による「くっつく力」が作用しているからでして、しかし「反発する力」が希薄なために大きさが縮小してます。「くっつく力」と「反発する力」が平衡して釣り合っている人体や地球や太陽の場合とは異なってます。
お礼
ありがとうございます!膨張の観測可能なレベルでは、銀河間や銀河群ですが、ミクロでは、やはり私も宇宙空間の一部を占有してますので、今まさに私の部分の空間も拡張していると考えてよろしいでしょうか。 おっしゃるとおり、私自身を構成する素粒子は、くっつく力とはなれる力のバランスで存在を確保していると考えています。
- runatickdance
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宇宙が膨張している期間に 人が産まれ数十年生き長らえると、 若いときにスマートだった人が、 歳と共に膨張係数を浴び続けた 姿がなかなか脂肪が落ちない体質に なってくる。 本来の姿よりも1.5倍体重も増えていたりします。 これが、宇宙の膨張係数の影響なのか、人類の物質による劣化なのかは、宇宙以外の場所で立証実験しない限り、立証出来ないのだ。 中には、歳をとっても、 宇宙膨張係数を長年の浴び続けても、若いときと同じ体重の方も おられます。 そういう方は、もしかしたら 宇宙人か、過去や未来から来た 異星人なのかも知れない。 女性の場合は、胸やお尻がやたらと 大きくなる膨張係数の影響なのかも 知れませんし、笑。
お礼
ありがとうございます!人生観で考えるのも面白いですね。
- chie65536(@chie65535)
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>宇宙が膨張しているのなら、私も宇宙の一部なので、自身(が占有する空間)も膨張しているのでしょうか。 多分、自分たちも膨張しています。ですが、周りのすべてが同じ膨張率で同じ速度で膨張しているので、膨張している事を実感出来ません。 例えば、自分が1.1倍になったとします。目の前にある定規も1.1倍になるので、膨張前に長さ1センチだった物は膨張後も長さ1センチです。 宇宙膨張論は、ドップラー効果や赤方偏移をうまく説明する事が出来る理論ですが、他の理論でドップラー効果や赤方偏移をうまく説明できてしまうと、宇宙膨張論(ビックバン理論)が否定される可能性があります。
お礼
ありがとうございます!
補足
素粒子も大きくなってるのでしょうか。そこまで考えてませんでした。素粒子と空間は別物と考えてました。 ドップラー効果のお話で、自分から遠くなればなるほど、空間は加速度的に広がりますが、だからといって星は巨大化しません。重力のせいだと思うので、ならば自分も素粒子に働く力で、空間膨張に抗っているのかなと考えました。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1153/9140)
全てが膨張しているとしたら膨張自身が認識されないのではと思います。
お礼
ありがとうございます!
補足
言葉足らずですいません。認識は不可能ですし数値化も意味ないでしょう。 ただ理論的にどうか知りたいです。アンドロメダ銀河は膨張する宇宙で、我が銀河に近づいています。重力のせいだと思います。
- ishi_saya
- ベストアンサー率27% (84/310)
宇宙を、(目に見える)物質としてだけ捉えると、分から案くなってしまいます。 宇宙というのは、波動の集合体であり、それらの波動は物質化していないものがほとんどで、(目に見える)物質となっているのはごく僅かです。 私たちが成長するというのは、肉体が成長するだけではなく、魂としての成長があります。宇宙の仕組みをどこまで理解したか、そしてどこまでそれに則って生きているか。それが成長です。そういう成長に伴って、非物質としての私たちの生命体は拡大しています。宇宙は、そういう個々の生命体の集積ですから、宇宙全体が膨張しているということになるのです。
お礼
ありがとうございます!精神論と結べばそのとおりなんだと思います。
お礼
何度もありがとうございました。とてもよく分かりました。また宜しくお願い申し上げます。