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複素数の写像

双曲線になる写像の求め方がわからないので質問します。 問題は、 ω=(1/2)*{z+(1/z)}とする。zが0を通る直線を動くとき、ωはどのような図形を描くか。(とくにzが実数軸に対して対称な直線をうごくとき、また実軸上をうごくときに注意せよ。)z平面において、0を通る直線と、0を中心とする円は直交する。この直交性は保存されるか、向きはどうか。(本の問題文にはωとzの関係式が直接書かれてはおらず、数ページに前から例3としてω=(1/2)*{z+(1/z)}を考察していたので、この関係式が問題文で扱われると推測しました。) です。 答えは、 (±1,0)を焦点とする双曲線、実数軸に関して対称な直線に関しては同じ双曲線。直交性は保存される、向きも保存。 でした。 自分はαを複素数、tを実数としてzが原点を通る直線を動くを、z=tαとして、ω=u+vi,z=x+yiとおいてuとvをxとyで表し、xとyが満たす関係式からuとvの関係を導こうとしましたが、tα=x+yiとおいてもxとyが満たす関係式すらわかりませんでした。どなたか問題の解説を高校数学の範囲でよろしくお願いします。

みんなの回答

回答No.1

以下、 z ≠ 0 とします。 z = r (cosθ + i sinθ) (r > 0) とおくと w = (1/2) { r (cosθ + i sinθ) + (1/r) (cos(-θ) + i sin(-θ)) } = (1/2) { (r + (1/r)) cosθ + i (r - (1/r)) sinθ } となり、w = x + yi (x , yは実数) とおくと x = (1/2) (r + (1/r)) cosθ y = (1/2) (r - ((1/r)) sinθ となります。 z が原点を通る直線上(原点は除く)を動くときはθが一定です。 ・sinθ = 0 , つまりzが実軸上を動くとき cosθ = ±1 , r + (1/r) ≧ 2 より | x | ≧ 1 なので wの描く図形は「実軸のうち | x | ≧ 1 を満たす範囲」 ・cosθ = 0 , つまりzが虚軸上を動くとき sinθ = ±1 , r - (1/r) はすべての実数値をとるので wの描く図形は「虚軸全体」 ・sinθ ≠ 0 かつ cosθ ≠ 0 のとき x / cosθ = (1/2) (r + (1/r)) , y / sinθ = (1/2) (r - (1/r)) 二乗の差をとって (x / cosθ)^2 - (y / sinθ)^2 = 1 これは (±1 , 0) を焦点にもつ双曲線です。 つぎに、zが原点を中心とする円を描く場合は、rが一定でθが変化します。 ・r = 1 , つまり円の半径が1のとき x = (1/2) (r + (1/r)) cosθ = cosθ より | x | ≦ 1 y = (1/2) (r - (1/r)) sinθ = 0 よってwは「実軸上の | x | ≦ 1の範囲」を描きます。 ・r ≠ 1 のとき x / {(1/2)(r + (1/r))} = cosθ , y / {(1/2)(r - (1/r))} = sinθ 両辺を2乗して加えて [ x / {(1/2) (r + (1/r))} ]^2 + [ y / {(1/2)(r - (1/r))} ]^2 = 1 これは楕円を表します。 (1/2) (r + (1/r)) = a , {(1/2)(r - (1/r))} = b とおくと (x / a)^2 + (y / b)^2 = 1 (a^2 - b^2 = 1) となり、この楕円の焦点は (±1 , 0) です。 焦点を共有する双曲線と楕円が交わるとき、その交点において2曲線は直行します。(双曲線の接線と楕円の接線が直交します)

situmonn9876
質問者

お礼

回答ありがとうございます、時間をかけて回答が理解できるように努めます。

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