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欧米人の「はっきり言う」は間違い?
良く「欧米人は言いたいことをはっきり言う」というけど、それは少し違うのかなと思います。というのも、言いたいことをはっきり言うと言うより、表現の降り幅がでかい、例えば悲しみに暮れたときや喜び、それらを顔と手、そして言葉で表現してるのが「言いたいことをはっきり言う」になってるんじゃないかと思います。 それは勘違いしてる人も多いところだとは思いますが「辛辣なことも躊躇なく言う」のとは少し違うし、アメリカ人にも「umm」とか「well…」とかためらいがちになる、または言葉を選ぶことだってあるのかなと思いますし。 または、アメリカ人にもオタクや陰キャはいるし、明るく陽気なイタリア人にもオタクや陰キャはいるんだからと思います。 いったいどう解釈で「言いたいことを言う文化」だと解釈されたんでしょうか?
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自己主張ははっきりしますし、こちらもきちんと自己主張しないと相手にされない部分はあります。 元阪神タイガースの吉田義男さんが野球のフランス代表の監督に就任したとき、ある試合で外野手がバンザイ守備をしたそうです。そのとき、彼はその場で「俺は悪くない!」ということを大声で主張し始めたそうです。もちろんその間にボールは転々としていて、その間にバッターはランニングホームランになりました。 吉田さんはまず「話はあとで聞くから、まずボールを拾え」というところから始めないといけませんでした。 私は昔、ほんのちょびっとだけアメリカの単科大学の授業を受けたことがありますが、そのときに高等教育の日米の差を強烈に感じました。 日本では、生徒がノートと教科書を広げて「さあ、教えてください」という態度です。生徒がノートと教科書を広げる。当たり前ですよね。 でもアメリカは、講師(教授)がノートと教科書を広げ「さあ、なんでも聞いてこい」という感じでした。だから生徒は講師に何を聞くかは自分で考えなければならない。質問を投げかけてこない生徒はその時点で「やる気がない」の烙印を押されて相手にもされない感じでした。自分から手を挙げて聞いてくる人にだけ相手をする感じです。 一方、講師も生徒からどんな質問のボールが飛んでくるかは分からないから、それには答えられないと「あの講師はダメだ」といわれてしまう。講師も生徒もお互いに緊張感がある関係だなと思いました。高等教育というのは、本来はこうあるべきなのでしょうね。 アメリカの陰キャはつらいでしょうね。たまにそういうYouが目を輝かせて来日しますね。
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- aeromakki
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ざっくりした分け方ですが、基本に非遊牧民の文化があるか、遊牧民の文化があるかで、その国の文化が変わってくると思います。 文化の基層というものですね。 例えば、日本は、典型的な非遊牧民の文化です。 ところが、中韓は、歴史を見ると分かりますが、遊牧民の文化です。 似ているようで、文化の基層が違うと、相互理解が難しいわけです。 台湾やインドネシアは当然、非遊牧民の文化ですから、日本に割合理解があると思います。 遊牧民は、他の地域に進出しては、侵略を繰り返してきた文化です。 侵略・略奪・征服が生活のベースにあった文化ですので、争うのが前提の文化です。 非遊牧民が現代に国家として残っているのは、どうしても島国や大陸の端っこばかりになります。 そこ以外は遊牧民系の人々に征服されてしまったからですね。 インド・ヨーロッパ語族は、典型的な遊牧民系の文化を持っています。 つまり、欧米=遊牧民系文化です。 はっきり言う傾向が基本にあるのは当然です。はっきり言わない征服者はほとんどいなかったでしょう。 日本だって、東北・九州を征服した大和朝廷には、帰化人が多数含まれていたのですから。 個人差と文化の基層を、区別して考える必要があります。 また、欧米でも、大陸の端にある国は日本文化に理解を示す傾向があると思いますよ。 独仏ですね。特に、フランスはケルト系文化の残存が強いから、日本文化の理解者が多いのかもしれません。 イギリスはバイキングの末裔が主流なので、田舎のほうに行くと日本と合う感覚の人は多いかも知れませんが、政治の主流は島国なのに遊牧民らしい歴史と伝統があります。 英米ほど、日本文化を軽蔑していた人々もインド・ヨーロッパ語族では無いんじゃないかと思います。 醤油をビートルジュースと蔑んでいたのは、つい最近の話ですしね。
お礼
ありがとうございます。昔の名残や昔の感覚が残り、武力行使も仕方ないというのはあるのかもしれないし、今でも銃を許してる国はそういった自分達の国を守らなければ自分の生活のベースも(土地も)とられるからって言うのは何となくではありますがわかりました。 しかしながら最近だと某前防衛大臣の外交では言いたいことを言う、毅然とした態度というのが評価を得たのは記憶に新しいです。 もしもこれが、「本当に言葉を選ばずに言いたいことを言う」という履き違えた解釈になるのなら 「ナニ言っても許される」「例え侮辱しても言いたいことは言ったんだ」というのは少し間違いなんじゃないかなと言うことです。 たしかに怒りを込め時には、押さえながら、理路整然と論理的に話をすると言うのはどの国でもおなじなんじゃないかなと思います。 もしも国のトップが本当に「言いたいことをはっきり言う」国になってしまったら、アメリカの前元青年実業家大統領のような分断と混乱しか生まないのも然りだと思います。 それでも許してる人もあれば「あれは品がない」「言い過ぎ」などの批判もあったみたいですが、 回答ありがとうございます
- kaitara1
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武力を背景に行う弱肉強食の生き方のことではないでしょうか。イギリスの海賊は有名ですが、フランスだってベトナムから漢字を取り上げたりアフリカでずいぶんひどいことをやっています。ロシアはヨーロッパかどうかわかりませんが、しかし中国だって同じですね。
お礼
ありがとうございます。たしかに侵略や略奪、植民地にされたなどの国はそういった意味では怒りのパワーはすごいです。 他の国には正直言ったことがないのでなんとも言えませんが来日した外国人の日常会話を聞いても、口調が国の言語によるものなのかは知りませんがすさまじいものがありました。 特に日本とまた中韓でも同じアジアのカテゴリーにはされてますが、まったくと言っていいほど歴史的なことでは違いますし、香港はイギリス領から抜け出してまだ日も浅い。(99年という長い月日に比べたらということです) なので、中韓香港と日本を比べても、似てるところはあれど国の「性格」は違うんだなと感じます。そういった意味では、「弱肉強食」の食う側か食われる側か食われてた側が食うのかとか、そういった複雑な歴史背景が色濃く残るのは面白いなと思いました。ありがとうございます。
- cajorei2021
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欧米かぶれの人間がマウント取るために調子くれて言ったセリフに過ぎません。 地方から上京してきた田舎もんが、たまに田舎に帰省したときにもう東京人になったつもりで調子くれて田舎をバカにして見せるのと一緒ですよ。 おそらく留学したけど英語を身につけることができなかった人が、英語を理解できないまま知ったかぶっただけでしょう。 察することばかりを相手に求めず、皮肉なジョークも交えてなるべく相手に伝えようとしてるだけというのは、海外の映画やドラマを見ていても分かると思うんですけどね。
お礼
たしかに、某SNSで言われてる「アメリカではい言いたいことを言う」はそういう意味では「口実や方便」に使われるのは違うなと思います。 何もアメリカさんだって「ムカついたから殴った56してやった」といって許されるわけではないし、悪いことをしたから殴ったとか、例えばコンビニに強盗が入ってきた、日本ならまずあり得ないけど女ですら暴力は当たり前、「悪いことをしたんだから殴るのは当たり前。殴らなかったら殴られてたのかもしれないし」というのもわかる。 しかしながら、日常的なことでは相手の出方にもよりますが直ぐに「FU○K!」などの侮辱言葉を吐き捨てるのはまれだと思います。 「言いたいことは言うけど理論的に論理的にいう」のがそれなんだと思います。 例えや比喩、たまには皮肉を交えて話をするのは相手に例えていうなら分かりやすく言えばそういうことだよわかるよね?といったニュアンスだと思います。人により伝え方はそれぞれですが 日本の文化の「本日もお日柄も良く」の頭言葉をすっ飛ばし、まずはストレートにかつ論理的に話すのは言い文化だと思うけれど初っぱなから頭を殴ることだとはまた違うと思います。わかりづらくてすみません。回答ありがとうございます
お礼
ありがとうございます。ただ、私が言いたかったのは「言いたいことをストレートに言うけど、なにも最初っから言葉を選んでボールを投げるわけではない」のかなと言うことです。 日本人の感覚としてはアメリカ映画であるすぐ髪をつかむ、殴る蹴る、「Fu○k」などの言葉をすぐ投げつける。とかではなく、論理的に倫理的にものは言うけど言葉を選んでないわけではないというのは思います。 日本で言う悪質なクレーマーが「クソヤロー」とか「ばか野郎~」と突発的に言うとかじゃなく、怒りを押さえながらも言いたいことは言うという印象はあります。 某SNSでは「欧米では言いたいことははっきりいう」を、なにかハキ違って「侮蔑的な言葉や他の文化や、立場の事の事も考えずに幼稚園児のようにすぐなんでも感じたことを言えばいい」というのとは違うんじゃないかというてんです。 まぁ、回答者さんの経験も少し勉強になりました。日本では規律に則って授業とかやってる節はあるので、例え斜め前の質問をしても「屁理屈なことを言う問題児」という烙印を捺されるのは日本だけなのかなと思ったり。回答ありがとうございます
補足
×言葉を選んでボールを投げるわけではない ○言葉を選ばずにボールを投げるわけではない