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彼の歌唱に感動しない理由は?
eroero4649の回答
要するに、バタやんだと思わず泣いちゃうけれど五木ひろしさんだと泣けないってことですかね? だとしたら、そりゃ戦争を自分自身で経験しているかしていないかの違いですよ。バタやんは戦場にいたわけではないですが、同じ時代を生きて同じように苦労したわけですからね。 こういうのは歌に限った話ではないです。「日本のいちばん長い日」という映画を見比べればいいですよ。2015年版の映画は丁寧に作られているし役者さんも皆さん頑張っていると思います。特にこの映画でキーマンとなる畑中中佐の扱いについては、2015年版の松坂桃李さんのほうがリアルの畑中さんに近く、ご遺族も高く評価されているそうです。 だけど、1967年版は監督もスタッフも俳優も、みんな戦争をリアルタイムに経験しています。経験した人ならではの「迫力」が隅々から伝わってくるんですよ。監督からスタッフから俳優から、皆さんの「戦争で俺達の人生はめちゃくちゃにされた」という怒りと悲しみが伝わってきます。 滅多に見ることができませんが、白黒ドラマ版の「私は貝になりたい」もそうですね。戦争に対する怒り、恨み、悲しみ、そういうのがひしひしと伝わってきます。 美輪明宏さんがシャンソン歌手なのに着流しを着てステージに出てきたとき、お客さんたちはなんじゃこりゃとゲラゲラ笑いだしたそうです。しかし美輪さんが「ヨイトマケの唄」を歌い出すとお客さんたちはみんな泣き出しました。それは美輪さん自身の人生が反映された「魂の歌」だったからですよ。 藤圭子さんなんかもそういう迫力がある人でしたね。 なんというか、そうやって「人を感動させてやろう」というのがおこがましいんじゃないかなと思います。 https://youtu.be/ghkSouCQsgw ビートたけしさんは非常に歌が上手い人ですが、この歌が人の心を動かすのは、ここに出てくる売れない芸人がビートたけしさん本人だったからこそだと思いますよ。 三山さんが悲しい歌を歌っても悲しく感じないのは、彼はデビューするとそのデビュー曲が10万枚を売り上げ、その翌年に日本レコード大賞の「作曲家協会奨励賞」を受賞し、更に翌年にはオリコンで演歌歌手チャート1位をとるというエリート街道を進んできたからじゃないかなと思います。彼は自らレコードを背負って頭を下げて売って回ったという経験がないからでしょうね。
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