最後の一年の死者は何割か

質問

太平洋戦争の最後の1年で多くの人が死んだと言われています。
大体何割ぐらいですか？

7割、8割ぐらい？

回答No.2

f272 · ベストアンサー

市民を含む全国的な統計は存在しません。陸海軍の死者数なら公式な数字がありますが公表されていません。そこで陸海軍の死者数を公表している岩手県の例を挙げてみますと
1941.12.08-1942.12.31-- 1,222
1943.01.01-1943.12.31-- 2,582
1944.01.01-1944.12.31-- 8,681
1945.01.01-1945.08.15--13,370
1945.08.16------------------ 4,869
となります。1944.01.01以降で87.6％，1945.01.01以降で59.4％になります。

お礼

すると、7～8割というのも、あながち間違っていない概算かも知れませんね。

どうもありがとうございました。

回答No.1

eroero4649

昭和20年となると全国各地が空襲を受けて市役所のような行政機関も戦災で失われしまいましたから、何人の方が亡くなったのか正確な数字を把握することは不可能です。
例えば東京大空襲の死者もウィキペディアでは11万人となっていますが、8万人という説もあり、正確なところは分かりません。3万人も違うなら、えらい違いでしょ。

また日本本土が本格的に空襲を受けるようになったのも昭和20年になってからです。それまでは戦争は主に南の島で行われていたので、民間人の被害は顕著ではありませんでした。もちろん、フィリピンなどで現地の人々が巻き込まれて死傷するということはありました。
しかし本土空襲は明らかに市民をターゲットにしたものだったので、犠牲者はうなぎのぼりに増えたのは事実です。また物資不足による栄養失調での死や、十分な治療を受けることができずに病死した事例も多かったわけですから、そういったカウントされない関連死の人たちも含めたらどのくらいの犠牲者が出たのか、正確な数字を把握するのは無理でしょう。10万人単位の誤差がありますからね。

お礼

何割とは言えない、と。

ありがとうございました。