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なぜ量子コンピューターが各国で作られているのか?
- 量子コンピューターが世界中で作られているのは、技術情報の売り買いと開発競争が行われているためです。
- 国家の明暗を左右するほどの最先端の技術情報がビジネスとして取引されており、その上で開発競争が行われています。
- 量子コンピューターの仕組みを最初に発明したのは日本ですが、実際にモノを先に作ったのは他国です。
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> 真似されない為の特許では? 一つの規格を成立させるためには今や百件以上の特許が絡む時代です。 例えば身近なところで言えばBlu-rayは18社が持つ百件以上の特許技術が使われており、これを特許を持つ会社同士でクロスライセンス契約を結んで相互利用していますし、関連特許を持たない企業はライセンス料を払って技術を使っています。 1つの特許を持っているだけでは製品を作る事が出来ない時代なのです。 その為、現代の特許は他社の技術を安く使うためのクロスライセンス契約の材料だったり、他社からライセンス料を貰って設けるための商材になっています。 また、そうしないと特許技術の開発に要した費用を回収できません。 自社で技術を独占するために特許を取るという時代では無くなっています。 以前勤めていた会社では、社員へ特許取得を推奨していて、サポートする専門部署がありました。 どんなくだらないモノでも特許が取れるならバンバン出願していました。 特許を取る目的は他社へ払うライセンス料を抑えるために、クロスライセンス契約のためのタマ数を増やして契約条件を有利にするためと言うモノでした。 そうやって各社はお互いの特許を利用するためにクロスライセンス契約を結ぶので、特許技術は相互利用されるようになるので似たような製品が多くの会社から出ることになりますし、特許技術を持たない会社からライセンス料を徴収して儲けるために学会や業界団体が中心になって製品の規格を定めて特許を管理するようにし、特許を一山幾らでまとめ売りするので多くの企業が似たような製品をどんどん作れるようになるのです。
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- t_ohta
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昔の新技術開発と違い、科学技術が進歩した現代では一つの組織だけで全てを開発することはコスト負担が重いためできず、個々の組織が得意分野に特化して深く研究するというのが一般的になっています。 なので、基礎的な技術開発が進んでくるとその分野の学会や業界団体が中心となり技術を持ち寄ってアライアンスを組んで、特許の使用料などについてルールを決めます。 そう言った事から、ある程度基礎研究が済むと世界中で同じような製品が開発されていくことになります。
補足
得意分野を持ち寄り、チームとして取り組むというのは解りますが、あちこちで同じような製品が作られるという話と結び付く意味がよく解りません。 専売特許として振る舞うのでしたらあちこちで同じような製品が作られる事は矛盾しているのでは。真似されない為の特許では? 開発競争なんて、傍から見ると非常に滑稽というか、作り方の肝心な部分を知ってる人がいろんなところに作らせている訳ですよねぇ? つまり、八方美人というか。 作るほうも作るほう。囃し立てられ上手く踊らされている感じがするというか、実際、関わりたくも何ともないと思ったりはしないんでしょうか。 まぁ、どっちみち商売等で負けたくないので取り組むしかないのだとは思いますが。 本来1箇所だけで済むような開発コストのはずが、いろんな集団がそれぞれのコストを掛ける訳ですから、無駄の骨頂というか。 技術情報が有償だろうと無償だろうと、例えばアメリカ側と中国側では関係は良くないのでお互いに相手側が得する事は教えたくはないと思います。本来は。 つまり、国籍を超越して漁夫の利を得ている人が居るのではないかと推測します。 国際宇宙ステーション開発から中国は排除されていたのに作れたという事は、秘密のはずの技術情報なのに情報のリークが有ったのではないだろうかという推測で 納得する事にしましたが。
- kakuyara
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今の人類にとって有用な技術だからだと思います。 もし質問者様の考えに乗っかるなら、日本でIT産業やそういうサービスを作ってること自体が解せなくなります。 なぜなら、量子コンピューター以前にコンピューター自体発明したのは日本ではないからです。インターネットもそうで元はアメリカの軍事技術らしいです。車もカメラも日本が世界に誇る産業の大元の技術は海外のものばかりですよね。 技術というのは基本的に多くの人に知れ渡り、多くの人が使ったり改良することで発展します。多種多様なアウトプットの無いものは、良質なインプットを得られることは決してありません。 そして、競争することも必要です。なぜなら明確な目標がなくなるからです。 ビジネス観点でも疑問を持たれているようですが、世界は経済で回っています。より良いアウトプット、インプットを出せる人材は、どの企業も国も喉から手が出る程ほしいものです。 国に先駆けて企業が開発が先行するのは、意思決定が国より柔軟、かつ、迅速だからだと考えます。海外企業だと国家予算並みに稼いでる企業がありますよね。そういう企業は先端技術の投資も無理なく迅速にできると思います。Meta社とか良い例ですよね。 人間はより好条件、かつ、能力に見合ったの場所で働きたいと思うのが大多数なので一杯お金をくれるところに人が集まることが多いです。 量子コンピューターが一般化すれば、コンピューターでできることが格段に広がると言われています。今の人類にとってコンピューターは必要不可欠なのでその可能性のためには、ヒト、モノ、カネを費やすことを惜しまないでしょう。 人間は生まれて色々な事柄を経験することで成長します。より多くのより質の高い経験を積んだ人は偉人と言われます。これは技術に関しても似たようなものです。
補足
日本でIT産業やそういうサービスを作ってること自体は全然解せます。 新技術(コンピューターやインターネット技術)が徐々に取り入れられたり徐々に輸入されてくるというのなら解ります。が、同時に何ヵ所でも開発というのは状況が少し違います。 ビジネス+IT https://www.sbbit.jp/article/cont1/36552 メーカにすれば競合他社(競争相手)なんか居ないほうが都合が良いに決まってますが。受験戦争中、“目標が欲しいので受験ライバルが欲しい”なんて思いました? その理屈、かなりアホらしくないですか? 何目線ですか? それは消費者等の目線では。メーカーや開発者に関しての質問なんですが。 “各国で”開発しているという話をしてますが、企業の開発の話はしていません。
お礼
ありがとうございます。 特許利用のイメージを大まかに掴めました。